ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。
最終順位が相手を上回ることへの「上位マジック」と、直接対決で相手に何勝すればマジックが出るかを表す「上位マジック点灯指標」を中心に、プロ野球のペナントレースを眺めます
<「自力」の現況>
2012年8月11日22:00現在
広島
自力V GRAY
ヤクルト
自力V GRAY
阪神
自力V DARK
自力2位 DARK
自力CS 一部報道にあるように「自力CS消滅」が濃厚。少なくとも瀬戸際。しかし「消滅」の場合でも、程度は浅く、まだ GRAY ではない。
横浜
自力V DARK
自力2位 DARK
自力CS 「自力CS消滅」がおそらく継続。ただし、程度は浅く、まだ GRAY ではない。
<「GRAY」と「DARK」の説明>
GRAY 残り試合全勝の条件で2千万回のシミュレーションを行い、より低い順位のケースが1回以上発生
DARK 残り試合全勝の条件で2千万回のシミュレーションを行い、より低い順位のケースが200回以上発生
感じとしては、「GRAY」は自力でその順位に終わることが「かなり厳しい」、「DARK」は「とてつもなく厳しい。次の順位の自力消滅にも注意」。
ところで「自力V(CS)消滅」という言葉は、「DARK」になってから使う方が、イメージ的には適切かもしれない。例えば、オリックスは現時点ですでに「自力V消滅」の状態だが、残り試合を全勝すれば、99.999995 % 以上の確率で優勝することが出来る。
一方、「GRAY」と「DARK」で見ると、オリックスは「GRAY」にすらなっておらず、頑張る余地はまだ残っているという実感とマッチする。実際、オールスター前に、オリックスは一度「消滅」した「自力V」を「復活」させている。
「自力V(CS)」が「消滅」しても、その言葉から受ける印象ほど、直ちに絶望的で決定的な未来がやってくるわけではない。「GRAY」や「DARK」になる前に使うのは、厳密に定義された数学用語としてならともかく、一般メディアの用語としては、ややキツすぎるかもしれない。
<今日の動き>
New!
広島 -> 阪神 マジック点灯
ヤクルト先発の館山が、巨人阿部のツーランに加え、先発ホールトンにまでホームランを打たれ、序盤に4失点。これがすべて。巨人がヤクルトに圧勝。
横浜は先発国吉が好投、打っては西武から移籍の後藤がスリーラン、中村ノリ、ラミレスそして今日から1軍復帰の筒香にタイムリーが出て、中日に大勝。中日にとっては、巨人が勝っただけに、甲府での痛い1敗となった。
阪神は先発能見が粘り強いピッチングで広島打線を7回までゼロ点に抑えるも、代わった福原がエルドレッドにツーランを浴びて逆転。今日もチャンスでタイムリーが出ず、上本のソロホームランの1点だけで敗北。
有田ヘッドコーチはファンのヤジには素早く対応するようだが、肝心の阪神打線にはいつまでたっても何も打つ手がないらしい。あまりに虚しい負けが続くので、最近では、阪神より横浜の方がやや強いのではないかと思えてきた。
ソフトバンク対楽天は、大隣とヒメネスの投手戦も、6回表、内川のタイムリーで逆転したソフトバンクが、1点差で楽天を下した。
西武は日本ハム先発吉川に2安打完封負け。ナイスピッチング。
オリックスは先発小松とリリーフ陣がロッテ打線を上手くかわし、完封で快勝。西武と楽天が負けたため、オリックスは両チームからのマジック危険水域を1日で脱出。さすが土俵際に強いオリックス。
<上位マジックの点灯動向と優勝・CS出場確率>
2012年8月11日22:00現在
セリーグ
1 |
巨人 |
0.667 |
--- |
46 |
85.7 |
99.95* |
中日 1.8 [9]、広島 -2.7 [9] (M 32, 0.696)、ヤクルト -2.4 [11] (M 31, 0.674)、阪神 -9.4 [6] (M 22, 0.478)、横浜 -7.8 [11] (M 20, 0.435)
2 |
中日 |
0.605 |
5.5 |
45 |
14.2 |
99.7 |
巨人 7.3 [9]、広島 -0.9 [7] (M 37, 0.822)、ヤクルト -1.6 [7] (M 36, 0.8)、阪神 -4.5 [10] (M 27, 0.6)、横浜 -4.4 [12] (M 25, 0.556)
3 |
広島 |
0.506 |
8.5 |
46 |
0.1 |
67.2 |
巨人 11.7 [9]、中日 7.9 [7]、ヤクルト 5.4 [12]、阪神 -0.7 [9] (M 36, 0.783)、横浜 -1.6 [9] (M 34, 0.739)
4 |
ヤクルト |
0.477 |
2.5 |
49 |
0.05* |
32.3 |
巨人 13.4 [11]、中日 8.6 [7]、広島 6.7 [12]、阪神 0.9 [11]、横浜 -1.5 [8] (M 39, 0.796)
巨人 15.4 [6]、中日 14.5 [10]、広島 9.7 [9]、ヤクルト 10.2 [11]、横浜 3.7 [9]
6 |
横浜 |
0.352 |
3.5 |
49 |
74.5 |
0.1 |
巨人 18.8 [11]、中日 16.4 [12]、広島 10.6 [9]、ヤクルト 9.5 [8]、阪神 5.4 [9]
パリーグ
1 |
日本ハム |
0.549 |
--- |
45 |
49.6 |
89.7 |
ロッテ 4.9 [10]、西武 3.7 [9]、ソフトバンク 1.5 [8]、楽天 2.4 [9]、オリックス -0.5 [9] (M 36, 0.8)
2 |
ロッテ |
0.529 |
2 |
47 |
26.9 |
75.3 |
日本ハム 5.2 [10]、西武 3.9 [9]、ソフトバンク 2.3 [9]、楽天 3.6 [11]、オリックス -0.8 [8] (M 38, 0.809)
3 |
西武 |
0.511 |
1.5 |
49 |
13.1 |
59.1 |
日本ハム 5.4 [9]、ロッテ 5.2 [9]、ソフトバンク 2.9 [9]、楽天 4.2 [11]、オリックス 1.4 [11]
4 |
ソフトバンク |
0.495 |
1.5 |
45 |
6.0 |
40.1 |
日本ハム 6.5 [8]、ロッテ 6.8 [9]、西武 6.2 [9]、楽天 5.4 [10]、オリックス 2 [9]
日本ハム 6.7 [9]、ロッテ 7.5 [11]、西武 6.9 [11]、ソフトバンク 4.7 [10]、オリックス 1.2 [8]
6 |
オリックス |
0.44 |
4 |
45 |
0.3 |
4.9 |
日本ハム 9.5 [9]、ロッテ 8.8 [8]、西武 9.7 [11]、ソフトバンク 7 [9]、楽天 6.9 [8]
<表の見方>
1行目 (色枠) 左から
順位、チーム名、勝率、ゲーム差、残り試合数、優勝確率 (%)、クライマックスシリーズ出場確率 (%)
「99.95*」は 99.95 % 以上でかつ 100 % より小さい
「100x」は 100 % を表し、2千万回の試行で2千万回起こったことを示す
「0.05*」 は 0.05 % 未満かつ 0 % より大きい
「0x」 は 0 % を表し、2千万回の試行で0回だったことを示す
青の数字は残り試合を全敗する条件での優勝(CS出場)確率 (%)
赤の数字は残り試合を全勝する条件での優勝(CS出場)確率 (%)
2行目以降 各チームごとに
相手チーム名、上位マジック点灯指標、[残りの直接対決試合数]、(M 上位マジック, 上位確定に必要なこれからの最高勝率)
赤色 そのチームへ上位マジックを点灯した
青色 そのチームから上位マジックを点灯された
ピンク色 そのチームへ上位マジックを点灯しかけている
ライム色 そのチームから上位マジックを点灯されかけている
「上位マジック点灯指標」と「優勝確率」「CS出場確率」については、このページに詳しい説明があります。
<試合結果>
6 勝 |
13 回戦 |
5 勝 |
ヤクルト |
1 - 9 |
巨人 |
8 勝 |
15 回戦 |
6 勝 |
広島 |
2 - 1 |
阪神 |
8 勝 |
12 回戦 |
3 勝 |
中日 |
2 - 9 |
横浜 |
6 勝 |
15 回戦 |
7 勝 |
日本ハム |
3 - 0 |
西武 |
8 勝 |
14 回戦 |
6 勝 |
楽天 |
1 - 2 |
ソフトバンク |
9 勝 |
16 回戦 |
6 勝 |
オリックス |
4 - 0 |
ロッテ |
勝ち数は今日の試合結果を含む
リーグ内の同一カードは24回戦まで
最終順位が相手を上回ることへの「上位マジック」と、直接対決で相手に何勝すればマジックが出るかを表す「上位マジック点灯指標」を中心に、プロ野球のペナントレースを眺めます
<今日の動き>
New!
