鴨着く島

大隅の風土と歴史を紹介していきます

やっと梅雨明け本番

2021-07-27 09:10:52 | おおすみの風景
鹿児島で梅雨明け宣言が出されたのは7月11日で、5月11日の例年より2週間ほども早かった梅雨入りからまる2か月、ようやく明けたかと思ったのだが、その後もすっきりした夏空は無く、台風6号の余波で曇りがちの風の強い日々が続いた。

しかし今朝は朝日の昇る東の空が久しぶりに高く晴れ、青空が顔を見せた。

ウッドデッキに絡ませた朝顔が、今朝はかなり多目に咲いていたので、写真を撮ろうとデッキに出ると、途端にセミの鳴く声があちこちから聞こえて来た。クマゼミがほとんどのようだが、アブラゼミらしき声も交じっている。

昨日の夜、道路の街路灯に一匹のやや大きな虫が盛んに体当たりを繰り返し、その後地面に落ちたので「もしかしてカブトムシか」と近寄って見たのだが、なんとアブラゼミだった。今朝の鳴き声の主だったろうか。


デッキの手すりに絡んだ、というより、絡ませ過ぎた朝顔。去年種を取っておいたのを蒔いたのだが、ほとんどが白花だった。まるでユウガオの花のようだ。

〈朝顔に 手すり取られて・・・〉では、余りすっきりした感じがしないが、夏には欠かせないのが朝顔である。

庭の花では2か月前から咲いているホウセンカとポーチュランカ、ひと月前から咲き出したサルスベリ、そしてつい3,4日前からのテッポウユリ(高砂ユリ)などが彩っている。何にしても、快晴と高温こそは彼らの大好物でよくマッチしている。


同じように高温の中、汗だくの花が咲いているのが東京オリンピックだ。

高温でもカラッとしていればまだしも、日本の真夏は欧米人やアラブ人などからしたらまるで「サウナの中」らしい。

開会式前の女子ソフトボールの試合で対オーストラリア戦を見たが、今が冬のオーストラリア人からすれば耐え難いほどの暑さだったに違いない。早々と来日してこちらの気候に順応しようと努力したようだが、3本の2ランホームランを打たれ、5回コールド負けを喫していた。

彼らは、アメリカの利権まみれのテレビメディアによる勝手な日程のごり押しで、気候の良い秋にすれば何の問題もなかろうにわざわざサウナ並みにくそ暑い真夏の東京でやらされた被害者だろう。

今後も利権が主役の、今度のような夏季オリンピックになるのなら、もうご免だ。南半球の国でやればよいのだ。東京はじめ日本の都市は金輪際立候補しないことだ。

その代わり冬のオリンピックは何度でも立候補してよい。日本の雪質と量は世界でも定評があり、しかも多くは温泉地帯の中に在るという、これまた世界でも稀な存在感を持っている。

ただし簡素な運営を提供しなければなるまい、金まみれにならぬように。

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