最終順位が相手を上回ることへの「上位マジック」と、直接対決で相手に何勝すればマジックが出るかを表す「上位マジック点灯指標」を中心に、プロ野球のペナントレースを眺めます
<今日の動き>
New!
ヤクルト -> 阪神 危険水域脱出
中日は、先発の中田賢一とソーサ、田島、山井のリリーフ陣が気合いの入ったピッチングで延長11回まで巨人をゼロに抑え、平田の犠牲フライでサヨナラ勝ち。巨人は11回裏に登板した山口が疲れからかやや球威がなく、森野の送りバントと谷繁のシングルヒットで一死満塁にしたのが痛かった。
巨人から中日へのマジック点灯指標は 0.8 のままで、今回のナゴヤドームでの優勝マジック点灯は回避された。ただ、次の3連戦で巨人が3連勝すると、中日は1勝2敗で優勝マジック点灯となり、厳しい状況は続いている。
ヤクルトは先発ロマンが好投するも、8回裏に広島打線につかまり逆転負け。ヤクルトのリリーフ陣は登板回数の多い投手が多く、主力をつぎ込めないジレンマが悩ましい。やはり去年と同じく、ペナントレース終盤で戦力不足の様相。
広島とヤクルトの自力2位が消滅。広島は全勝勝率 0.659 に対して最高2位勝率が 0.662、ヤクルトは全勝勝率 0.650 に対して最高2位勝率が 0.659 で、どちらも届かず。巨人と中日がハイペースで勝ち進んでいるため、2位ラインが上がったことが大きい。CSに関する状況は、リニューアルした表に掲載。
横浜はリードする展開も終盤、阪神に追いつかれて、延長の末に引き分け。阪神は今日も13安打とヒットを打ちながらも勝ちにつなげられず。
楽天先発の釜田が好投、日本ハムに1点差の完封勝ち。西武対オリックスは、両チームとも小刻みに点を取り合う展開となったが、結局引き分け。ソフトバンクはプロ2年目の柳田が延長10回裏にサヨナラホームランを放ち、ロッテに勝利。
<上位マジックの点灯動向と優勝・CS出場確率>
2012年8月16日22:30現在
セリーグ
中日 0.8 [6]、広島 -2.2 [9] (M 29, 0.69)、ヤクルト -2.4 [10] (M 28, 0.667)、阪神 -8.5 [6] (M 19, 0.452)、横浜 -7 [11] (M 18, 0.429)
巨人 5.3 [6]、広島 -0.9 [7] (M 33, 0.805)、ヤクルト -1.5 [7] (M 32, 0.78)、阪神 -4.2 [10] (M 23, 0.561)、横浜 -4.6 [11] (M 22, 0.537)
巨人 11.2 [9]、中日 7.9 [7]、ヤクルト 3.9 [9]、阪神 -1 [8] (M 33, 0.786)、横浜 -1.3 [9] (M 31, 0.738)
巨人 12.4 [10]、中日 8.5 [7]、広島 5.2 [9]、阪神 1.2 [11]、横浜 -1.3 [8] (M 35, 0.778)
巨人 14.5 [6]、中日 14.2 [10]、広島 9 [8]、ヤクルト 9.9 [11]、横浜 2.2 [6]
巨人 18 [11]、中日 15.6 [11]、広島 10.3 [9]、ヤクルト 9.3 [8]、阪神 3.9 [6]
パリーグ
西武 4.5 [8]、ロッテ 4.8 [10]、ソフトバンク 2.4 [8]、楽天 1.7 [6]、オリックス -0.2 [9] (M 32, 0.78)
日本ハム 3.5 [8]、ロッテ 3.8 [9]、ソフトバンク 2.4 [9]、楽天 3.7 [11]、オリックス -1.2 [8] (M 35, 0.778)
日本ハム 5.3 [10]、西武 5.3 [9]、ソフトバンク 1.6 [6]、楽天 4.5 [11]、オリックス -1 [7] (M 35, 0.814)
日本ハム 5.7 [8]、西武 6.7 [9]、ロッテ 4.5 [6]、楽天 4.9 [9]、オリックス 1.5 [9]
日本ハム 4.4 [6]、西武 7.4 [11]、ロッテ 6.6 [11]、ソフトバンク 4.2 [9]、オリックス 0.7 [8]
日本ハム 9.2 [9]、西武 9.2 [8]、ロッテ 8 [7]、ソフトバンク 7.5 [9]、楽天 7.4 [8]
