絵本の読み聞かせをしていると、登場人物が歌う、という場面がよく出てきます。
そのまま読むこともあれば、勝手にふしをつけて歌うこともあります。
昨日の老人ホームでの読み聞かせに来ていた、会の代表者のお友達で神戸からはるばるやってこられたという白髪の素敵な女性は、お話の最後に唱え歌があって、その部分を“ねんねんころりよ、おころりよ”のふしで歌って、そのお話を閉じられました。
なんというか・・・・。
どんな芸術的なプロの演奏もかなわないって、こういうことなのかなあ、と思うようなしみじみとした歌声だったのです。
どちらかといえば音程もはずれがち、声もところどころかすれて不自然なビブラートがかかっていたのですが、まるで小さいころ、おばあちゃんの背中で聴いた子守唄のようなあたたかみがあり、不自然なビブラートだからこそ、故郷をおもいださせるものがあったのです。
家事の合間にふと口ずさむうたごえ。
カラオケでみんなに声援をもらってはしゃぐうたごえ。
コーラスの練習で作り上げていくうたごえ。
お年寄りの前でてらうことなく自然にうたわれる、この、うたごえ。
人の、はっするぬくもりを感じられるもの。
なんか、ねえ。
歌って、いいよねえ、ってあらためて思います。
そのまま読むこともあれば、勝手にふしをつけて歌うこともあります。
昨日の老人ホームでの読み聞かせに来ていた、会の代表者のお友達で神戸からはるばるやってこられたという白髪の素敵な女性は、お話の最後に唱え歌があって、その部分を“ねんねんころりよ、おころりよ”のふしで歌って、そのお話を閉じられました。
なんというか・・・・。
どんな芸術的なプロの演奏もかなわないって、こういうことなのかなあ、と思うようなしみじみとした歌声だったのです。
どちらかといえば音程もはずれがち、声もところどころかすれて不自然なビブラートがかかっていたのですが、まるで小さいころ、おばあちゃんの背中で聴いた子守唄のようなあたたかみがあり、不自然なビブラートだからこそ、故郷をおもいださせるものがあったのです。
家事の合間にふと口ずさむうたごえ。
カラオケでみんなに声援をもらってはしゃぐうたごえ。
コーラスの練習で作り上げていくうたごえ。
お年寄りの前でてらうことなく自然にうたわれる、この、うたごえ。
人の、はっするぬくもりを感じられるもの。
なんか、ねえ。
歌って、いいよねえ、ってあらためて思います。