月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

静かな朝

2018-07-03 | 生活
昨夜帰ってから仮眠をとり、3時に起きてサッカーを見た。
夫は東京出張中。
途中まで一人で大喜びしていたが、悪夢のような結果に・・・。

私は特別サッカーファンというわけではない。
かといって、いわゆる「にわか」ファンというほども夢中にはなっていない。
夫がサッカー好きなので、一緒に見ているという感じだ。
でも見始めたらやっぱり面白いし、日本国民として日本が勝ち進んでくれることもうれしい。応援したくなるのは自然なこと。
特に今、仕事もあまり忙しくはないので時間的に余裕があることもあって、今回のW杯は日本の試合はもちろん、他のチームの試合までいくつか見てしまった。

夫とサッカーを見るというのは新鮮だった。
子供の頃は「キャプテン翼」をしっかり読んでいたので、夫とそんな話題でも盛り上がるのは楽しかった。
オフサイドをとられたら、「三杉君、オフサイドトラップ得意やったな」「めっちゃ才能あるのに心臓弱いねんなー」とか。
川島がスーパーセーブを見せたときは、「若林君なみに横飛びしてたで!今!」とか。
「オーバーヘッドキックが本当にあると知った時、びっくりしたわ」
「立花兄弟の、一人が寝ころんでもう一人が足の上に乗ってジャンプするやつあったなー」なんて、話は尽きない。

今は「ジャイアントキリング」を楽しみに読んでいるし、実は意外にサッカーというスポーツは好きなのかもしれない。
一人で二人を抜いていく足さばきや、うまいパスワーク、きれいにシュートが決まる瞬間などはうっとりしてしまう。
でもまあ、それくらいのもんで、青いユニフォームを着て日の丸を顔にペインティングしようとは思わない。

ただ、夫は私がサッカーに興味を持つと喜ぶので、夫の前で「大迫、ハンパないって!」を連発したり、本田の名言を教えてあげたり、川島の苦労話を語ったり、時には「ひるおび」で仕入れた知識を披露したりしている。
その結果、夫が東京出張でも、試合開始が夜中の3時でも、飲みに行った夜であっても、一人で起きて見るほどになってしまった。

今朝はニュースを見るのが嫌だった。また泣いてしまうから・・・。

午前中は花壇の植え替えをした。春の花が終わったので、夏の花に。
家の周りはとにかく静かで、隣の竹やぶから時折ウグイスの鳴く声が聞こえるだけだった。
その声が逆に静けさを感じさせるから不思議だ。

2時間程、静かな中で土と花と向き合った。心が穏やかになっていくのを感じた。
21株の花苗を植えた。
私はこんな時間が好きだなぁと思う。

明日から日曜までずっと雨らしい。
今日のうちに花壇の植え替えを終わらせておいてよかった。
次に晴れたら少しずつ花をつけていってくれるだろう。