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高安、初優勝ならず!(2025.03.24)

2025-03-24 10:33:01 | 日本の時事風景
昨日の日曜日は忙しかった。

午前9時から属する町内会の総会に参加し、午後からは属するシルバー人材センターが主催している映画鑑賞会のボランティアをした。

後者について、今回は去年から引き続き『男はつらいよ』シリーズ第15作目の「寅次郎相合傘」篇でマドンナが役柄リリーこと浅丘ルリ子の予定だった。

ところが先週の水曜日だったか、歌手で女優のいしだあゆみの訃報を知り、いしだあゆみが寅さんシリーズのマドンナ役だったのがあったと思い、調べたところ第29作目の「寅次郎あじさいの恋」があり、急遽、差し替えたのである。

いしだあゆみが芸能界で鮮烈な印象を残したのが、誰もが知る名曲「ブルーライトヨコハマ」なので、映画を鑑賞する前にスマホのユーチューブからスマホのWi-Fiに連動させたスピーカーを使って会場に流した。

たしかに名曲である。曲調が特に良い。これは筒美京平の作曲で、それまで5年くらいヒット曲らしいヒット曲がなかったのだが、この歌で一気にスターダムに上り詰めた。

公称で売れたレコードは150万枚だそうで、この数は美空ひばりの大ヒット曲「柔」に次ぐのではなかろうか。

会場に来ていたシルバーの女性たちの間では一緒に歌を口ずさむ人が多く、間違いなく彼女たちの青春の思い出の曲だろう。

この寅さんシリーズ「あじさいの恋」についてはまた取り上げることがあると思うので、これ以上書かないが、ここからは大相撲の関取高安が初優勝を逃したことについて書いていく。

千秋楽の昨日、高安も大関大の里もともに本割では白星を重ね、ともに12勝3敗になり、優勝決定戦となった。

これまで高安と大の里は10日目に対戦しており、高安のほうが勝っていた。

千秋楽の両者の本割の取り組みは、高安が小結の阿炎に快勝し、大の里も大関琴桜を危なげなく破っていたので、勝敗としては五分だなと楽しみにしたのだが、高安が大の里の早い取り口にしてやられた。

無念そうな高安には同情の他ない。

高安は35歳。これまで千秋楽の時点で優勝圏内に入ったのが今回を入れて9回もあり、そのうち3回は優勝決定戦になったのだが、結局、一度も賜杯に手が届かなかった。

同じ、と言っては何だが、フィリピン出身の母親を持つ御嶽海(32歳)は何年か前に優勝をしているので、本人が意識しているかどうかは分からないが高安も「何としても俺も」と思わないとは言えまい。

それに高安は歌手の杜このみを嫁にしており、杜このみはあの演歌歌手細川たかしの弟子だというから、なおのこと興味がわく。福祉大相撲でゲスト歌手として出演した杜このみに美声を聴かせたのが縁だというのも面白い。

35歳か、うーん・・・次があるのかと思ってしまうが、こうなったら幕の内最高齢初優勝者に名乗りを上げるのも一手か・・・。

その一方で、ウクライナ出身の安青錦は千秋楽前日の時点で10勝4敗と好成績だったため、千秋楽では関脇の王鵬に挑んだが、何と勝利をおさめて11勝4敗、初土俵から10場所目という早さで敢闘賞に輝いた。

21歳になったばかりの若武者ぶりには驚かされる。同じウクライナ出身の獅司(28歳)だが、9勝6敗とこれも好成績を残した。

またウクライナの「敵国」ロシア出身の浪雅は十両だが11勝4敗で準優勝。十両の優勝は草野で14勝1敗だった。サイトによると草野は熊本県生まれ、日大相撲部出身の23歳。

最近、20代前半の力士の活躍が目立つ。大の里24歳、伯桜鳳21歳、豊昇龍・尊富士・王鵬25歳、平戸海24歳、熱海富士22歳などなど・・・。

それに比べると、高安の35歳はベテランもいいところだ。だが玉鷲の40歳や宝富士の38歳、佐田の海の37歳も頑張っているぞ。

(追 記)
高安は四股名ではなく本名を名乗っている。幕の内では他にはあの遠藤がいる

遠藤は人気度抜群の相撲巧者なのだが、三役に一度上がった切りでずっと平幕に低迷している。

別に験を担ぐわけではないのだが、本名をなぜ関取らしい四股名に変えないのだろうか?

四股名を付けた方が自他ともに関取としての貫禄と言うか、自覚というかが心理的に増すように思うのだが、どうなんだろうか?

四股名を嫌がる理由があるのなら聞いてみたいものだ。

最も、遠藤と同じ石川県出身の輪島は本名のまま横綱にまでなったから、本名だから昇進が妨げられるというわけではないのだが・・・。

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