俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

11月17日(水)

2010-11-17 12:13:47 | Weblog

★落葉ふる空の青さのどこまでも  正子
冬晴の日に仰ぐ落葉。朱や黄や様々な色の葉が降る、その上空は透徹していて、どこまで青空が続くのだろう、と想います。ふと天に届きそうな心地にもなります。 (川名ますみ)

○今日の俳句
一棟をきらきらと越す落葉風/川名ますみ
落葉を連れて風がマンションの一棟を越えていった。きらきら光るのは、落葉も、風も。明るく、高みのある句だ。(高橋正子)
コメント (1)
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