ロッテ -> オリックス マジック点灯
広島 -> 阪神 危険水域突入
西武 -> オリックス 危険水域突入
楽天 -> オリックス 危険水域突入
巨人は7回表、先発内海の後を継いだ田原がヤクルトの畠山にタイムリーを浴びて同点に追いつかれるも、その裏すぐに代打石井のタイムリーで逆転。西村、山口とつないで快勝。
広島は先発大竹と安定した中継ぎ陣で阪神に完封勝ち。阪神は、今日も「あと一本」が出ずにチャンスを潰し続け、気がつけば7連敗。
この結果、阪神は広島からの上位マジック点灯指標が 0.4 に低下して危険水域に突入。明日、明後日、どちらか1敗するとマジックが点灯する。さらに、当ブログで計算した阪神の優勝確率が「0x」となった。「0x」が数回続くと、横浜の場合と同様、全勝条件での優勝確率を赤字で表示する予定。現時点での阪神の全勝条件優勝確率は「78.8 %」。
ロッテは点取り合戦を制してオリックスに僅差の勝利。西武は日本ハムに圧勝。楽天は序盤のリードを何とか守ってソフトバンクに逃げ切り勝利。
この結果、オリックスはロッテからのマジックが点灯。マジックは日本ハムからのものと併せて2個目。さらに楽天からの点灯指標が 0.7 へ、西武からの点灯指標が 0.9 に減少して、どちらも危険水域突入。オリックスにとって厳しい夏の夜となった。
<上位マジックの点灯動向と優勝・CS出場確率>
2012年8月10日22:00現在
セリーグ
1 |
巨人 |
0.663 |
--- |
47 |
80.6 |
99.95* |
中日 2.3 [9]、広島 -2.7 [9] (M 33, 0.702)、ヤクルト -1.4 [12] (M 33, 0.702)、阪神 -8.9 [6] (M 24, 0.511)、横浜 -7.8 [11] (M 21, 0.447)
2 |
中日 |
0.612 |
4.5 |
46 |
19.3 |
99.8 |
巨人 6.8 [9]、広島 -1.4 [7] (M 37, 0.804)、ヤクルト -1.6 [7] (M 36, 0.783)、阪神 -4.5 [10] (M 28, 0.609)、横浜 -4.4 [13] (M 25, 0.543)
巨人 11.7 [9]、中日 8.4 [7]、ヤクルト 5.9 [12]、阪神 0.4 [10]、横浜 -1.6 [9] (M 35, 0.745)
4 |
ヤクルト |
0.483 |
1.5 |
50 |
0.05* |
39.3 |
巨人 13.4 [12]、中日 8.6 [7]、広島 6.2 [12]、阪神 0.9 [11]、横浜 -2 [8] (M 39, 0.78)
巨人 14.9 [6]、中日 14.5 [10]、広島 9.7 [10]、ヤクルト 10.2 [11]、横浜 3.2 [9]
6 |
横浜 |
0.345 |
4.5 |
50 |
79.4 |
0.1 |
巨人 18.8 [11]、中日 17.4 [13]、広島 10.6 [9]、ヤクルト 10 [8]、阪神 5.9 [9]
パリーグ
1 |
日本ハム |
0.544 |
--- |
46 |
41.6 |
86.3 |
ロッテ 5.4 [10]、西武 4.7 [10]、ソフトバンク 1.5 [8]、楽天 2.9 [9]、オリックス -0.5 [9] (M 37, 0.804)
2 |
ロッテ |
0.536 |
1 |
48 |
31.9 |
78.7 |
日本ハム 4.7 [10]、西武 3.9 [9]、ソフトバンク 1.8 [9]、楽天 3.6 [11]、オリックス -0.8 [9] (M 38, 0.792)
3 |
西武 |
0.517 |
1.5 |
50 |
16.3 |
63.4 |
日本ハム 5.4 [10]、ロッテ 5.2 [9]、ソフトバンク 2.4 [9]、楽天 4.2 [11]、オリックス 0.9 [11]
4 |
ソフトバンク |
0.489 |
2.5 |
46 |
4.7 |
33.2 |
日本ハム 6.5 [8]、ロッテ 7.3 [9]、西武 6.7 [9]、楽天 6.4 [11]、オリックス 2 [9]
日本ハム 6.2 [9]、ロッテ 7.5 [11]、西武 6.9 [11]、ソフトバンク 4.7 [11]、オリックス 0.7 [8]
6 |
オリックス |
0.433 |
5 |
46 |
0.2 |
3.6 |
日本ハム 9.5 [9]、ロッテ 9.8 [9]、西武 10.2 [11]、ソフトバンク 7 [9]、楽天 7.4 [8]
<表の見方>
1行目 (色枠) 左から
順位、チーム名、勝率、ゲーム差、残り試合数、優勝確率 (%)、クライマックスシリーズ出場確率 (%)
「99.95*」は 99.95 % 以上でかつ 100 % より小さい
「100x」は 100 % を表し、2千万回の試行で2千万回起こったことを示す
「0.05*」 は 0.05 % 未満かつ 0 % より大きい
「0x」 は 0 % を表し、2千万回の試行で0回だったことを示す
青の数字は残り試合を全敗する条件での優勝(CS出場)確率 (%)
赤の数字は残り試合を全勝する条件での優勝(CS出場)確率 (%)
2行目以降 各チームごとに
相手チーム名、上位マジック点灯指標、[残りの直接対決試合数]、(M 上位マジック, 上位確定に必要なこれからの最高勝率)
赤色 そのチームへ上位マジックを点灯した
青色 そのチームから上位マジックを点灯された
ピンク色 そのチームへ上位マジックを点灯しかけている
ライム色 そのチームから上位マジックを点灯されかけている
「上位マジック点灯指標」と「優勝確率」「CS出場確率」については、このページに詳しい説明があります。
<試合結果>
6 勝 |
12 回戦 |
4 勝 |
ヤクルト |
3 - 4 |
巨人 |
7 勝 |
14 回戦 |
6 勝 |
広島 |
3 - 0 |
阪神 |
5 勝 |
14 回戦 |
7 勝 |
日本ハム |
1 - 7 |
西武 |
8 勝 |
13 回戦 |
5 勝 |
楽天 |
6 - 3 |
ソフトバンク |
8 勝 |
15 回戦 |
6 勝 |
オリックス |
7 - 8 |
ロッテ |
勝ち数は今日の試合結果を含む
リーグ内の同一カードは24回戦まで
最終順位が相手を上回ることへの「上位マジック」と、直接対決で相手に何勝すればマジックが出るかを表す「上位マジック点灯指標」を中心に、プロ野球のペナントレースを眺めます
<ちょっとコメント>
昨夜から「横浜ベイスターズの自力CS進出消滅」というニュースが流れている。中畑監督は「少しでも(復活の)可能性があるなら」と諦めない姿勢を見せたそうだ。
横浜の「自力CS消滅」は、昨夜の時点において間違いのない事実だが、マスコミの捉え方にはやや違和感を覚える。というのも「自力V消滅」と「自力CS消滅」を同列に考えている節があるからだ。しかし、この二つには大きな性質の違いがある。
「自力V消滅」は、ある上位チームとのゲーム差が単純に大きくなって発生するため、一度消滅すると復活させるのは難しい。「他力」の部分が「その上位チームの不調」以外にないからである。一方、「自力CS消滅」は複数チームによる星の争奪戦の中で発生するため、「他力」の部分が複雑でさまざまな可能性が浮上してくる。
セリーグは、これから広島とヤクルトのCS進出争いが本格化していくが、その過程の中で「CS進出勝率ライン」が大きく変動する可能性は少なくない。また潜在能力の高い阪神が調子を取り戻して争いに参入してくると、勝率ラインが大幅に下がる可能性もある。
従って、おそらく「自力CS」は「自力V」とは比べものにならないほどの頻度で「消滅」と「復活」を繰り返すはずで、一度の「消滅」で勝負あったという類いの出来事ではない。
そもそも横浜の「自力CS消滅」は、横浜が全勝する条件で残りのペナントレースをシミュレーションして、横浜が4位以下になるケースが一つでも出現すると成立する。
今回の場合は、例えば、巨人、中日、広島がヤクルトと阪神に全勝、かつ巨人が中日に0勝5敗4引き分け、巨人が広島に0勝6敗3引き分け、中日が広島に1勝5敗2引き分けという勝敗のときに、全勝の横浜が4位となる。この勝敗ケースでは、1位巨人、2位広島、3位中日となり、中日の勝率 0.592 が横浜の全勝勝率 0.591 を上回ってしまうからだ。
ただ、横浜が4位以下になる上位3チームの勝敗ケースは、非常に限られている。例えば、巨人の中日に対する成績が上に挙げた0勝5敗4引き分けではなく、0勝4敗5引き分けだと、中日の勝率は 0.589 となり横浜が3位に入ってしまう。
このように「自力CS消滅」は、複雑な「他力」任せの「消滅」という色合いが強い。そして同様に、その「復活」も「他力」任せの部分が大きくなる。「自力V」では見られない、こういった複雑さゆえに、CS進出争いは最終試合までもつれ込むことも珍しくない。
このブログで表として載せているように、現在、横浜のCS出場確率は 0.1 % ほどである。この数値は、横浜全勝といった極端なケースではなく、起こる確率の高い勝敗結果を中心に計算されている。
「他力」と「自力」が複雑に交錯するCS進出に関しては、極端なケースを想定して「自力」を強調する「自力CS消滅」といった物差しではなく、「他力」も「自力」も含めて常識的なケースを中心に導く「CS確率 0.1 %」といった数値から状況を把握するのが、より現実に即したやり方ではないかと思う。
勿論、「CS確率 0.1 %」を「もう無理」と取るのか「まだ諦める数字じゃない」とするのかは、まったくもって個人の自由である。ただ、横浜の場合、それが何かはともかく「すでに何かが消滅している」感が漂うのは、これだけ負けているのだから否定のしようがない(笑)。
<今日の動き>
New!
