俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

3月5日(火)

2022-04-05 13:30:39 | 日記
曇りときどき晴れ

●朝の風が冷たくも、春風らしくそよそよと吹く。

●ウクライナからの避難民として20人が政府専用予備機に乗って今朝日本に来着いた。ウクライナへのロシアの侵攻は、なぜ起こったのか本当のところはよくわからないが、開戦から1か月過ぎるうち、被害の状況もわかってきている。新ロシアつまり前時代の領土を取り返すのも一つの理由、もう一つににプーチンの体を作っているロシア文化への愛執着が一つには契機になっているらしい。

●奥の細道むすびの地記念館俳句『共鳴』3月号より。
私の句は、1月号から再び選んでいただいている。担当者の配慮に感謝。

131名の句から。
木の実降るはっしと森に鋭き音を 髙橋正子
土匂ふ七草籠の編み荒らし    能村研三
越境の雲に傾く桜の芽      秋尾 敏
悴みて朝な夕なに香を焚く    寺井谷子
笹鳴きや木地師の飛ばす木の香り 白岩敏秀
長堤に松疎らなり揚雲雀     小川軽舟
ひと握りほどの日差しや福寿草  名村早智子

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