最終順位が相手を上回ることへの「上位マジック」と、直接対決で相手に何勝すればマジックが出るかを表す「上位マジック点灯指標」を中心に、プロ野球のペナントレースを眺めます
<表についてのお知らせ>
「上位マジックの点灯動向と優勝・CS出場確率」の表における「V率」欄の「優勝確率」は数値が「0x」となった場合、「残り試合全勝条件での優勝確率」を赤色の数字で載せていましたが、これを止めて「今より上の順位でペナントレースを終える確率」を水色の数字で表示することにしました。
例えば、今日の横浜の「V率」欄は「24.0」となっていますが、これは6位横浜の最終順位が5位以上になる確率を表しています。また、阪神は「10.2」ですが、これは5位阪神が4位以上になる確率です。
<今日の動き>
New!
ヤクルト -> 阪神 マジック点灯
阪神 自力CS再々消滅
<試合結果>
勝ち数は今日の試合結果を含む
各カードは24回戦まで
ヤクルト・石川と巨人・沢村の先発だったが、点の取り合いに。ヤクルトはミレッジ、畠山、武内、巨人は実松、坂本、阿部の6人がホームラン。夏の夜の神宮花火大会。ただ、試合の方は結局引き分け。とにかく「負けない巨人」。
中日・ソトと阪神・久保の好投で両チーム8回まで無得点。阪神は、9回表に藤川を投入して先に動くが、中日平田のタイムリーで1点を奪われ、これが決勝点に。同点で守護神を起用してまで勝ちにいった試合だったが、阪神には厳しい1敗となった。
この敗北で、阪神の自力CSは3度目の消滅。
広島・前田健太と横浜・三浦大輔のエース対決。同点で迎えた8回表に筒香がソロホームランで横浜が勝ち越し。9回裏を山口が抑えて横浜が逃げ切り。前回広島に勝ったのが何時だったか、思い出せないくらい久しぶりの勝利。
今回の阪神の自力CS消滅は、巨人、中日、ヤクルトの3チームに対するもの。巨人、中日、広島の3チームであれば、阪神はまだ自力で広島を上回れる状態。今日の広島の負けで、ヤクルトとのCS争いは全く分からなくなってきた。
オリックス先発の木佐貫が5回裏、日本ハム打線につかまり大量失点。この回だけで11点を献上。日本ハム先発の武田勝は大量リードに守られて7回108球のピッチング。抑えの武田久など主力リリーフ陣を休ませて余裕の勝利。
楽天は4回裏に連打で先制するが、ロッテ先発のグライシンガーを打ち崩せず、6回表に逆転を許すと、そのまま敗北。4連敗。楽天はロッテの2倍近くヒットを打ちながら1対4のスコア。「あと一本」がどうしても出ない。
勢いのある上位2チームの好カード。西武・岸、ソフトバンク・摂津の両先発が粘りのピッチングで6回までゼロ行進。しかし、ソフトバンクは7回表に小久保のタイムリーで1点を先制すると、9回表も連打で追加点をあげ勝負を決めた。
ソフトバンクは、森福と岡島という強力な二枚リリーフが、今日の試合でも存在感を発揮。投打に戦力が整備されてきて、他チームにとっては大きな脅威となりつつある。
<上位マジックの点灯動向と優勝・CS出場確率>
2012年8月21日22:00現在
セリーグ
中日 0.4 [6]、広島 -5.6 [6] (M 22, 0.579)、ヤクルト -3.9 [9] (M 22, 0.579)、阪神 -9.4 [6] (M 14, 0.368)、横浜 -7.8 [11] (M 12, 0.316)
巨人 5.7 [6]、広島 -2.3 [7] (M 26, 0.703)、ヤクルト -2.2 [7] (M 26, 0.703)、阪神 -5.2 [9] (M 18, 0.486)、横浜 -6.6 [8] (M 17, 0.459)
巨人 11.6 [6]、中日 9.3 [7]、ヤクルト 4.8 [9]、阪神 0.1 [8]、横浜 -0.8 [8] (M 29, 0.763)
巨人 12.9 [9]、中日 9.2 [7]、広島 4.3 [9]、阪神 -0.2 [8] (M 33, 0.805)、横浜 -1 [8] (M 32, 0.78)
巨人 15.4 [6]、中日 14.2 [9]、広島 8 [8]、ヤクルト 8.2 [8]、横浜 2.2 [6]
巨人 18.8 [11]、中日 14.6 [8]、広島 8.8 [8]、ヤクルト 9 [8]、阪神 3.9 [6]
パリーグ
西武 4.5 [8]、ソフトバンク 2.9 [8]、ロッテ 2.8 [7]、楽天 0.2 [6]、オリックス -2.3 [8] (M 25, 0.676)
日本ハム 3.5 [8]、ソフトバンク 2.4 [8]、ロッテ 3.3 [9]、楽天 0.7 [8]、オリックス -2.8 [8] (M 28, 0.683)
日本ハム 5.2 [8]、西武 5.7 [8]、ロッテ 3.5 [6]、楽天 2.9 [9]、オリックス -2 [6] (M 27, 0.73)