日本ハム -> オリックス マジック点灯
ヤクルト -> 阪神 危険水域突入
横浜・高崎とヤクルト・ロマンの両先発による投手戦となったが、1回裏に畠山のタイムリーで奪った1点を守りきって、ヤクルトが勝利。
中日は5回裏、和田と森野のタイムリーによる2点で逃げ切り、広島を3タテ。この結果、2位中日と3位広島のゲーム差は 10 に広がり、また広島と4位ヤクルトの差は 0.5 となった。
阪神は1回表に挙げた1点を、先発スタンリッジが7回まで守るも、8回裏に坂本の犠牲フライで同点にされた後、阿部のスリーランで一気に逆転され、そのまま敗北。阪神は盗塁、スクイズなどを試みて再三追加点を奪おうとしたが、巨人の杉内にあと1本を抑え込まれ、引き分けを挟んで6連敗となった。阪神はヤクルトからの上位マジック点灯指標が 1 となり、危険水域に突入した。
ロッテは、5回裏に西武先発の牧田を攻略して一挙に5点を奪い逆転。そのまま逃げ切って勝利。2位ロッテと3位西武の差は 1.5 ゲームに広がった。
楽天はオリックス先発の寺原から5点を奪い、さらに追加点。9回表にオリックスの反撃に遭うが、何とか乗り切って勝利。この敗北で、オリックスは日本ハムからマジックが点灯して、ついに自力優勝が消滅した。
<上位マジックの点灯動向と優勝・CS出場確率>
2012年8月9日22:20現在
セリーグ
1 |
巨人 |
0.659 |
--- |
48 |
77.7 |
99.95* |
中日 2.3 [9]、広島 -2.7 [9] (M 34, 0.708)、ヤクルト -0.4 [13] (M 35, 0.729)、阪神 -8.4 [6] (M 26, 0.542)、横浜 -7.8 [11] (M 22, 0.458)
2 |
中日 |
0.612 |
4 |
46 |
22.2 |
99.7 |
巨人 6.8 [9]、広島 -1.4 [7] (M 37, 0.804)、ヤクルト -1.1 [7] (M 37, 0.804)、阪神 -4 [10] (M 29, 0.63)、横浜 -4.4 [13] (M 25, 0.543)
3 |
広島 |
0.494 |
10 |
48 |
0.1 |
52.2 |
巨人 11.7 [9]、中日 8.4 [7]、ヤクルト 6.4 [12]、阪神 1.4 [11]、横浜 -1.6 [9] (M 36, 0.75)
4 |
ヤクルト |
0.488 |
0.5 |
51 |
0.1 |
46.4 |
巨人 13.4 [13]、中日 8.1 [7]、広島 5.7 [12]、阪神 1 [11]、横浜 -2.5 [8] (M 39, 0.765)
5 |
阪神 |
0.402 |
7.5 |
47 |
0.05* |
1.7 |
巨人 14.4 [6]、中日 14 [10]、広島 9.7 [11]、ヤクルト 10.1 [11]、横浜 2.7 [9]
巨人 18.8 [11]、中日 17.4 [13]、広島 10.6 [9]、ヤクルト 10.5 [8]、阪神 6.4 [9]
パリーグ
1 |
日本ハム |
0.551 |
--- |
47 |
49.0 |
89.2 |
ロッテ 4.9 [10]、西武 4.7 [11]、ソフトバンク 1.5 [8]、楽天 2.4 [9]、オリックス -0.5 [9] (M 38, 0.809)
2 |
ロッテ |
0.53 |
2 |
49 |
26.7 |
74.9 |
日本ハム 5.2 [10]、西武 3.9 [9]、ソフトバンク 2.2 [9]、楽天 3.6 [11]、オリックス 0.3 [10]
3 |
西武 |
0.512 |
1.5 |
51 |
13.6 |
58.9 |
日本ハム 6.4 [11]、ロッテ 5.2 [9]、ソフトバンク 2.9 [9]、楽天 4.2 [11]、オリックス 1.4 [11]
4 |
ソフトバンク |
0.494 |
1.5 |
47 |
6.2 |
40.4 |
日本ハム 6.5 [8]、ロッテ 6.9 [9]、西武 6.2 [9]、楽天 6.4 [12]、オリックス 2 [9]
日本ハム 6.7 [9]、ロッテ 7.5 [11]、西武 6.9 [11]、ソフトバンク 5.7 [12]、オリックス 1.2 [8]
6 |
オリックス |
0.438 |
4 |
47 |
0.3 |
5.3 |
日本ハム 9.5 [9]、ロッテ 9.8 [10]、西武 9.7 [11]、ソフトバンク 7 [9]、楽天 6.9 [8]
<表の見方>
1行目 (色枠) 左から
順位、チーム名、勝率、ゲーム差、残り試合数、優勝確率 (%)、クライマックスシリーズ出場確率 (%)
「99.95*」は 99.95 % 以上でかつ 100 % より小さい
「100x」は 100 % を表し、2千万回の試行で2千万回起こったことを示す
「0.05*」 は 0.05 % 未満かつ 0 % より大きい
「0x」 は 0 % を表し、2千万回の試行で0回だったことを示す
青の数字は、残り試合を全敗する条件での優勝(CS出場)確率 (%)
赤の数字は、残り試合を全勝する条件での優勝(CS出場)確率 (%)
2行目以降 各チームごとに
相手チーム名、上位マジック点灯指標、[残りの直接対決試合数]、(M 上位マジック, 上位確定に必要なこれからの最高勝率)
赤色 そのチームへ上位マジックを点灯した
青色 そのチームから上位マジックを点灯された
ピンク色 そのチームへ上位マジックを点灯しかけている
ライム色 そのチームから上位マジックを点灯されかけている
「上位マジック点灯指標」と「優勝確率」「CS出場確率」については、このページに詳しい説明があります。
<試合結果>
3 勝 |
18 回戦 |
12 勝 |
阪神 |
1 - 4 |
巨人 |
8 勝 |
16 回戦 |
7 勝 |
横浜 |
0 - 1 |
ヤクルト |
4 勝 |
17 回戦 |
11 勝 |
広島 |
1 - 2 |
中日 |
5 勝 |
16 回戦 |
9 勝 |
オリックス |
4 - 7 |
楽天 |
5 勝 |
15 回戦 |
8 勝 |
西武 |
4 - 5 |
ロッテ |
勝ち数は今日の試合結果を含む
リーグ内の同一カードは24回戦まで
最終順位が相手を上回ることへの「上位マジック」と、直接対決で相手に何勝すればマジックが出るかを表す「上位マジック点灯指標」を中心に、プロ野球のペナントレースを眺めます
<今日の動き>
New!
