
野崎さんファミリーの、楽しい釣りの一日。
子供の日に頑張ったのは、小学5年生の敢太君。
やっぱり、子供の日には、子供の元気が輝くようだ。
出船前の港では「風が強くて、沖には出られないかも知れません」と、不安が先に有った。
天気予報では、北東の風が強く吹くと知らせている。
風とウネリに注意しながら、船を走らせる。
内場から、沖を観察すると「今なら、少しはいけるかも」と、風の様子を見ながら沖合のポイントに進む。
釣りを開始する前に「白波が確認できたら、すぐに内場に入ります」と、野崎さん達に伝える。
釣りを始めると、上潮は0.9ノット前後と下り潮が緩いが、下潮の流れが速い。
予想すると「2ノット前後で北に流れているかも」と、感じる。
そんな悪条件の中、敢太君が頑張りを見せてくれる。
最初にアタリを捕らえたのが、敢太君だった。


上がってきたのは、ウッカリカサゴ。
「何か、コツコツするよ」と、小さなアタリに見事に反応している。
「僕、頑張ったよ」と、嬉しそうな笑顔。
船上の家族の皆さん全員から「やったね!」と、祝いの声が掛かる。
敢太君の、嬉しそうな笑顔が輝く。
お爺さんの野崎(昭)さんも「負けてられないよ」と、アタリを捕らえる。


ウッカリカサゴに真鰺が、ヒットしてきた。
敢太君にも、真鰺がヒットしてきた。

ポツポツと、アタリが出始めたのだが…。
北東の風が、強くなって来た。
沖合には、白波も目立ち始めてきた。
「内場に移動します」
安全第一で、早めに移動する。
内場に入ると、少しは風が避けられる。
最初のアタリは、野崎(昭)さんに来た。

上がってきたのは、グチだった。
しっかりと、血抜きをする。
野崎(直)さんにも、アタリが来た。


上がってきたのは、イトヨリダイ
良型のイトヨリダイに、ホッと一安心の笑顔。
この後に、敢太君に“大物”がヒットする。
いきなり、竿先が曲がった。
竿を持っていた敢太君も、驚いた表情。

その表情に、船内が笑い声に包まれる。

慎重に、やり取りしていく。
横でお父さんが、タモを持って待っている。
上がってきたのは、良型の白甘鯛。

お父さんと一緒に、記念の一枚。
白甘鯛のトロフィーが、輝いて見える。
この後にも、イトヨリダイを追加した敢太君。

海の悪天候を吹き飛ばすような、笑顔が輝いた「子供の日」になった。
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