★枯蓮となりつつ水に傾ぎゆき 正子
季節の深まりとともに枯れ進む蓮のありさま、枯蓮そのものの存在感を見事に描写されていると思います。その静かな水面の時の流れに、枯れゆくものの生命の哀感をしみじみと感じさせていただきました。(藤田洋子)
○今日の俳句
しんとある鵜船の河畔冬初め/藤田洋子
「しんと」の擬態語がこの句のよさ。鵜飼の季節を終えた鵜舟が置かれている河畔の風景に、初冬に対する作者の気持ちが良く出ている。(高橋正子)
季節の深まりとともに枯れ進む蓮のありさま、枯蓮そのものの存在感を見事に描写されていると思います。その静かな水面の時の流れに、枯れゆくものの生命の哀感をしみじみと感じさせていただきました。(藤田洋子)
○今日の俳句
しんとある鵜船の河畔冬初め/藤田洋子
「しんと」の擬態語がこの句のよさ。鵜飼の季節を終えた鵜舟が置かれている河畔の風景に、初冬に対する作者の気持ちが良く出ている。(高橋正子)