中日 -> 広島 マジック点灯
日本ハム -> オリックス 同順位マジック点灯
ロッテ -> オリックス 危険水域突入
広島は先発今井がよく投げるも、中日のエース吉見から1点も奪えず完封負け。この結果、2位中日と3位広島のゲーム差は 8 に広がり、中日から広島へのマジックが点灯した。
これで、中日は巨人以外の4チームすべてに対してマジックが点灯。セリーグは、巨人と中日の「二人勝ち」状態となってきた。
阪神は今日も先発ピッチャーが好投するも、ことごとくチャンスを潰して1点も得点出来ず、巨人に連敗。首位巨人とのゲーム差は 21 になった。ひたすら連打を待っているだけの攻撃では、巨人投手陣の餌食になるだけ。小技、大技、足技を取り混ぜて、攻め方に工夫と変化が欲しい。
4位ヤクルトは横浜に1点差で勝利。3位広島とのゲーム差を 1.5 に縮めた。
真夏の帯広決戦2日目は、日本ハムがソフトバンク抑えの切り札森福を打ってサヨナラ勝ち。序盤の5点差を跳ね返しての劇的な勝利で、日本ハムはさすがの底力を見せ、自らが優勝候補筆頭であることを強烈にアピールする結果となった。
西武対ロッテは、菊池雄星と阿部和成の若い投手対決。1点差で阿部が勝ち投手になりかけたが、9回二死から西武カーターがタイムリーで同点。そのまま延長となり、両チームが選手をつぎ込む総力戦となったが、結局引き分け。2位ロッテと3位西武の差は 0.5 ゲームのまま。
楽天はオリックス先発の井川慶を攻略、大差で勝利。久しぶりに攻守が噛み合って連敗を 9 で止め、なんとオールスター後、初めての勝ち。一方、オリックスは日本ハムから同順位マジックが点灯、さらにロッテからの点灯指標が 0.8 に低下して危険水域再突入。同順位マジックとは、オリックスが残りを全勝しても、日本ハムがオリックス戦以外を全勝すると、両チームが同じ勝率で並ぶというもので、上位マジックと危険水域の境界線。同順位マジック点灯によって、オリックスの自力優勝が消滅したかどうかは、考え方次第。
<上位マジックの点灯動向と優勝・CS出場確率>
2012年8月8日22:00現在
セリーグ
1 |
巨人 |
0.655 |
--- |
49 |
77.4 |
99.95* |
中日 2.3 [9]、広島 -2.2 [9] (M 36, 0.735)、ヤクルト -0.4 [13] (M 36, 0.735)、阪神 -7.4 [7] (M 28, 0.571)、横浜 -7.3 [11] (M 24, 0.49)
2 |
中日 |
0.607 |
4 |
47 |
22.3 |
99.6 |
巨人 6.8 [9]、広島 -0.4 [8] (M 39, 0.83)、ヤクルト -1.1 [7] (M 38, 0.809)、阪神 -3.5 [10] (M 31, 0.66)、横浜 -3.9 [13] (M 27, 0.574)
巨人 11.2 [9]、中日 8.4 [8]、ヤクルト 5.9 [12]、阪神 1.4 [11]、横浜 -1.7 [9] (M 37, 0.755)
4 |
ヤクルト |
0.482 |
1.5 |
52 |
0.1 |
39.0 |
巨人 13.4 [13]、中日 8.1 [7]、広島 6.2 [12]、阪神 1.5 [11]、横浜 -1.5 [9] (M 41, 0.788)
5 |
阪神 |
0.407 |
6.5 |
48 |
0.05* |
2.2 |
巨人 14.4 [7]、中日 13.5 [10]、広島 9.7 [11]、ヤクルト 9.6 [11]、横浜 2.7 [9]
巨人 18.3 [11]、中日 16.9 [13]、広島 10.7 [9]、ヤクルト 10.5 [9]、阪神 6.4 [9]
「99.95*」は 99.95 % 以上でかつ 100 % より小さいの意
「0.05*」 は 0.05 % 未満かつ 0 % より大きいの意
「0x」 は 0 % を表すが、2千万回の試行では0回だったということで「可能性がゼロ」という意味ではない
パリーグ
1 |
日本ハム |
0.551 |
--- |
47 |
49.8 |
89.4 |
ロッテ 4.9 [10]、西武 5.2 [11]、ソフトバンク 1.5 [8]、楽天 2.4 [9]、オリックス 0 [9] (M 38, 0.809)
2 |
ロッテ |
0.524 |
2.5 |
50 |
22.8 |
70.4 |
日本ハム 5.2 [10]、西武 4.9 [10]、ソフトバンク 2.2 [9]、楽天 3.6 [11]、オリックス 0.8 [10]
3 |
西武 |
0.518 |
0.5 |
52 |
17.2 |
64.8 |
日本ハム 5.9 [11]、ロッテ 5.2 [10]、ソフトバンク 2.4 [9]、楽天 3.7 [11]、オリックス 1.4 [11]
4 |
ソフトバンク |
0.494 |
2 |
47 |
6.3 |
41.0 |
日本ハム 6.5 [8]、ロッテ 6.9 [9]、西武 6.7 [9]、楽天 6.4 [12]、オリックス 2.5 [9]
5 |
楽天 |
0.477 |
1.5 |
52 |
3.4 |
27.3 |
日本ハム 6.7 [9]、ロッテ 7.5 [11]、西武 7.4 [11]、ソフトバンク 5.7 [12]、オリックス 2.2 [9]
6 |
オリックス |
0.443 |
3 |
48 |
0.5 |
7.2 |
日本ハム 9 [9]、ロッテ 9.3 [10]、西武 9.7 [11]、ソフトバンク 6.5 [9]、楽天 6.9 [9]
<表の見方>
1行目 (色枠) 左から
順位、チーム名、勝率、ゲーム差、残り試合数、優勝確率 (%)、クライマックスシリーズ出場確率 (%)
2行目以降 各チームごとに
相手チーム名、上位マジック点灯指標、[残りの直接対決試合数]、(M 上位マジック, 上位確定に必要なこれからの最高勝率)
赤色 そのチームへ上位マジックを点灯した
青色 そのチームから上位マジックを点灯された
ピンク色 そのチームへ上位マジックを点灯しかけている
ライム色 そのチームから上位マジックを点灯されかけている
「上位マジック点灯指標」と「優勝確率」「CS出場確率」については、このページに詳しい説明があります。
<試合結果>
3 勝 |
17 回戦 |
11 勝 |
阪神 |
0 - 2 |
巨人 |
8 勝 |
15 回戦 |
6 勝 |
横浜 |
2 - 3 |
ヤクルト |
4 勝 |
16 回戦 |
10 勝 |
広島 |
0 - 2 |
中日 |
10 勝 |
16 回戦 |
5 勝 |
ソフトバンク |
6 - 7 |
日本ハム |
5 勝 |
15 回戦 |
8 勝 |
オリックス |
1 - 14 |
楽天 |
5 勝 |
14 回戦 |
7 勝 |
西武 |
2 - 2 |
ロッテ |
勝ち数は今日の試合結果を含む
リーグ内の同一カードは24回戦まで
最終順位が相手を上回ることへの「上位マジック」と、直接対決で相手に何勝すればマジックが出るかを表す「上位マジック点灯指標」を中心に、プロ野球のペナントレースを眺めます
<今日の動き>
New!
