11月はいつも気持ちが滅入る。
なんて退屈で、なんて憂鬱な月なんだろうかと毎年思う。
山が近いからか、1日のうちに何度も天気が変わり安定しない。
青空が見えていると思ったらもうすぐにポツポツと。
洗濯物を干したり入れたり、また干したり。
忙しいのに勘弁してくれ、と空に向かってぼやいてみたりする。
来週は少し仕事の谷間で、それほど詰め込まなくてもいいようだが、これから年末まで恐ろしいほど取材が入っているので、もう来週中に大掃除や年賀状の事もやっておきたいと思っている。
換気扇だって、もう3ヶ月くらい掃除していないし、本の断捨離も一度やろうと思ったきり進んでいない。
大きな本棚からは本があふれ、クロゼットに積み重なり、それでもまだあふれて、今は床に積まれている状態。
こういうのを一気に片付けて、そのまま年末までノンストップで駆け抜けたいと思っている。
取材の準備も必要だ。
いよいよ日本酒冊子の取材がスタートするのだ。
24日~27日まで、3泊4日で秋田と岩手へ行ってくる。
酒の銘柄で言えば、「雪の茅舎」「まんさくの花」「新政」「よえもん」の4つの蔵。
全て私が大好きで、長年飲み続けてきた酒蔵だ。ここに行って取材できるなんて、考えるだけでワクワクが止まらない。
ただ、失敗は許されない。だから、しっかり調べて下準備をしておかなければならない。
いい取材さえできれば、いい原稿は書ける。そんなもんだ。
4日も家を空けるので、夫の洗濯とかどうしようかなぁと思っていたら、ちょうど夫も同じ時にシンガポールへ仕事で行くことになった。グッドタイミングだ。
1日ズレているだけなので、これで何の心配もなく家を空けられる。
お酒のことばかり考えていたらちゃんとお酒の仕事が引き寄せられてきたんだなと思う。
実は、酒蔵ではないのだけど、老舗の酒販店の創業者の事を書く冊子の仕事も来ていて、東北から帰ったらこちらにかかることになる。
これもなかなか面白そうな仕事だ。60ページなので、まとまった金額にもなるし。
それと並行して、職人さんの取材を12件ほど。12月も他の件の酒蔵取材があるみたいだし、本当に毎日取材に出て行く感じになりそうだ。
人生で取材した人数って、既に1000人ではすまないと思う。年間100人としても1700人。
随分いろんな人の生き方・考え方・人生を垣間見させてもらった。ライターという職業の醍醐味だ。
お酒の仕事が来るようになって、日本酒の専門家みたいなライターさんと出会って、改めて自分は何を書きたいのかなぁと考えてみた。
その日本酒ライターの方は、ライターにはあまりこだわっていない。とにかく日本酒のことを仕事にしたいのだと、いろんなイベントを企画したり監修したりという仕事が半分以上。
それを聞いたとき、自分は違うなぁと思った。別に「日本酒ライター」になりたいわけではないのだ。
そりゃ、好きなお酒のことを書けるのはとても嬉しいけれど、別に日本酒のことだけ書いていたいわけではないし、ましてや日本酒に関わる別のこと(例えばその人のようにイベント企画など)をしようとは全く思わない。興味もない。
自分はやっぱりずっと「人」のことが書きたいのだ。
それも「働く人」のこと。
仕事をする人の情熱、誇り、創造力、挑戦、守りたいもの、愛・・・そういうものを追って書き続けたい。
それが酒蔵であっても、ITの会社でも、機械の部品を造っている会社でもいいのだ。
小さな家族経営の企業であっても、東証一部上場会社であっても。
企業と人、働く人を書くことが一番好きだし面白い。
そのことを最近はとても実感している。
ちょっと前にも書いたけれど、もうポテンシャルだけで書ける仕事というのには対応できなくなっている。
今やっている小冊子がまさにそれで、予想していたよりも書くのに時間がかかってしまっている。
はっきり言うと、頭が悪くなってきているのだ。だから、うまくまとまらない。
でも、「企業と人」のことは別だ。これは自分が17年間ずっとやり続けてきたこと。
そのことにちゃんと自信とプライドをもって仕事をしたいと思っている。別にポテンシャルでやってきたわけじゃない。何百人もの人に会って、書き続けてきたという事実があるのだから。
酒蔵取材も少し不安が残っていたのだが、そう思うようになってから吹っ切れたように思う。
業種が「酒造業」であるだけで、これまでやってきた企業取材と何ら変わらないと思えばいいのだと。
いい取材ができるし、いいものが書ける。それを自分は信じていいのだと思う。
これから先、何十と酒蔵を取材していくことになるわけだが、その冊子に書くのとは別に、自分の酒蔵訪問日記的なものを書きたいなと思っている。ブログにではなく、別にまとめておきたい。
いつかそれをまとめて、本にできないだろうか・・・。
昨日、ふとそんなことを思いついて、それでまたワクワクしている。
ただ、宣言はやめておこう。
またいろんな人のつっこみが怖いので・・・笑
