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☆おカミさん☆

What one likes,one will do best!
 ~好きこそ物の上手なれ~

主人のおはなし会 その①

2012-03-18 | イベント
今日から5日間、尾道~福山~岩国・・・と
主人への講演依頼が三つあり、行ってまいります



こちらの福山市鞆町は、あの「崖の上のポニョ」の舞台になった町だそうで、
ポニョファンの子供も(わたしも!!(笑))楽しみにしています

こちらの町並みや、蔵を改造して作られた会場も楽しみのひとつです

講演は二部構成になってます。
第一部 海と人と塩のお話
第二部 百姓という生き方(今後の暮らし方のヒント)

まだお席が残っているようです。
ご興味のある方はぜひいらしてください

お問い合わせ・ご予約は・・・
090-9109-7653 山根さん
084-941-5011





《初女さんのお話会》

2012-03-14 | イベント
東日本大震災からちょうど一年のこの日。
初女さんのお話会が行われました。
場所は、山口市の「菜香亭」。
いつも素晴らしい外観を見て通るだけだったこの場所での開催。
午前中の「おむすびの会」の会場同様、
初女さんの講演会に本当に相応しい場所。(スバラシイ!!!)

朝の「おむすびの会」に引き続いての夜の開催だったため、
この日朝から一緒に山口入りした子供たちも、どうやら
ガマンの限界だったようで、講演が始まってもゴソゴソソワソワ落ち着かない様子
大人の都合にふりまわされた一日なので、子供たちにも申し訳ないという思いが半面、
大切な初女さんのお話を一言一句聞き逃したくない自分との葛藤・・・
結局、子供たちに付き合い、お話を半分くらいしか聞けませんでした(涙)

そんな中、これだけは、一生心にとめておこうと思ったお言葉。
「子育てで一番大切なのは、《受け入れる》こと」
「愛とは、《受け入れる》ということ」

初女さんだって、お一人の人間なので、
腹が立つこともあるそうです。
もちろん思い通りにいかないこともたくさん。
でもそういう時は、ムリに結果を出そうとせず、
静観してじっとひたすら待つのみ・・・なのだそう。
時が解決してくれ、また時が必ず修復のチャンスを与えてくれる・・・と。

わたしはこの初女さんのお言葉を聞いて、この一句を思い出しました。

『引き潮の 引くは満ち来る 明日あり
心静かに 時を待つべし』

わたしはいつもおみくじをひいた時、
吉凶よりも書かれている文章をとても大切に思います。
この文章は25才くらいの頃、
もがき苦しんだ時期にひいたおみくじに書かれていた言葉。
今でもずっと胸に留めている言葉です。

他人をもご自分をも、ありのままに受け入れられている初女さん。
凜としたそのお姿は、神々しくもありました。
わたしは大抵感動したり、うれしい時は、どんな人にも握手を求める方なのですが、
初女さんには到底それが出来ませんでした。

初女さん執筆のご本に一筆お言葉をいただきました。
「いのちの森」

たくさんのいのちを慈しむ初女さん。
そのお姿は「愛」を越えて「慈悲」のお姿でした。

わたしも初女さんのように、いいことも悪いことも
すべての経験を人生に活かせるような、
すべての経験が自身の存在に表れるような、
そうして、自分の存在により誰かの背中をそっと押してあげられるような、
そんな生き方をしていきたいです

主催されたわっか屋のまいちゃん、めぐちゃん。
夜通しのご準備、大変お疲れさまでした
お二人の見えないご苦労のおかげ、
そして、快くお手伝いされていたみなさんのおかげで、
一生涯忘れることのできない素晴らしい経験をさせていただきました
本当に本当にありがとうございました












・・・心を結ぶおむすび・・・

2012-03-14 | イベント
ずっとずっとお目にかかりたかった佐藤初女さん。
先日、夢のひとつがかないました

少人数での開催となった午前中の「おむすびの会」
200名を越えるお客さまが集まった夜の部の講演会。

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「おむすびの会」の模様から。

実は、この日の2日前から39度の熱が出てしまい、
一時はキャンセルしないといけないのかなぁ・・・と覚悟していたのですが、
当日、37度台まで下がり、どうしてもお会いしたかった初女さんの元へ。
フラフラになりながらも、出発前に40名分のおかずを作る。。。
ここ油谷大浦の肉厚のひじきの煮物と、先日から仕込んでおいた大根の松前漬けを。
 ひじき煮には、わが家で摂れた人参としいたけ、宮島庵さんの油揚げ、わっか屋さんで購入の緑豆を一緒に。

会場は、山口市内のこんなステキな場所で。(わっか屋さんの近く)


①お米の研ぎ方から。
今は、昔に比べて、精米の技術が高くなっているので、「研ぐ」というよりは、
両手をこすり合わせるようにして、やさしく「洗う」感じでお米を研ぎます。
お米の浸水時間は、初女さんが色々試してみた結果、おむすびには《30分》の浸水が
一番理想の炊き上がりになるらしいです。
お水に浸す前は透明なお米が、30分経つと、水分を吸って乳白色になります。
炊く時の水加減は、少し少なめ。炊き上がりはやや固めが理想。
そうすることで、お米の一粒一粒の間に空気が入り、
チカラのあるおむすびになるんだとか。