中日 -> 広島 危険水域突入
ロッテ -> オリックス 危険水域脱出
帯広で昼間に行われた試合は、中田のソロホームランで日本ハムが先制するも、7回表にペーニャのツーランなどでソフトバンクが一気に逆転。そのまま逃げ切って、ソフトバンクが日本ハムに勝利。日本ハムのソフトバンクへのマジック点灯指標は 2.5 のまま。
ロッテは西武先発の岸から2点を奪って先制するも、先発グライシンガーが中島にタイムリーを浴びて逆転され敗北。最近負けが先行している2位ロッテと波に乗っている3位西武のゲーム差は 0.5 となり、明日にも順位の入れ替えが発生する可能性。
オリックス対楽天は、先発の木佐貫と永井がともに譲らず、救援陣も好投して、延長10回のスコアレスドロー。オリックスはロッテからのマジック点灯指標が 1.1 に上昇して、危険水域を脱出した。オリックスはとにかく瀬戸際でしぶとい。
広島対中日は、両チームとも好調な上に、セリーグペナントレースにとっても重要な3連戦。前田健太と大野の好投で試合が進んだが、中日が「したたかさ」を発揮して初戦を制した。広島は中日からのマジック点灯指標が 0.7 に低下。残り2戦を一つでも落とすと、マジックが点灯する。
横浜は前回の3タテ以来、すっかりヤクルトに対して自信を持ったのか、今日も終盤にヤクルト救援陣を攻めて二桁得点。大差でヤクルトに勝利。
阪神は先発メッセンジャーが好投するも、巨人先発の沢村からあと一本のヒットが出ずに引き分け。沢村は普段より四球が多く、再三チャンスがあっただけに惜しい引き分けとなった。
阪神は、各バッターが綺麗なヒットを打つことにこだわり過ぎて、チームとして攻撃を「つなぐ」意識に欠けている。例えば、2回表無死1塁2塁の場面で、打者マートンは2球目3球目のストライクゾーンに入る外角のカーブとストレートをピクリともせず見逃しているが、走者を次の塁に進める意識を持っていれば、当然右方向を考える場面。結局マートンは7球粘って空振りの三振に倒れたが、これではチームとしての得点力が上がってこない。
<上位マジックの点灯動向と優勝・CS出場確率>
2012年8月7日22:00現在
セリーグ
1 |
巨人 |
0.651 |
--- |
50 |
77.2 |
99.95* |
中日 2.3 [9]、広島 -1.8 [9] (M 38, 0.76)、ヤクルト -0.4 [13] (M 37, 0.74)、阪神 -6.4 [8] (M 30, 0.6)、横浜 -6.8 [11] (M 26, 0.52)
2 |
中日 |
0.602 |
4 |
48 |
22.4 |
99.4 |
巨人 6.8 [9]、広島 0.7 [9]、ヤクルト -1.1 [7] (M 39, 0.813)、阪神 -3 [10] (M 33, 0.688)、横浜 -3.4 [13] (M 29, 0.604)
巨人 10.8 [9]、中日 8.4 [9]、ヤクルト 5.4 [12]、阪神 1.4 [11]、横浜 -1.7 [9] (M 38, 0.76)
4 |
ヤクルト |
0.476 |
2.5 |
53 |
0.1 |
32.2 |
巨人 13.4 [13]、中日 8.1 [7]、広島 6.7 [12]、阪神 2 [11]、横浜 -0.5 [10] (M 43, 0.811)
5 |
阪神 |
0.412 |
5.5 |
49 |
0.05* |
2.8 |
巨人 14.4 [8]、中日 13 [10]、広島 9.7 [11]、ヤクルト 9.1 [11]、横浜 2.7 [9]
巨人 17.8 [11]、中日 16.4 [13]、広島 10.7 [9]、ヤクルト 10.5 [10]、阪神 6.4 [9]
「99.95*」は 99.95 % 以上でかつ 100 % より小さいの意
「0.05*」 は 0.05 % 未満かつ 0 % より大きいの意
「0x」 は 0 % を表すが、2千万回の試行では0回だったということで「可能性がゼロ」という意味ではない
パリーグ
1 |
日本ハム |
0.545 |
--- |
48 |
44.8 |
86.4 |
ロッテ 5.1 [10]、西武 5.4 [11]、ソフトバンク 2.5 [9]、楽天 2.4 [9]、オリックス 0.5 [9]
2 |
ロッテ |
0.524 |
2 |
51 |
24.2 |
70.0 |
日本ハム 5 [10]、西武 5.4 [11]、ソフトバンク 2.6 [9]、楽天 3.4 [11]、オリックス 1.1 [10]
3 |
西武 |
0.518 |
0.5 |
53 |
18.2 |
64.3 |
日本ハム 5.7 [11]、ロッテ 5.7 [11]、ソフトバンク 2.7 [9]、楽天 3.5 [11]、オリックス 1.7 [11]
4 |
ソフトバンク |
0.5 |
1.5 |
48 |
9.0 |
46.9 |
日本ハム 6.5 [9]、ロッテ 6.5 [9]、西武 6.4 [9]、楽天 5.9 [12]、オリックス 2.5 [9]
5 |
楽天 |
0.471 |
2.5 |
53 |
3.0 |
23.1 |
日本ハム 6.7 [9]、ロッテ 7.7 [11]、西武 7.5 [11]、ソフトバンク 6.2 [12]、オリックス 3.2 [10]
6 |
オリックス |
0.448 |
2 |
49 |
0.8 |
9.2 |
日本ハム 8.5 [9]、ロッテ 9 [10]、西武 9.4 [11]、ソフトバンク 6.5 [9]、楽天 6.9 [10]
<表の見方>
1行目 (色枠) 左から
順位、チーム名、勝率、ゲーム差、残り試合数、優勝確率 (%)、クライマックスシリーズ出場確率 (%)
2行目以降 各チームごとに
相手チーム名、上位マジック点灯指標、[残りの直接対決試合数]、(M 上位マジック, 上位確定に必要なこれからの最高勝率)
赤色 そのチームへ上位マジックを点灯した
青色 そのチームから上位マジックを点灯された
ピンク色 そのチームへ上位マジックを点灯しかけている
ライム色 そのチームから上位マジックを点灯されかけている
「上位マジック点灯指標」と「優勝確率」「CS出場確率」については、このページに詳しい説明があります。
<試合結果>
3 勝 |
16 回戦 |
10 勝 |
阪神 |
1 - 1 |
巨人 |
8 勝 |
14 回戦 |
5 勝 |
横浜 |
10 - 1 |
ヤクルト |
4 勝 |
15 回戦 |
9 勝 |
広島 |
2 - 4 |
中日 |
10 勝 |
15 回戦 |
4 勝 |
ソフトバンク |
5 - 4 |
日本ハム |
5 勝 |
14 回戦 |
7 勝 |
オリックス |
0 - 0 |
楽天 |
5 勝 |
13 回戦 |
7 勝 |
西武 |
6 - 3 |
ロッテ |
勝ち数は今日の試合結果を含む
リーグ内の同一カードは24回戦まで
最終順位が相手を上回ることへの「上位マジック」と、直接対決で相手に何勝すればマジックが出るかを表す「上位マジック点灯指標」を中心に、プロ野球のペナントレースを眺めます
<今日の計算結果>
New!
横浜 自力2位消滅
阪神 自力2位消滅
ヤクルト 自力2位保持
昨日、ヤクルトが中日と巨人の2チームからマジックを点灯された。これは直ちに自力2位の消滅を意味するものではないが、いつ消滅してもおかしくない状況なのは確かである。そこでセリーグで2チーム以上からマジックを点灯されている、横浜、阪神、ヤクルトについて、現時点で自力2位を保持しているのかどうか調べてみた。
横浜が残り53試合を全勝すると最終勝率は 0.599 となる。この横浜全勝という条件下で、残り5チームの勝敗ケースをすべて網羅して、その5チームの中で2位となるチームの最終勝率のうち最も大きい「最高2位勝率」を求め、その値が 0.599 を上回っていれば、横浜の自力2位は消滅していると判断出来る。つまり、横浜が全勝しても、残り5チームの成績次第では2位に届かないケースが存在することになる。
ただ、ガチでこの計算をするとCPUを1万個程度つないだ超並列スパコンを使っても、十年以上の時間がかかる可能性すらあり、そのままでは手が出せない。ただ、セリーグでは「最高2位勝率」は巨人か中日のどちらかが出す可能性が濃厚で、この2チームが広島、ヤクルト、阪神に全勝するケースでとくに勝率が高くなる筈である。問題は、巨人と中日の直接対決が何勝何敗何引き分けに終わったときに、2位の勝率が一番高くなるかということである。そこで、このケースに絞って計算を行い、「最高2位勝率」を推測してみた。
巨人対中日は9試合残っているが、計算の結果、巨人の0勝7敗2分のときに「最高2位勝率」0.643 が出ると推測された。この値は横浜の全勝勝率 0.599 より大きいので、横浜の自力2位はすでに消滅していることが判明した。
同様に、阪神が残り50試合を全勝する条件では、巨人の対中日成績が0勝6敗3分のときに「最高2位勝率」0.664 が出ると推測。この値は阪神全勝での勝率 0.63 より大きいので、阪神の自力2位も消滅していることが分かった。
一方、ヤクルトが残り54試合を全勝する場合、巨人の対中日成績が1勝0敗8分のときに「最高2位勝率」0.667 が出ると推測。この値はヤクルトの全勝勝率 0.686 より小さいので、ヤクルトは自力2位を保持していると思われる。
昨日の時点で、セリーグは全15カードのうち9カードでマジックが点灯、さらに横浜、阪神、ヤクルト、広島の4チームについて自力優勝が消滅している。また、上で調べたように横浜と阪神については、すでに自力2位も消滅している。このまま行けば、セリーグはかなり早い時期に勝負が終わってしまう可能性が濃厚になっている。
一方、パリーグは全15カード中、マジック点灯はゼロ。勿論、自力優勝が消滅しているチームはない。セリーグとパリーグのペナントレース、お金を払って観るプロスポーツとして、どちらが面白いかは言うまでもない。
<明日の試合>
3 勝 |
16 回戦 |
10 勝 |
阪神 |
18:00 |
巨人 |
7 勝 |
14 回戦 |
5 勝 |
横浜 |
18:00 |
ヤクルト |
4 勝 |
15 回戦 |
8 勝 |
広島 |
18:00 |
中日 |
9 勝 |
15 回戦 |
4 勝 |
ソフトバンク |
13:00 |
日本ハム |
5 勝 |
14 回戦 |
7 勝 |
オリックス |
18:00 |
楽天 |
4 勝 |
13 回戦 |
7 勝 |
西武 |
18:15 |
ロッテ |
リーグ内の同一カードは24回戦まで
最終順位が相手を上回ることへの「上位マジック」と、直接対決で相手に何勝すればマジックが出るかを表す「上位マジック点灯指標」を中心に、プロ野球のペナントレースを眺めます
<今日の動き>
New!
