俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

11月23日(火)

2010-11-23 09:33:48 | Weblog

鎌倉報国寺
★冬の水ひたすら澄みて金魚飼う  正子
澄明にしずまる冬の水に、動きも色彩も活き活きとした命を注ぎ込む。金魚を飼うことで、水が生命の一環となる瞬間を、より深く体感できるのでしょう。暮らし中のひとこまにも、神聖な歓びがあります。(川名ますみ)

○今日の俳句
脱稿をこの日と決めし一葉忌/川名ますみ
「一葉忌」に託す思いが知れる。ここを踏ん張って脱稿にこぎつけようという意思の強さが、一葉に通じるようだ。(高橋正子)
コメント (1)
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