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釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

2月23日 私が勝手に思っている潮

2016年02月23日 | 日記
まだ暗い内に外を見ると、外灯の明かりが雨に反射している。

「やっぱ、雨や…もう一眠り…」

次に目が覚めたときは、午前8時過ぎ。

やっぱり2度寝はダメ、寝過ごしてしまう。

朝食の後、妻と一緒に海を見に行く。

「やっぱり、沖の方は北東の風で白波が立ってるね」

「そうね。波も高いみたいね」

海を見ていて、有る先輩からの質問を思い出した。

「潮の話で、上り潮とか下り潮とか良く出てくるけど、どんな潮なの?」



最近、釣りを始められたばかりで、疑問に思っていたとの話だった。


でもって、ここから先は、私が勝手に思っていることですので、悪しからず。

「上り潮は、北に向かって流れる潮のこと、下り潮は南に向かって流れる潮の事を言います」

「黒潮が北上しているけど、その事なの?」

「確かに、それも北上する潮には間違い有りません。でも、私が言う上り潮、下り潮は黒潮の反転流だったり、引かれ潮だったりが殆どです」

「反転流…?引かれ潮…?」

「潮は活き物なのです。黒潮本流は色々な気候条件等によって蛇行したりします。蛇行するときに岸近くに寄ってきたり、沖合に離れたりします。

 この時に発生する潮の動きが、反転流だったり引かれ潮だったりするのです。

 反転流といっても、一度には分からないと思います。

 ましてや、引かれ潮は余計分からないと思います。

 海底の地形や、岸辺の地形等の影響もあるのですが、一番潮に影響を与えているのはお月様です。

 満潮、干潮は月の満ち欠けが影響している事は、ご存じでしょう」

「潮の動きは、魚の食いに影響があるの?」

「有りますよ。全てが潮の動きばかりではないのですが、可成りな影響力は有ります。

 私のこれまでの釣りでは、簡単に言えば、大島の岸近くは、下り潮が良い釣果がありました。

 海底の地形にも依りますが、水島海域は上り潮の払い出しが良い釣果に出会っています」



「上り潮や下り潮って、流れる方向で呼び方があるのは分かったけど、他にはどん事で見分けるの?」

「釣りをする人は、皆知っていることだと思うのですが、潮の色です。

 上り潮は、透明感のある濃い青ですし、下り潮は緑が掛かった青色です。

 上り潮と下り潮では、水温も違ってくることが多いのですよ」

「どっちが高いの?」

「上り潮の方が、水温は高いことが多いです。

 上り、下りは磯釣りの場合とチョット違うのは、船はどちらも充分に釣りが出来ると言うことです。

 磯は、磯場の形で釣りが難しいことが多々あります。

 船は、それがないですよね」

「潮って難しいね。でも、それが分かっての釣りやものね」

「そうなんです。一度に話しても分からない事だらけです。私も、未だに分からない事だらけなんです。

 水温の変化も、流れに影響すると言われているのです。

 普段良く言う水温は、表面水温なんです。本来は海底付近の水温、または中層水温が大事なのですが分からないですものね。

 これを判断するのには、海底まで必ず落としているジグや鉛等を触って判断するようにしています」

「黒潮が影響していることは確かなんやね」

「そうです。黒潮の本流が良い潮を近づけてくれた時は、魚の活性も上がって良い釣果に出会えます」





「先輩、後ですね。2枚潮、3枚潮ってあるのですよ。

 簡単に言うと、上と下の潮が真逆に動いたりする潮の事なんです。

 難しいから、またゆっくりと説明しますね」

「私も、色々と覚えないといけないね」

「釣れたり、釣れなかったりしますが、楽しみましよう」

釣りを始めた頃の自分も、そうだったけど潮が分からなかった。

今でも、分からないときが多いけど、一緒に悩んで楽しい釣りをしましょうね。


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