中日 -> ヤクルト マジック点灯
巨人 -> ヤクルト マジック点灯
広島 -> 阪神 危険水域突入
ロッテ -> オリックス 危険水域突入
ロッテは、サブローのタイムリーでオリックスに逆転勝ち。結果、ロッテのオリックスに対するマジック点灯指標が 0.8 になり、オリックスは危険水域に突入した。
日本ハムは楽天と引き分け。楽天は田中将大を立てて臨んだが、日本ハムに先制点を許し、勝利には届かなかった。首位日本ハムと2位ロッテのゲーム差は 2 に縮小。
3位西武は4位ソフトバンクに大差で負けて、ゲーム差 1.5 まで追い上げられた。勝っているときの西武と負けているときの西武は、まるで別チームのようで、セリーグのヤクルトと並んで、強いのか弱いのかよく分からない。
巨人は先発宮國の好投で横浜に勝利。横浜先発の三浦も8回5安打2失点と好投。しかし、5回表二死二塁の場面で、打者長野の平凡なセカンドゴロを一塁塁審が「セーフ」と判定。次打者の松本がレフト前にポテンヒットを打ち、三浦は2点を失った。これが決勝点となって横浜の負け。
5回表二死でのプレーは、テレビ中継のライブでも「アウト」に見えたが、VTRで見るとやはり間違いなく「アウト」。一塁塁審の明らかな誤審。送球の際、二塁手内村がボールを握り直したため、それに惑わされて「セーフ」のジャッジを下してしまたと思われる。しかし、普通のセカンドゴロを普通にさばいたプレーで、審判もよく見える位置にいた以上、この誤審は審判の技量不足。
結局、この誤審で勝敗が決まったわけで、後味の悪い試合となった。
ヤクルトは先発館山が力投するも、中日に逆転負け。これで、中日からヤクルトへのマジックが点灯。さらに巨人が勝ったために、ヤクルトは巨人からもマジック点灯。マジックのダブル点灯で、ヤクルトの自力優勝が消滅。
広島は阪神に圧勝。阪神は広島からの点灯指標が 1 になり、危険水域突入。さらに、3位広島と4位ヤクルトのゲーム差は 2.5 に拡大。今の広島はとにかく強い。
<上位マジックの点灯動向と優勝・CS出場確率>
2012年8月5日22:00現在
セリーグ
1 |
巨人 |
0.651 |
--- |
51 |
79.0 |
99.9 |
中日 2.1 [9]、広島 -1.4 [9] (M 40, 0.784)、ヤクルト -0.1 [13] (M 38, 0.745)、阪神 -5.9 [9] (M 31, 0.608)、横浜 -7 [11] (M 27, 0.529)
2 |
中日 |
0.598 |
4.5 |
49 |
20.2 |
98.8 |
巨人 7 [9]、広島 1.7 [10]、ヤクルト -0.6 [7] (M 41, 0.837)、阪神 -2.9 [10] (M 34, 0.694)、横浜 -3.4 [13] (M 30, 0.612)
巨人 10.4 [9]、中日 8.4 [10]、ヤクルト 5.4 [12]、阪神 1 [11]、横浜 -2.2 [9] (M 38, 0.745)
4 |
ヤクルト |
0.482 |
2.5 |
54 |
0.1 |
32.7 |
巨人 13.1 [13]、中日 7.6 [7]、広島 6.7 [12]、阪神 1.7 [11]、横浜 -0.5 [11] (M 43, 0.796)
5 |
阪神 |
0.412 |
6 |
50 |
0.05* |
2.3 |
巨人 14.9 [9]、中日 12.9 [10]、広島 10 [11]、ヤクルト 9.4 [11]、横浜 2.5 [9]
巨人 18 [11]、中日 16.4 [13]、広島 11.2 [9]、ヤクルト 11.5 [11]、阪神 6.6 [9]
「0.05*」 は 0.05 % 未満かつ 0 % より大きいの意
「0x」 は 0 % を表すが、2千万回の試行では0回だったということで「可能性がゼロ」とは違う
パリーグ
1 |
日本ハム |
0.552 |
--- |
49 |
48.9 |
89.3 |
ロッテ 5.1 [10]、西武 4.9 [11]、ソフトバンク 2.5 [10]、楽天 2.1 [9]、オリックス 0.2 [9]
2 |
ロッテ |
0.531 |
2 |
52 |
27.0 |
75.2 |
日本ハム 5 [10]、西武 5.4 [12]、ソフトバンク 2.1 [9]、楽天 3.1 [11]、オリックス 0.8 [10]
3 |
西武 |
0.512 |
1.5 |
54 |
14.0 |
59.9 |
日本ハム 6.2 [11]、ロッテ 6.7 [12]、ソフトバンク 2.7 [9]、楽天 3.7 [11]、オリックス 1.9 [11]
4 |
ソフトバンク |
0.494 |
1.5 |
49 |
6.7 |
41.9 |
日本ハム 7.5 [10]、ロッテ 7 [9]、西武 6.4 [9]、楽天 6.1 [12]、オリックス 2.7 [9]
日本ハム 7 [9]、ロッテ 8 [11]、西武 7.4 [11]、ソフトバンク 6 [12]、オリックス 3.7 [11]
6 |
オリックス |
0.448 |
2 |
50 |
0.7 |
9.8 |
日本ハム 8.9 [9]、ロッテ 9.3 [10]、西武 9.2 [11]、ソフトバンク 6.4 [9]、楽天 7.4 [11]
<表の見方>
1行目 (色枠) 左から
順位、チーム名、勝率、ゲーム差、残り試合数、優勝確率 (%)、クライマックスシリーズ出場確率 (%)
2行目以降 各チームごとに
相手チーム名、上位マジック点灯指標、[残りの直接対決試合数]、(M 上位マジック, 上位確定に必要なこれからの最高勝率)
赤色 そのチームへ上位マジックを点灯した
青色 そのチームから上位マジックを点灯された
ピンク色 そのチームへ上位マジックを点灯しかけている
ライム色 そのチームから上位マジックを点灯されかけている
「上位マジック点灯指標」と「優勝確率」「CS出場確率」については、このページに詳しい説明があります。
<試合結果>
6 勝 |
17 回戦 |
9 勝 |
中日 |
4 - 2 |
ヤクルト |
9 勝 |
13 回戦 |
2 勝 |
巨人 |
2 - 1 |
横浜 |
6 勝 |
13 回戦 |
6 勝 |
阪神 |
0 - 7 |
広島 |
6 勝 |
15 回戦 |
7 勝 |
楽天 |
3 - 3 |
日本ハム |
5 勝 |
14 回戦 |
8 勝 |
ロッテ |
6 - 5 |
オリックス |
7 勝 |
15 回戦 |
8 勝 |
西武 |
2 - 10 |
ソフトバンク |
勝ち数は今日の試合結果を含む
リーグ内の同一カードは24回戦まで
最終順位が相手を上回ることへの「上位マジック」と、直接対決で相手に何勝すればマジックが出るかを表す「上位マジック点灯指標」を中心に、プロ野球のペナントレースを眺めます
<今日の動き>
New!
中日 -> ヤクルト 危険水域突入
ヤクルトは大事な一戦をプロ初登板の八木に託したが、4回3失点で降板。その後、一度は中日に追いつくも、最後は突き放されて痛い負け。
この1敗で、ヤクルトの中日からのマジック点灯指標は 0.5 に減少。巨人からの点灯指標も 0.5 に低下。明日負けると、ヤクルトは中日からマジックが点灯、かつ巨人が横浜に勝つと、巨人からもマジックが点灯する。ヤクルトはマジック「ダブル」点灯の瀬戸際に立たされた。
阪神は安藤が3回までに6点を奪われ、広島に敗北。ここまで先発が崩れると勝つのは難しい。
巨人は先制、追加点、だめ押し、だめだめ押しで横浜に圧勝。昨日に続いて、ホップ、ステップ、ジャンプの楽勝。対戦チーム間であまりに戦力格差が大きくて、試合が全然つまらない。オリンピック一色の中で、唯一無料で視聴出来るナイター中継だったが、早々とテレビを消した。
日本ハムは、後半からの逆転、追加点というお得意のパターンで、楽天に快勝。2位ロッテとのゲーム差を 2.5 まで広げた。
オリックスは逆転、同点、再逆転でロッテに粘り勝ち。結果、5位楽天と6位オリックスの差が 1.5 まで縮まった。楽天は、オールスター以後、パッタリ勝てなくなっているが、どうしたんだろう?