日本ハム 4.3 [7]、西武 5.8 [9]、ソフトバンク 2.6 [6]、楽天 3 [10]、オリックス -1.9 [7] (M 29, 0.744)
日本ハム 5.9 [6]、西武 7.4 [8]、ソフトバンク 6.2 [9]、ロッテ 7.1 [10]、オリックス 0.6 [8]
日本ハム 10.3 [8]、西武 10.8 [8]、ソフトバンク 8 [6]、ロッテ 8.9 [7]、楽天 7.5 [8]
<表の見方>
1行目
(順位)、チーム名
2行目 (色枠) 左から
勝率、ゲーム差、残り試合数、優勝確率 (%)、クライマックスシリーズ(CS)出場確率 (%)、CS自力指標、CS確定指標
「99.95*」は 99.95 % 以上でかつ 100 % より小さい
「100x」は 100 % を表し、2千万回の試行で2千万回起こったことを示す
「0.05*」 は 0.05 % 未満かつ 0 % より大きい
「0x」 は 0 % を表し、2千万回の試行で0回だったことを示す
水色の数字は今より上の順位でペナントレースを終える確率 (%)。「V率」欄で「0x」が続いた場合に表示
「CS自力指標」は、そのチームが全勝する条件での勝率から残りチームの最高3位勝率を引いた値を試合数に換算したもの。全勝での勝利数のCS確定ラインからの上積み勝利数を表す。この指標は大きいほど良く、マイナスになると自力CSが消滅する。
「CS確定指標」は、そのチームが全敗する条件での勝率を残りチームの最高3位勝率から引いた値を試合数に換算したもの。全敗での勝利数のCS確定ラインへの不足勝利数を表す。この指標は小さいほど良く、マイナスになるとCS出場が確定する。
3行目以降 各チームごとに
相手チーム名、上位マジック点灯指標、[残りの直接対決試合数]、(M 上位マジック, 上位確定に必要なこれからの最高勝率)
赤色 そのチームへ上位マジックを点灯した
青色 そのチームから上位マジックを点灯された
ピンク色 そのチームへ上位マジックを点灯しかけている
ライム色 そのチームから上位マジックを点灯されかけている
「上位マジック点灯指標」と「優勝確率」「CS出場確率」については、このページに詳しい説明があります。
<表についてのお知らせ>
「上位マジックの点灯動向と優勝・CS出場確率」の表における「V率」欄の「優勝確率」は数値が「0x」となった場合、「残り試合全勝条件での優勝確率」を赤色の数字で載せていましたが、これを止めて「今より上の順位でペナントレースを終える確率」を水色の数字で表示することにしました。
例えば、今日の横浜の「V率」欄は「24.0」となっていますが、これは6位横浜の最終順位が5位以上になる確率を表しています。また、阪神は「10.2」ですが、これは5位阪神が4位以上になる確率です。
<今日の動き>
New!
ヤクルト -> 阪神 マジック点灯
阪神 自力CS再々消滅
<試合結果>
勝ち数は今日の試合結果を含む
各カードは24回戦まで
5 勝 | 15 回戦 | 7 勝 |
巨人 | 6 - 6 | ヤクルト |
神宮 |
ヤクルト・石川と巨人・沢村の先発だったが、点の取り合いに。ヤクルトはミレッジ、畠山、武内、巨人は実松、坂本、阿部の6人がホームラン。夏の夜の神宮花火大会。ただ、試合の方は結局引き分け。とにかく「負けない巨人」。
11 勝 | 15 回戦 | 3 勝 |
中日 | 1 - 0 | 阪神 |
京セラドーム大阪 |
中日・ソトと阪神・久保の好投で両チーム8回まで無得点。阪神は、9回表に藤川を投入して先に動くが、中日平田のタイムリーで1点を奪われ、これが決勝点に。同点で守護神を起用してまで勝ちにいった試合だったが、阪神には厳しい1敗となった。
この敗北で、阪神の自力CSは3度目の消滅。
3 勝 | 16 回戦 | 12 勝 |
横浜 | 3 - 2 | 広島 |
広島マツダスタジアム |
広島・前田健太と横浜・三浦大輔のエース対決。同点で迎えた8回表に筒香がソロホームランで横浜が勝ち越し。9回裏を山口が抑えて横浜が逃げ切り。前回広島に勝ったのが何時だったか、思い出せないくらい久しぶりの勝利。
今回の阪神の自力CS消滅は、巨人、中日、ヤクルトの3チームに対するもの。巨人、中日、広島の3チームであれば、阪神はまだ自力で広島を上回れる状態。今日の広島の負けで、ヤクルトとのCS争いは全く分からなくなってきた。
7 勝 | 16 回戦 | 9 勝 |
オリックス | 3 - 13 | 日本ハム |
スタルヒン球場(旭川) |
