父の七回忌のため実家の小倉にただ今帰省中です。
振り返ると、結婚→民宿開業→父の死→母の闘病→子供を出産・育児…と怒涛の七年間でした。
幸せなことも沢山ありましたが、父の死はこれ以上ないくらい辛くて悲しい出来事でした。
多趣味の父でしたが、その中の一つ油絵と、わたしの陶芸とで、父の喜寿(七十七歳)に親子展をするのが父の夢でした。
父が余命一、二ヵ月と診断された時に、父の夢だった親子展を…と思い立ちました。
場所は下関の長府庭園。
父は個展開催の一週間前に力尽きて逝ってしまいました。
骨壷は亡くなる直前に父から作ってくれと言われ、急ピッチで作ったもの。
静かに泣きながら父の好きな梅の花を最後に絵付けしたのを覚えています。
枝を描く時は、天に天に向かって枝葉が天に届くイメージで夢中で描きました。
個展開催日には、「夢かなったね」という見出しで大きな記事を山口新聞さんが書いて下さり、おかげで三百名余りの方が親子展に足を運んで下さいました。
あれから六年。
ようやく陶芸を再開予定です。
約束の喜寿の年まであと三年。
それに目標を掲げて父の夢を叶えてあげたいと思います。
自給自足が夢だった父と、それを実際やっている現在のわたし。
命のリレーのバトンタッチには、夢や意志や思いもバトンタッチされてるんでしょうね。
父が育てたネーブルオレンジは、七回忌の今日も庭でたわわに実をつけています。
振り返ると、結婚→民宿開業→父の死→母の闘病→子供を出産・育児…と怒涛の七年間でした。
幸せなことも沢山ありましたが、父の死はこれ以上ないくらい辛くて悲しい出来事でした。
多趣味の父でしたが、その中の一つ油絵と、わたしの陶芸とで、父の喜寿(七十七歳)に親子展をするのが父の夢でした。
父が余命一、二ヵ月と診断された時に、父の夢だった親子展を…と思い立ちました。
場所は下関の長府庭園。
父は個展開催の一週間前に力尽きて逝ってしまいました。
骨壷は亡くなる直前に父から作ってくれと言われ、急ピッチで作ったもの。
静かに泣きながら父の好きな梅の花を最後に絵付けしたのを覚えています。
枝を描く時は、天に天に向かって枝葉が天に届くイメージで夢中で描きました。
個展開催日には、「夢かなったね」という見出しで大きな記事を山口新聞さんが書いて下さり、おかげで三百名余りの方が親子展に足を運んで下さいました。
あれから六年。
ようやく陶芸を再開予定です。
約束の喜寿の年まであと三年。
それに目標を掲げて父の夢を叶えてあげたいと思います。
自給自足が夢だった父と、それを実際やっている現在のわたし。
命のリレーのバトンタッチには、夢や意志や思いもバトンタッチされてるんでしょうね。
父が育てたネーブルオレンジは、七回忌の今日も庭でたわわに実をつけています。