なんて退屈で、なんて憂鬱な月なんだろうかと毎年思う。
山が近いからか、1日のうちに何度も天気が変わり安定しない。
青空が見えていると思ったらもうすぐにポツポツと。
洗濯物を干したり入れたり、また干したり。
忙しいのに勘弁してくれ、と空に向かってぼやいてみたりする。
来週は少し仕事の谷間で、それほど詰め込まなくてもいいようだが、これから年末まで恐ろしいほど取材が入っているので、もう来週中に大掃除や年賀状の事もやっておきたいと思っている。
換気扇だって、もう3ヶ月くらい掃除していないし、本の断捨離も一度やろうと思ったきり進んでいない。
大きな本棚からは本があふれ、クロゼットに積み重なり、それでもまだあふれて、今は床に積まれている状態。
こういうのを一気に片付けて、そのまま年末までノンストップで駆け抜けたいと思っている。
取材の準備も必要だ。
いよいよ日本酒冊子の取材がスタートするのだ。
24日~27日まで、3泊4日で秋田と岩手へ行ってくる。
酒の銘柄で言えば、「雪の茅舎」「まんさくの花」「新政」「よえもん」の4つの蔵。
全て私が大好きで、長年飲み続けてきた酒蔵だ。ここに行って取材できるなんて、考えるだけでワクワクが止まらない。
ただ、失敗は許されない。だから、しっかり調べて下準備をしておかなければならない。
いい取材さえできれば、いい原稿は書ける。そんなもんだ。
4日も家を空けるので、夫の洗濯とかどうしようかなぁと思っていたら、ちょうど夫も同じ時にシンガポールへ仕事で行くことになった。グッドタイミングだ。
1日ズレているだけなので、これで何の心配もなく家を空けられる。
お酒のことばかり考えていたらちゃんとお酒の仕事が引き寄せられてきたんだなと思う。
実は、酒蔵ではないのだけど、老舗の酒販店の創業者の事を書く冊子の仕事も来ていて、東北から帰ったらこちらにかかることになる。
これもなかなか面白そうな仕事だ。60ページなので、まとまった金額にもなるし。
それと並行して、職人さんの取材を12件ほど。12月も他の件の酒蔵取材があるみたいだし、本当に毎日取材に出て行く感じになりそうだ。
人生で取材した人数って、既に1000人ではすまないと思う。年間100人としても1700人。
随分いろんな人の生き方・考え方・人生を垣間見させてもらった。ライターという職業の醍醐味だ。
お酒の仕事が来るようになって、日本酒の専門家みたいなライターさんと出会って、改めて自分は何を書きたいのかなぁと考えてみた。
その日本酒ライターの方は、ライターにはあまりこだわっていない。とにかく日本酒のことを仕事にしたいのだと、いろんなイベントを企画したり監修したりという仕事が半分以上。
それを聞いたとき、自分は違うなぁと思った。別に「日本酒ライター」になりたいわけではないのだ。
そりゃ、好きなお酒のことを書けるのはとても嬉しいけれど、別に日本酒のことだけ書いていたいわけではないし、ましてや日本酒に関わる別のこと(例えばその人のようにイベント企画など)をしようとは全く思わない。興味もない。
自分はやっぱりずっと「人」のことが書きたいのだ。
それも「働く人」のこと。
仕事をする人の情熱、誇り、創造力、挑戦、守りたいもの、愛・・・そういうものを追って書き続けたい。
それが酒蔵であっても、ITの会社でも、機械の部品を造っている会社でもいいのだ。
小さな家族経営の企業であっても、東証一部上場会社であっても。
企業と人、働く人を書くことが一番好きだし面白い。
そのことを最近はとても実感している。
ちょっと前にも書いたけれど、もうポテンシャルだけで書ける仕事というのには対応できなくなっている。
今やっている小冊子がまさにそれで、予想していたよりも書くのに時間がかかってしまっている。
はっきり言うと、頭が悪くなってきているのだ。だから、うまくまとまらない。
でも、「企業と人」のことは別だ。これは自分が17年間ずっとやり続けてきたこと。
そのことにちゃんと自信とプライドをもって仕事をしたいと思っている。別にポテンシャルでやってきたわけじゃない。何百人もの人に会って、書き続けてきたという事実があるのだから。
酒蔵取材も少し不安が残っていたのだが、そう思うようになってから吹っ切れたように思う。
業種が「酒造業」であるだけで、これまでやってきた企業取材と何ら変わらないと思えばいいのだと。
いい取材ができるし、いいものが書ける。それを自分は信じていいのだと思う。
これから先、何十と酒蔵を取材していくことになるわけだが、その冊子に書くのとは別に、自分の酒蔵訪問日記的なものを書きたいなと思っている。ブログにではなく、別にまとめておきたい。
いつかそれをまとめて、本にできないだろうか・・・。
昨日、ふとそんなことを思いついて、それでまたワクワクしている。
ただ、宣言はやめておこう。
またいろんな人のつっこみが怖いので・・・笑