ソフトバンクは西武に大勝。ゲーム差 2.5 に接近。
<上位マジックの点灯動向と優勝・CS出場確率>
2012年8月4日22:00現在
セリーグ
1 |
巨人 |
0.646 |
--- |
52 |
78.8 |
99.9 |
中日 2.1 [9]、広島 -1.4 [9] (M 41, 0.788)、ヤクルト 0.5 [13]、阪神 -5.4 [9] (M 33, 0.635)、横浜 -6 [12] (M 29, 0.558)
2 |
中日 |
0.593 |
4.5 |
50 |
20.3 |
98.2 |
巨人 7 [9]、広島 1.7 [10]、ヤクルト 0.5 [8]、阪神 -2.4 [10] (M 36, 0.72)、横浜 -2.9 [13] (M 32, 0.64)
巨人 10.4 [9]、中日 8.4 [10]、ヤクルト 5.9 [12]、阪神 2 [12]、横浜 -1.7 [9] (M 40, 0.769)
4 |
ヤクルト |
0.488 |
1.5 |
55 |
0.3 |
39.4 |
巨人 12.6 [13]、中日 7.6 [8]、広島 6.2 [12]、阪神 1.7 [11]、横浜 -0.5 [11] (M 44, 0.8)
5 |
阪神 |
0.417 |
6 |
51 |
0.05* |
3.3 |
巨人 14.4 [9]、中日 12.4 [10]、広島 10 [12]、ヤクルト 9.4 [11]、横浜 2.5 [9]
6 |
横浜 |
0.349 |
5.5 |
54 |
0.05* |
0.1 |
巨人 18 [12]、中日 15.9 [13]、広島 10.7 [9]、ヤクルト 11.5 [11]、阪神 6.6 [9]
「0.05*」 は 0.05 % 未満かつ 0 より大きいの意
パリーグ
1 |
日本ハム |
0.552 |
--- |
50 |
49.5 |
89.3 |
ロッテ 4.9 [10]、西武 5.2 [11]、ソフトバンク 2.4 [10]、楽天 2.6 [10]、オリックス 0.5 [9]
2 |
ロッテ |
0.525 |
2.5 |
53 |
23.2 |
70.9 |
日本ハム 5.2 [10]、西武 5.9 [12]、ソフトバンク 2.1 [9]、楽天 3.3 [11]、オリックス 1.8 [11]
3 |
西武 |
0.518 |
0.5 |
55 |
17.8 |
65.7 |
日本ハム 5.9 [11]、ロッテ 6.2 [12]、ソフトバンク 2.7 [10]、楽天 3.4 [11]、オリックス 1.9 [11]
4 |
ソフトバンク |
0.488 |
2.5 |
50 |
5.6 |
37.0 |
日本ハム 7.7 [10]、ロッテ 7 [9]、西武 7.4 [10]、楽天 6.3 [12]、オリックス 3.2 [9]
5 |
楽天 |
0.471 |
1.5 |
55 |
2.8 |
24.5 |
日本ハム 7.5 [10]、ロッテ 7.8 [11]、西武 7.7 [11]、ソフトバンク 5.8 [12]、オリックス 4 [11]
6 |
オリックス |
0.453 |
1.5 |
51 |
1.1 |
12.7 |
日本ハム 8.5 [9]、ロッテ 9.3 [11]、西武 9.2 [11]、ソフトバンク 5.9 [9]、楽天 7.1 [11]
<表の見方>
1行目 (色枠) 左から
順位、チーム名、勝率、ゲーム差、残り試合数、優勝確率 (%)、クライマックスシリーズ出場確率 (%)
2行目以降 各チームごとに
相手チーム名、上位マジック点灯指標、[残りの直接対決試合数]、(M 上位マジック, 上位確定に必要なこれからの最高勝率)
赤色 そのチームへ上位マジックを点灯した
青色 そのチームから上位マジックを点灯された
ピンク色 そのチームへ上位マジックを点灯しかけている
ライム色 そのチームから上位マジックを点灯されかけている
「上位マジック点灯指標」と「優勝確率」「CS出場確率」については、このページに詳しい説明があります。
<試合結果>
5 勝 |
16 回戦 |
9 勝 |
中日 |
8 - 4 |
ヤクルト |
8 勝 |
12 回戦 |
2 勝 |
巨人 |
9 - 2 |
横浜 |
6 勝 |
12 回戦 |
5 勝 |
阪神 |
3 - 6 |
広島 |
6 勝 |
14 回戦 |
7 勝 |
楽天 |
1 - 4 |
日本ハム |
4 勝 |
13 回戦 |
8 勝 |
ロッテ |
4 - 7 |
オリックス |
7 勝 |
14 回戦 |
7 勝 |
西武 |
0 - 7 |
ソフトバンク |
勝ち数は今日の試合結果を含む
リーグ内の同一カードは24回戦まで
最終順位が相手を上回ることへの「上位マジック」と、それが点灯しやすいかどうかを示す「上位マジック点灯指標」を中心に、プロ野球のペナントレースを眺めます
<今日の動き>
New!
ヤクルト -> 横浜 マジック点灯
阪神は、広島先発の大竹を攻略してリードを奪ったが、終盤に逆転されて敗北。阪神12安打、広島6安打で、阪神にとっては「まずいせめ」と書いて「セッコウ」と読むの試合。
ヤクルトは中日に大勝。阪神と横浜には負け越してるのに、なぜか巨人と中日には強くて、貯金を8個も稼いでいるヤクルト。オールスター直前の横浜戦では4回で降板した赤川が、今日は9回を2点に抑えて完投勝利。なぜ、ヤクルトは上位チームに強くて、下位に弱いのか。一種のミステリー。
巨人は先制、追加点、だめ押しと得点を重ね、先発内海、田原、山口、西村とつないで横浜に快勝。ヤクルトが勝ったため、横浜はヤクルトから上位マジックが点灯。これで、横浜は阪神以外の上位4チームからマジックが点灯したことになる。
パリーグは、首位日本ハムが楽天に、3位西武がソフトバンクに勝ったため、3位西武と4位ソフトバンクの差が 3.5 に広がった。ソフトバンクと楽天は、上位3チームを追うのが徐々に厳しくなっている。
2位ロッテは相性の良くないオリックスに敗北。西武とのゲーム差が 0.5 に縮まって、いよいよ優勝争いの正念場。
<上位マジックの点灯動向と優勝・CS出場確率>
2012年8月3日22:00現在
セリーグ
1 |
巨人 |
0.642 |
--- |
53 |
78.4 |
99.8 |
中日 2.1 [9]、広島 -1.4 [9] (M 42, 0.792)、ヤクルト 1 [13]、阪神 -4.9 [9] (M 35, 0.66)、横浜 -5 [13] (M 31, 0.585)
2 |
中日 |
0.588 |
4.5 |
51 |
20.3 |
97.4 |
巨人 7 [9]、広島 1.7 [10]、ヤクルト 1.5 [9]、阪神 -1.9 [10] (M 38, 0.745)、横浜 -2.4 [13] (M 34, 0.667)
巨人 10.4 [9]、中日 8.4 [10]、ヤクルト 6.4 [12]、阪神 3 [13]、横浜 -1.2 [9] (M 42, 0.792)
4 |
ヤクルト |
0.494 |
0.5 |
56 |
0.6 |
46.1 |
巨人 12.1 [13]、中日 7.6 [9]、広島 5.7 [12]、阪神 1.7 [11]、横浜 -0.5 [11] (M 45, 0.804)
5 |
阪神 |
0.422 |
6 |
52 |
0.05* |
4.5 |
巨人 13.9 [9]、中日 11.9 [10]、広島 10 [13]、ヤクルト 9.4 [11]、横浜 2.5 [9]
6 |
横浜 |
0.354 |
5.5 |
55 |
0.05* |
0.2 |
巨人 18 [13]、中日 15.4 [13]、広島 10.2 [9]、ヤクルト 11.5 [11]、阪神 6.6 [9]
「0.05*」 は 0.05 % 未満かつ 0 より大きいの意
パリーグ
1 |
日本ハム |
0.547 |
--- |
51 |
42.0 |
86.2 |
ロッテ 5.4 [10]、西武 5.7 [11]、ソフトバンク 2.4 [10]、楽天 3.6 [11]、オリックス 0.5 [9]
2 |
ロッテ |
0.532 |
1.5 |
54 |
27.6 |
74.9 |
日本ハム 4.7 [10]、西武 5.9 [12]、ソフトバンク 1.6 [9]、楽天 3.2 [11]、オリックス 1.8 [12]
