今日、鹿屋市の大姶良小学校では運動会があった。
昨日は大雨で開催が危ぶまれたが、今朝は雨は上がっており天気予報では一日曇りということで、孫の3人が出るという9時からの運動会を見に出かけた。
大姶良小学校の設立は明治8年(1875年)で、今年が創立150周年という。
そのせいか上り旗が校庭のところどころに立てられ、150周年のキャッチフレーズが書かれていた。

テントの角に上り旗が見える。キャッチフレーズは「おおあいラブ」だったと思う。大姶良の最後の「ら」に「ぶ」を加えて「ラブ」(love)とし、みんなが愛する大姶良――の意味を含ませたのだろう。
創立150周年とは古い話だ。学制の開始が明治5年(1972)だったから、ほぼ同時に学校が作られたことになる。
運動会の花形はやはり「かけっこ」だ。

どの子も一生懸命必死の形相で走っていく様は、見ている者に元気をくれる。
昨日の大雨でグラウンドに水が溜まったりしてはいないかと危惧したが、今朝は砂地の走路にたっぷり水がしみ込んだため、かえって砂ぼこりが立たず、滑らずで走りやすかったようだ。
南東からの風がやや強く、この時期としては肌寒かったが、カンカン照りになるよりかは子どもたちも応援している方も楽と言えば楽だった。
意外なのは、あの運動会特有の大音響の「天国と地獄」が一度も流されなかったことだ。徒競走やリレーには昔から付きものなのだが、昨今は採用されなくなっている。一説では大音響が近所迷惑だということらしい。
それなら音の大きさを絞って流せばいいのに、などと思うのだが、流れる曲目は最近の流行歌であり、たしかに音量は小さい。

この小学校の運動会の特徴は、小学校ながら紅白に分かれて応援合戦があることだ。
さすがに三々七拍子まではないが、太鼓の連打に合わせて代表の生徒十人くらいがきびきびとしたパフォーマンスをしていた。
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