俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

5月12日(日)

2019-05-12 08:40:41 | 日記

晴れ。
●5月月例ネット句会。

●信之先生は、早朝外に出掛けたよう。が、15分で帰宅。

●河野啓一さんの奥さんから、5日手紙をいただいている。啓一さんが1月4日に肺炎で亡くなられたと。

12月月例ネット句会に次の3句を投句されたのが最後。
  赤穂御崎一泊
冬の瀬戸さざ波青く空に溶け
大西日島々すべて茜色
朝ぼらけ漁火迅くも舟と化し

{銅賞】冬の瀬戸さざ波青く空に溶け/河野啓一
青い海が青い空に同化する様子が目に浮かびます。(高橋句美子)
互選最高点句。
これに対して11日には、元気なご様子でお礼が書き込まれている。

そのあとのことだ。12月26日に緊急入院。1月4日死亡。86歳。あと一か月で87歳なのに。
静かすぎると思えば友死す松の花  正子

●今日の朝日朝刊の俳壇・歌壇ページのコラム「うたをよむ」を読む。

「笹井賞のあとで」の題で、永井 祐という笹井賞の選考委員の方の文。笹井賞を逃した、まだ食べられるおいしい句を紹介している。気にするほどではないが、意味が分からない。最近の傾向と思えるが、意味が分からないところがいい、あるらしい意味をもっていい、それが新しさ、それが今の普通であることの歌。落選した短歌を一般人が読む新聞と言うマスコミでわざわざ公開する意味はなにか。要は、ここが問題かな。新聞は明日には、古紙になるが。

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