<表の見方>
1行目
(順位)、チーム名
2行目 (色枠) 左から
勝率、ゲーム差、残り試合数、優勝確率 (%)、クライマックスシリーズ(CS)出場確率 (%)、CS自力指標、CS確定指標
「99.95*」は 99.95 % 以上でかつ 100 % より小さい
「100x」は 100 % を表し、2千万回の試行で2千万回起こったことを示す
「0.05*」 は 0.05 % 未満かつ 0 % より大きい
「0x」 は 0 % を表し、2千万回の試行で0回だったことを示す
青の数字は残り試合を全敗する条件での優勝(CS出場)確率 (%)
赤の数字は残り試合を全勝する条件での優勝(CS出場)確率 (%)
「CS自力指標」は、そのチームが全勝する条件での勝率から残りチームの最高3位勝率を引いた値を試合数に換算したもの。全勝での勝利数のCS確定ラインからの上積み勝利数を表す。この指標は大きいほど良く、マイナスになると自力CSが消滅する。
「CS確定指標」は、そのチームが全敗する条件での勝率を残りチームの最高3位勝率から引いた値を試合数に換算したもの。全敗での勝利数のCS確定ラインに足りない勝利数を表す。この指標は小さいほど良く、マイナスになるとCS出場が確定する。
3行目以降 各チームごとに
相手チーム名、上位マジック点灯指標、[残りの直接対決試合数]、(M 上位マジック, 上位確定に必要なこれからの最高勝率)
赤色 そのチームへ上位マジックを点灯した
青色 そのチームから上位マジックを点灯された
ピンク色 そのチームへ上位マジックを点灯しかけている
ライム色 そのチームから上位マジックを点灯されかけている
「上位マジック点灯指標」と「優勝確率」「CS出場確率」については、このページに詳しい説明があります。
「CS自力指標」と「CS確定指標」については、近いうちに説明ページを作る予定です。
<試合結果>
勝ち数は今日の試合結果を含む
リーグ内の同一カードは24回戦まで
<今日の動き>
New!
ヤクルト -> 阪神 危険水域脱出
中日は、先発の中田賢一とソーサ、田島、山井のリリーフ陣が気合いの入ったピッチングで延長11回まで巨人をゼロに抑え、平田の犠牲フライでサヨナラ勝ち。巨人は11回裏に登板した山口が疲れからかやや球威がなく、森野の送りバントと谷繁のシングルヒットで一死満塁にしたのが痛かった。
巨人から中日へのマジック点灯指標は 0.8 のままで、今回のナゴヤドームでの優勝マジック点灯は回避された。ただ、次の3連戦で巨人が3連勝すると、中日は1勝2敗で優勝マジック点灯となり、厳しい状況は続いている。
ヤクルトは先発ロマンが好投するも、8回裏に広島打線につかまり逆転負け。ヤクルトのリリーフ陣は登板回数の多い投手が多く、主力をつぎ込めないジレンマが悩ましい。やはり去年と同じく、ペナントレース終盤で戦力不足の様相。
広島とヤクルトの自力2位が消滅。広島は全勝勝率 0.659 に対して最高2位勝率が 0.662、ヤクルトは全勝勝率 0.650 に対して最高2位勝率が 0.659 で、どちらも届かず。巨人と中日がハイペースで勝ち進んでいるため、2位ラインが上がったことが大きい。CSに関する状況は、リニューアルした表に掲載。
横浜はリードする展開も終盤、阪神に追いつかれて、延長の末に引き分け。阪神は今日も13安打とヒットを打ちながらも勝ちにつなげられず。
楽天先発の釜田が好投、日本ハムに1点差の完封勝ち。西武対オリックスは、両チームとも小刻みに点を取り合う展開となったが、結局引き分け。ソフトバンクはプロ2年目の柳田が延長10回裏にサヨナラホームランを放ち、ロッテに勝利。
<上位マジックの点灯動向と優勝・CS出場確率>
2012年8月16日22:30現在
セリーグ
(1) | 巨人 |
勝率 | 差 | 残 | V率 | CS率 | CS自 | CS確 |
0.648 | --- | 42 | 82.4 | 99.95* | 27.3 | 24.1 |
(2) | 中日 |
0.6 | 4.5 | 41 | 17.4 | 99.8 | 20.1 | 27.9 |