※大判の海苔を用意しておきます。
海苔の表(光沢のある方)を中にして、まな板の上で丁寧に折って手で切り、
端2センチを切り取って、さらに半分にしたものを手で切る。
4枚(おむすび2つ分)出来上がります。
海苔は出来るだけ、無添加のものを。

②おむすび専用のまな板の上を濡れ布巾で充分に湿らせておきます。(おむすびがくっつかないようにするため)
その上に、浅めのお碗によそったご飯を乗せていきます。
2カップで、おむすび5個作れる目安です。


③梅干を箸を使って種を取り出し、4等分にして、
まな板の上のご飯の中央部分に置いていきます。


④梅干を包むようにして握っていきます。
一番最初に手を十分水で濡らし、余分なお水は切って、
お塩ひとつまみ(3本指で)を手の平にすり合わせ握っていきます。
注意すべきことは、毎回手をお水で濡らさないこと。
初女さん曰く「ご飯がのびてしまう」そうです。
おむすび5個か6個目で、ようやく指先に少し水をつける程度です。
(※炊き上がったご飯に使うしゃもじも、先の方だけ水で濡らします)
(※お塩は、「海の塩(天然塩)」を・・・と初女さん。
今回のおむすびの会では、主人のお塩を使っていただきました)

⑤①で用意しておいた海苔をご飯の上にかぶせ、手で覆います。
ひっくり返して、もう一枚の海苔を隙間をうめるように
かぶせます。(海苔同士が互い違いになるように包みます)
握り加減は「強すぎず・弱すぎず」

⑥出来上がったおむすびは、きれいなタオルの上に。
こうすると、時間がどれだけ経っても、海苔がべちゃっとしないのです。
持ち運ぶ時は、タオルに包むのですヨ。
(きっと、おしぼりタオルのようなものが良いです)


最後に、主催者のわっか屋のまいちゃんと、おむすびをパクリ


たかがおむすび、されどおむすび。
おむすびをこんなに丁寧に作ったことはこれまで一度もありませんでした。
でも、初女さんの、このおむすびが、どれだけの方を救ってきて、
どれだけパワーのあるものなんだ・・・とお話されていたお姿。
一生忘れません。

おむすびの会では、本当にたくさんの方が気働きされていて、
そんなステキな方々に囲まれて、最初は体調がフラフラだったのも、
気づくと、心も体も軽くなっていました
そして、初女さんが、わたしの作った松前漬けをとっても気に入ってくださり、
ガンバって作ってきてよかったぁ・・・と嬉し涙が出ました。

初女さんは最後にこうおっしゃいました。
おむすびを作る時、お料理をする時は、いつも無心でやっています・・・と。
それでも、「心を込める」ことを大事に大事にされています。
きっと「心を込める」っていうことは、常日頃の自分の心のあり方を
丁寧に謙虚にまっすぐに・・・常にそういう状態に維持することなんじゃないかな?
初女さんにとって、「心を込める」ということは、
特別なことではなくて、きっとそれが「日常」のことなんだ・・・そう感じました

お部屋のあちらこちらに、おもてなしのお花がこちらは、フキノトウや人参の葉の生け花。

おむすびの会は、温かい心の通い合い・丹精込めて育てられた食材・心のこもったお料理・おもてなしのお花・・・すべてがハーモニーとなって、何とも言葉では表わせないような、一生涯忘れることの出来ない幸せなひとときでした


















美味しい♪カワイイ♪大好き♪

2012-02-21 | イベント
岩国で雑貨やさんを営むくりりんごさん。
いつもお世話になっている彼女から、美味しいもの&カワイイものが届きました


お豆腐で出来た生チョコスコーン米粉のガトーショコラ

くりりんごさんのスコーンは、わたしの大好物
約20年前(!)にイギリスで食べたスコーン以来の感動の美味しさ
スコーンは自分でも作るけど、くりりんごさんのスコーンは別格!!
今回は、わたしのリクエストの、炒り玄米のスコーンを作ってくださいました

そしてそして・・・またまた大感動したのが、
お豆腐で出来た生チョコ。
わたしもよく、豆乳やお豆腐などでスイーツを作りますが、
どうしても豆豆しい独特な香りが最後に残りがちですが、
このくりりんごさんのお豆腐生チョコは全くお豆腐を感じさせない!!
ちょっとしたカルチャーショックでした
ポイントはメープルシロップとラム酒なんだとか。
本当に美味しすぎました

そして・・・
お手製のフワフワのネックウォーマーに、子供たちへカワイイ手編みのヘアピン
ピンクのペネロペがとってもキュートです


くりりんごさんとは「暮らし市」にお越しいただいてからのご縁。
急速に仲が深まりましたネ
来月は、くりりんごさんのお店で、主人の講演会も開いていただけるようになりました


この日は、くりりんごさんとわたくしが、《塩スコーン》をみなさまにふるまう予定です!
(あくまでも”予定”ですヨ
くりりんごさんとの初めての共同作業にも、今からワクワクしています
くりりんごさんのご厚意により、参加費用は無料だそうです。
ぜひご都合がつく方は、遊びにいらしてください