オリックス先発の木佐貫が5回裏、日本ハム打線につかまり大量失点。この回だけで11点を献上。日本ハム先発の武田勝は大量リードに守られて7回108球のピッチング。抑えの武田久など主力リリーフ陣を休ませて余裕の勝利。
9 勝 | 14 回戦 | 4 勝 |
ロッテ | 4 - 1 | 楽天 |
Kスタ宮城 |
楽天は4回裏に連打で先制するが、ロッテ先発のグライシンガーを打ち崩せず、6回表に逆転を許すと、そのまま敗北。4連敗。楽天はロッテの2倍近くヒットを打ちながら1対4のスコア。「あと一本」がどうしても出ない。
9 勝 | 16 回戦 | 7 勝 |
ソフトバンク | 4 - 0 | 西武 |
西武ドーム |
勢いのある上位2チームの好カード。西武・岸、ソフトバンク・摂津の両先発が粘りのピッチングで6回までゼロ行進。しかし、ソフトバンクは7回表に小久保のタイムリーで1点を先制すると、9回表も連打で追加点をあげ勝負を決めた。
ソフトバンクは、森福と岡島という強力な二枚リリーフが、今日の試合でも存在感を発揮。投打に戦力が整備されてきて、他チームにとっては大きな脅威となりつつある。
<上位マジックの点灯動向と優勝・CS出場確率>
2012年8月21日22:00現在
セリーグ
(1) | 巨人 |
勝率 | 差 | 残 | V率 | CS率 | CS自 | CS確 |
0.66 | --- | 38 | 86.7 | 99.95* | 28.4 | 17.6 |
(2) | 中日 |
0.606 | 5 | 37 | 13.3 | 99.95* | 22.3 | 22 |
(3) | 広島 |
0.485 | 11.5 | 38 | 0.05* | 56.4 | 8.6 | 38.4 |
(4) | ヤクルト |
0.474 | 1 | 41 | 0.05* | 42.1 | 9.4 | 40.6 |
(5) | 阪神 |
0.406 | 6.5 | 37 | 10.2 | 1.4 | -0.3 | 45.1 |
(6) | 横浜 |
0.368 | 3.5 | 41 | 24.0 | 0.1 | -2 | 51 |
パリーグ
(1) | 日本ハム |
勝率 | 差 | 残 | V率 | CS率 | CS自 | CS確 |
0.545 | --- | 37 | 42.3 | 87.8 | 15.8 | 29.7 |
(2) | 西武 |
0.537 | 1 | 41 | 29.1 | 78.8 | 17.3 | 33 |
(3) | ソフトバンク |
0.52 | 1.5 | 37 | 14.5 | 63.5 | 12.4 | 32.7 |
(4) | ロッテ |
0.516 | 0.5 | 39 | 13.2 | 58.3 | 13.3 | 33.6 |
(5) | 楽天 |
0.469 | 4.5 | 41 | 0.8 | 11.3 | 10.3 | 39.9 |
(6) | オリックス |
0.418 | 5 | 37 | 0.05* | 0.3 | 2.1 | 42.7 |
<表の見方>
1行目
(順位)、チーム名
2行目 (色枠) 左から
勝率、ゲーム差、残り試合数、優勝確率 (%)、クライマックスシリーズ(CS)出場確率 (%)、CS自力指標、CS確定指標
「99.95*」は 99.95 % 以上でかつ 100 % より小さい
「100x」は 100 % を表し、2千万回の試行で2千万回起こったことを示す
「0.05*」 は 0.05 % 未満かつ 0 % より大きい
「0x」 は 0 % を表し、2千万回の試行で0回だったことを示す
水色の数字は今より上の順位でペナントレースを終える確率 (%)。「V率」欄で「0x」が続いた場合に表示
「CS自力指標」は、そのチームが全勝する条件での勝率から残りチームの最高3位勝率を引いた値を試合数に換算したもの。全勝での勝利数のCS確定ラインからの上積み勝利数を表す。この指標は大きいほど良く、マイナスになると自力CSが消滅する。
「CS確定指標」は、そのチームが全敗する条件での勝率を残りチームの最高3位勝率から引いた値を試合数に換算したもの。全敗での勝利数のCS確定ラインへの不足勝利数を表す。この指標は小さいほど良く、マイナスになるとCS出場が確定する。
3行目以降 各チームごとに
相手チーム名、上位マジック点灯指標、[残りの直接対決試合数]、(M 上位マジック, 上位確定に必要なこれからの最高勝率)
赤色 そのチームへ上位マジックを点灯した
青色 そのチームから上位マジックを点灯された
ピンク色 そのチームへ上位マジックを点灯しかけている
ライム色 そのチームから上位マジックを点灯されかけている
「上位マジック点灯指標」と「優勝確率」「CS出場確率」については、このページに詳しい説明があります。