3 |
西武 |
0.524 |
0.5 |
56 |
21.4 |
69.8 |
日本ハム 5.4 [11]、ロッテ 6.2 [12]、ソフトバンク 2.7 [11]、楽天 3.4 [11]、オリックス 1.4 [11]
4 |
ソフトバンク |
0.482 |
3.5 |
51 |
4.5 |
31.0 |
日本ハム 7.7 [10]、ロッテ 7.5 [9]、西武 8.4 [11]、楽天 6.8 [12]、オリックス 3.2 [9]
5 |
楽天 |
0.476 |
0.5 |
56 |
3.8 |
28.0 |
日本ハム 7.5 [11]、ロッテ 7.9 [11]、西武 7.7 [11]、ソフトバンク 5.3 [12]、オリックス 3.5 [11]
6 |
オリックス |
0.447 |
2.5 |
52 |
0.8 |
10.1 |
日本ハム 8.5 [9]、ロッテ 10.3 [12]、西武 9.7 [11]、ソフトバンク 5.9 [9]、楽天 7.6 [11]
<表の見方>
1行目 (色枠) 左から
順位、チーム名、勝率、ゲーム差、残り試合数、優勝確率 (%)、クライマックスシリーズ出場確率 (%)
2行目以降 各チームごとに
相手チーム名、上位マジック点灯指標、[残りの直接対決試合数]、(M 上位マジック, 上位確定に必要なこれからの最高勝率)
赤色 そのチームへ上位マジックを点灯した
青色 そのチームから上位マジックを点灯された
ピンク色 そのチームへ上位マジックを点灯しかけている
ライム色 そのチームから上位マジックを点灯されかけている
「上位マジック点灯指標」と「優勝確率」「CS出場確率」については、このページに詳しい説明があります。
<試合結果>
4 勝 |
15 回戦 |
9 勝 |
中日 |
2 - 9 |
ヤクルト |
7 勝 |
11 回戦 |
2 勝 |
巨人 |
4 - 1 |
横浜 |
6 勝 |
11 回戦 |
4 勝 |
阪神 |
3 - 4 |
広島 |
6 勝 |
13 回戦 |
6 勝 |
楽天 |
0 - 7 |
日本ハム |
4 勝 |
12 回戦 |
7 勝 |
ロッテ |
3 - 6 |
オリックス |
7 勝 |
13 回戦 |
6 勝 |
西武 |
3 - 2 |
ソフトバンク |
勝ち数は今日の試合結果を含む
リーグ内の同一カードは24回戦まで
最終順位が相手を上回ることへの「上位マジック」と、それが点灯しやすいかどうかを示す「上位マジック点灯指標」を中心に、プロ野球のペナントレースを眺めます
<今日の動き>
中日が9回表に逆転して巨人に勝利。巨人は、先発杉内が好投も、リリーフの山口が失点。中日の巨人からの上位マジック点灯指標は 2.7 のまま。ゲーム差は 3.5 に縮まった。
セリーグ首位対決三連戦は中日の2勝1分で終わり、巨大戦力を抱えて有利にペナントレースを進める巨人に対して、中日は投手力と経験値の高さで底力を見せた。この結果は、ペナントレースの今後について、巨人首脳陣に一抹の不安をもたらしたかもしれない。
ヤクルトは阪神に勝ち、巨人からの点灯指標は 1 に上昇。危険水域リスト脱出は目前だが、明日からは中日との三連戦。
横浜は広島に逆転勝ち。結果、ヤクルトからの点灯指標はゼロで動かず、「同順位マジック」が3日連続で維持されることに。
ロッテが首位日本ハムに大勝。再び 0.5 ゲーム差。日本ハムの対ロッテ点灯指標が 5.9 に対して、ロッテの対日本ハムは 4.2 で、マジックベースではロッテがやや有利。
オリックスは西武と引き分けて、日本ハムからの点灯指標が 0.5 に上昇。毎度のことながら、オリックスはギリギリのところで相当にしぶとい。
広島、会沢翼選手のご回復を心よりお祈り申し上げます。
<上位マジックの点灯動向と優勝・CS出場確率>
2012年8月2日22:30現在
セリーグ
1 |
巨人 |
0.638 |
--- |
54 |
72.6 |
99.8 |
中日 2.7 [9]、広島 -1.4 [9] (M 43, 0.796)、ヤクルト 1 [13]、阪神 -4.4 [9] (M 37, 0.685)、横浜 -4 [14] (M 33, 0.611)
2 |
中日 |
0.595 |
3.5 |
52 |
26.3 |
98.3 |
巨人 6.4 [9]、広島 1.2 [10]、ヤクルト 1.5 [10]、阪神 -1.9 [10] (M 39, 0.75)、横浜 -2.5 [13] (M 35, 0.673)
巨人 10.4 [9]、中日 8.9 [10]、ヤクルト 6.4 [12]、阪神 4 [14]、横浜 -0.7 [9] (M 44, 0.815)
4 |
ヤクルト |
0.488 |
0.5 |
57 |
0.5 |
44.6 |
巨人 12.1 [13]、中日 8.6 [10]、広島 5.7 [12]、阪神 2.2 [11]、横浜 0 [11]
5 |
阪神 |
0.427 |
5 |
53 |
0.05* |
6.8 |
巨人 13.4 [9]、中日 11.9 [10]、広島 10 [14]、ヤクルト 8.9 [11]、横浜 2.4 [9]
6 |
横浜 |
0.358 |
5.5 |
56 |
0.05* |
0.3 |
巨人 18 [14]、中日 15.5 [13]、広島 9.7 [9]、ヤクルト 11 [11]、阪神 6.7 [9]
「0.05*」 は 0.05 % 未満かつ 0 より大きいの意
パリーグ
1 |
日本ハム |
0.541 |
--- |
52 |
36.4 |
82.3 |
ロッテ 5.9 [10]、西武 5.7 [11]、ソフトバンク 2.9 [10]、楽天 4.6 [12]、オリックス 0.5 [9]
2 |
ロッテ |
0.538 |
0.5 |
55 |
33.4 |
78.1 |
日本ハム 4.2 [10]、西武 5.4 [12]、ソフトバンク 1.5 [9]、楽天 3.2 [11]、オリックス 1.8 [13]
3 |
西武 |
0.519 |
1.5 |
57 |
18.4 |
63.8 |
日本ハム 5.4 [11]、ロッテ 6.7 [12]、ソフトバンク 3.7 [12]、楽天 3.9 [11]、オリックス 1.4 [11]
4 |
ソフトバンク |
0.488 |
2.5 |
52 |
6.0 |
35.7 |
日本ハム 7.2 [10]、ロッテ 7.6 [9]、西武 8.4 [12]、楽天 6.8 [12]、オリックス 2.7 [9]
5 |
楽天 |
0.482 |
0.5 |
57 |
5.1 |
32.1 |
日本ハム 7.5 [12]、ロッテ 7.9 [11]、西武 7.2 [11]、ソフトバンク 5.3 [12]、オリックス 3 [11]
6 |
オリックス |
0.44 |
3.5 |
53 |
0.7 |
8.0 |
日本ハム 8.5 [9]、ロッテ 11.3 [13]、西武 9.7 [11]、ソフトバンク 6.4 [9]、楽天 8.1 [11]
<表の見方>
1行目 (色枠) 左から
順位、チーム名、勝率、ゲーム差、残り試合数、優勝確率 (%)、クライマックスシリーズ出場確率 (%)
2行目以降 各チームごとに
相手チーム名、上位マジック点灯指標、[残りの直接対決試合数]、(M 上位マジック, 上位確定に必要なこれからの最高勝率)
赤色 そのチームへ上位マジックを点灯した
青色 そのチームから上位マジックを点灯された
ピンク色 そのチームへ上位マジックを点灯しかけている
ライム色 そのチームから上位マジックを点灯されかけている
「上位マジック点灯指標」と「優勝確率」「CS出場確率」については、このページに詳しい説明があります。
<試合結果>
5 勝 |
15 回戦 |
7 勝 |
中日 |
3 - 2 |
巨人 |
12 勝 |
15 回戦 |
2 勝 |
広島 |
2 - 5 |
横浜 |
5 勝 |
13 回戦 |
7 勝 |
ヤクルト |
5 - 0 |
阪神 |
10 勝 |
14 回戦 |
3 勝 |
日本ハム |
2 - 12 |
ロッテ |
4 勝 |
13 回戦 |
7 勝 |
オリックス |
1 - 1 |
西武 |
勝ち数は今日の試合結果を含む
リーグ内の同一カードは24回戦まで