(3) | 広島 |
0.505 | 8.5 | 42 | 0.1 | 68.2 | 10.2 | 40.7 |
(4) | ヤクルト |
0.478 | 2.5 | 45 | 0.05* | 31.2 | 7.8 | 46.3 |
(5) | 阪神 |
0.402 | 7 | 41 | 0x | 0.8 | -1.4 | 50.7 |
(6) | 横浜 |
0.363 | 3.5 | 45 | 71.1 | 0.1 | -1.3 | 56.7 |
パリーグ
(1) | 日本ハム |
勝率 | 差 | 残 | V率 | CS率 | CS自 | CS確 |
0.537 | --- | 41 | 39.0 | 83.4 | 17.3 | 33.5 |
(2) | 西武 |
0.527 | 1 | 45 | 27.0 | 73.2 | 18.6 | 36.1 |
(3) | ロッテ |
0.517 | 1 | 43 | 20.0 | 63.8 | 15.9 | 36.1 |
(4) | ソフトバンク |
0.5 | 1.5 | 41 | 8.4 | 43.6 | 12.2 | 37.5 |
(5) | 楽天 |
0.489 | 1 | 45 | 5.5 | 33.3 | 14.9 | 40.8 |
(6) | オリックス |
0.436 | 5 | 41 | 0.2 | 2.8 | 6.7 | 43.5 |
<表の見方>
1行目
(順位)、チーム名
2行目 (色枠) 左から
勝率、ゲーム差、残り試合数、優勝確率 (%)、クライマックスシリーズ(CS)出場確率 (%)、CS自力指標、CS確定指標
「99.95*」は 99.95 % 以上でかつ 100 % より小さい
「100x」は 100 % を表し、2千万回の試行で2千万回起こったことを示す
「0.05*」 は 0.05 % 未満かつ 0 % より大きい
「0x」 は 0 % を表し、2千万回の試行で0回だったことを示す
青の数字は残り試合を全敗する条件での優勝(CS出場)確率 (%)
赤の数字は残り試合を全勝する条件での優勝(CS出場)確率 (%)
「CS自力指標」は、そのチームが全勝する条件での勝率から残りチームの最高3位勝率を引いた値を試合数に換算したもの。全勝での勝利数のCS確定ラインからの上積み勝利数を表す。この指標は大きいほど良く、マイナスになると自力CSが消滅する。
「CS確定指標」は、そのチームが全敗する条件での勝率を残りチームの最高3位勝率から引いた値を試合数に換算したもの。全敗での勝利数のCS確定ラインに足りない勝利数を表す。この指標は小さいほど良く、マイナスになるとCS出場が確定する。
3行目以降 各チームごとに
相手チーム名、上位マジック点灯指標、[残りの直接対決試合数]、(M 上位マジック, 上位確定に必要なこれからの最高勝率)
赤色 そのチームへ上位マジックを点灯した
青色 そのチームから上位マジックを点灯された
ピンク色 そのチームへ上位マジックを点灯しかけている
ライム色 そのチームから上位マジックを点灯されかけている
「上位マジック点灯指標」と「優勝確率」「CS出場確率」については、このページに詳しい説明があります。
「CS自力指標」と「CS確定指標」については、近いうちに説明ページを作る予定です。
<試合結果>
8 勝 | 18 回戦 | 8 勝 |
阪神 | 4 - 4 | 横浜 |
横浜スタジアム |
8 勝 | 18 回戦 | 7 勝 |
巨人 | 0 - 1x | 中日 |
ナゴヤドーム |
7 勝 | 15 回戦 | 7 勝 |
ヤクルト | 2 - 4 | 広島 |
広島マツダスタジアム |
8 勝 | 18 回戦 | 8 勝 |
日本ハム | 0 - 1 | 楽天 |
Kスタ宮城 |
9 勝 | 16 回戦 | 4 勝 |
西武 | 4 - 4 | オリックス |
京セラドーム大阪 |
9 勝 | 18 回戦 | 7 勝 |
ロッテ | 2 - 3x | ソフトバンク |
福岡ヤフードーム |
勝ち数は今日の試合結果を含む
リーグ内の同一カードは24回戦まで