俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

11月21日(日)

2010-11-21 12:19:31 | Weblog
 広島福山
★亥の子の子らまた坂道を上の家へ  正子
福山では亥の子の行事が行われているのですね。亥の子とは、陰暦十月の亥の日に行われる刈り上げの行事です。亥の子餅をついて祝います。子どもたちが縄をつけた石で地面をたたいたりして家々から餅をもらって回ります。その子どもたちの様子をいきいきと詠まれた句。 (多田有花)

○今日の俳句
一片の雲なき空よ波郷の忌/多田有花
波郷の忌日は、十一月二十一日。肺結核を病んだ波郷に、一片の雲もない空と空気が、何よりの手向けと感じられる。(高橋正子)

○花冠各賞の授賞式、インターネット俳句コンテストの表彰式、洋介さん句集上梓、それぞれの祝賀会を行う。新横浜の駅ビル10階のブラッスリー「ラ・クラス」で、午前11時から開催。大阪から河野啓一さんご夫妻、伊豆から安藤智久さん、成田から後藤あゆみさん、地元からは、洋介さんと宏さん、それに信之先生、句美子さんと私。授賞式はテーブルの席で行い、9名の人数で、宏さんの名司会で、お一人お一人と話すことができて、記念すべきよい会となった。「ラ・クラス」を2時に引き上げ、その後、近くの横浜国際ホテルのカフェに場所を移して、句評などをして、しばらく過ごし、3時すぎに解散。大阪から日帰りで来られた啓一さんご夫妻は、ホテルまで横浜のご子息とお孫さんが迎えに来ておられた。あゆみさんとは、途中までご一緒。みなさん遠方からこうして来ていただき、ありがたいことです。句美子さんは、会計、会場担当で、ご苦労さまでした。お疲れがでませんように。

また、開催にあたって、大洲の治代さんからお茶とタルト、恵子さんからは、ご主人のふるさと奄美のお酒、智久さんからはわさび漬け、洋介さんからはお祝いとお菓子、あゆみさんからは、みなさんにお手製の手編みマフラー(信之先生にはソックス)のプレゼントがあり、クリスマス前の楽しいサプライズでした。みなさまありがとうございました。
コメント (1)
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