●くりりんごさんのお店《1cho-me 19Banchi》●
岩国市中津町1-19-34
090-5701-1905










●インド音楽&カレーランチ●

2012-02-20 | イベント
暦の上では、もう春ですね
日中も風はまだ冷たいですが、日差しがポカポカ暖かいですよね
イチバン大好きな季節が始まります
イベントもいろいろ企画していきますヨ。

この春のイベント、第一弾のご紹介です

《悠久のインド宮廷音楽 ~サントゥール・タブラコンサート~》


お申し込みは一週間前の4/23(月)までに、百姓庵までお願いします。
お電話・メール・FAXどちらの方法でも大丈夫です。

(FAX兼用)0837-34-0377
 hyakusho_an@ybb.ne.jp
(※メール・FAXでのお申し込みの方へは、ご確認のためのご連絡を入れさせていただきますので、
必ず「お名前・お電話番号・ご参加の人数・ランチ要不要」をお書き添えの上、ご予約くださいませ)

サントウールは、ピアノの原型ともいわれ、その100弦琴の奏でる音は、水を流るるが如し。
タブラは二つの太鼓で織り成すいくつも重なる倍音で、悠久の時間へと誘います。
川をゆっくりとくだり、段々と勢いを増して海へ流れいくような流れをもつこの音楽は、心身のヒーリングにもなります。

心地よいヒーリング音楽、そして百姓庵自慢のカレー&おかみ特製デザートで、
一日ゆったりのんびりしてみませんか?
たくさんの方のご参加お待ちしてます






残念><

2012-02-02 | イベント
今日は以前から楽しみにしていた防府の空間茶天さんでのイベント。
県内のいろんなジャンルの作家さんが一同に集い、
作品を手に取ったり、作家さんたちと一緒にお食事したり・・・
と、普通一般のギャラリー展示とは違った、粋なイベント

前々から気になっていた陶芸作家さんも二組いらしてて、
それはそれは楽しみにしていたのですが・・・

朝起きると家の前は雪景色
海の真横にあるわが家。
雪が積もるのは滅多とないのですが。
道路交通情報を見て・・・山越えはどうしても難しく・・・仕方なく防府行きを断念

主催者のさくともさんにお詫びのお電話を入れ、
また次回もぜひ開催してください!!と懇願

今日は珍しく、少々フテクサレ気味なわたくしです(笑)

お世話になっている方へ配ろうと思って昨晩せっせと作った
スノーボールクッキーたちも少々物悲しく・・・

縁側に干していた大根たちも雪をかぶってこんな様・・・

今日は大人しく、大根の松前漬けを作ることにします
そんなわたしを横目に、子供たちはお出掛け用に作ったお弁当を楽しそうに食べてます

●さくともさんブログ●
http://onukiya.soreccha.jp/e215307.html

イベントの成功をお祈りしてます







●来春の「佐藤初女さん講演会」●

2011-12-03 | イベント


あの、日本のマザーテレサ、佐藤初女さんが山口にやってきます!!!
お近くのお店にて前売り券をお求めください
(当日券の販売はありませんのでご注意ください)
(遠方の方にはチケット送付も出来ます、ご相談ください→百姓庵まで
東北大地震から一年目のこの日に、佐藤初女さんの「心」に触れてみませんか?

「いのちをつなぐ日々の祈り」
~佐藤初女さん講演会~

日時  2012年3月11日(日) 18時開場
   ・講演 18時半~20時
   ・分かち合い(質疑・応答) 20時~20時半

場所  山口市菜香亭 大広間

参加費  前売り 2500円  小学生 1000円
 (当日券はありませんので、ご予約をお願いいたします)

定員  150名

主催  おむすびの会

後援  山口市 / 山口市教育委員会

チケットお取り扱い 
 ・自然菓子工房 欧舌 (田布施 0820-52-2038 )
 ・冨永酒造(加賀屋工房) 
  (周南市櫛ヶ浜  0834-25-0345)
 ・ひびきの森 (宇部) 
 ・百姓庵 (長門市油谷 0837-34-0377)
 ・わっか屋 (山口市 083-932-7880)

お問い合わせ  083-932-7880 (わっか屋)


佐藤初女さんプロフィール 
 1921年、青森県生まれ。
 小学校教員などを経て、弘前染色工房を主宰。
 1983年、自宅を開放して、「弘前イスキア」を開く。
 1992年、岩木山麓に「森のイスキア」を開く。
苦しみを抱え、救いを求めて訪れる人たちを受け入れ、
食事をともにし、寄り添う活動を続けている。
 1995年、映画「地球交響曲(ガイアシンフォニー)第2番」でその活動が紹介される。
 イスキアでの活動のほか、国内外で講演やおむすび講習会などを続けている。
 著書 「いのちの森の台所」(集英社)
     「初女さんのお料理」(主婦の友社)
     「今を生きる言葉<森のイスキア>より」(講談社)
     「いのちを養う食」(講談社) など多数