坊主の戯言

ある日突然なにかが書きたくなったので
わたしが作る、作るとき、作れば、作ろうわたしのためだけの自分勝手なブログ

本気の好き

2021-03-21 00:58:00 | エッセイ
バッフェにところてんがあったとき、宝くじに当たったくらい、踊ってしまうくらい嬉しかった

人を喜ばすって無限だ、想像できないことは限りなくある、そんな甘美な危うさ故に心酔わせる

何をやっているときに、どんなことをしているときに、どんな風に手に入ったときに嬉しいのか

そこは自分の腕の見せ所、教科書には載っていないし、ひょっこり誰かが来て教えてはくれない

100万本のバラの花よりも、100カラットのダイヤモンドよりも、私はカレーパンが好きだ

思い出横丁

2021-03-21 00:40:27 | エッセイ
庭にテントを張ったり、犬小屋で寝たり、雪でかまくらを作ったり、こっそり秘密基地を作ったり

いろんな人といろいろな場所で、出会いを繰り返し、いろんなことをしたり、いろんな話をしたり

子供の頃からの楽しい思い出が数え切れないほどある、嫌なことを思い出すことは実はあまりない

繰り返しその気持ちになるのなら、断然幸せな一瞬を何回も味わっていたいし、長く覚えていたい

良いことも悪いことも、忘れてしまう生き物だっていうことすら、宝物のひとつなのかもしれない

地図の現在地

2021-03-21 00:28:28 | エッセイ
イライラすることって滅多にないけど、イライラすることが起こると、なんだかワクワクする

目の前のこの出来事で、どういう概念を持ってて、どう定義していて、どう意味付けしてるか

誰かに何か不満に思ってる時は、結構な確率で、自分に言いたくて言えないことだったりする

そう気付くと、わざわざそんな面倒なことをして教えてくれるだなんて、くすっと笑えるもの

いっぱい成長するために、遠回りしたり、凸凹道を通ったり、進みたいと決めたルートで歩く


イワシの兄弟

2021-03-21 00:19:29 | エッセイ
目の前にある全てが誇らしい、自由でいてほしい、昨日も今日も、きっと明日もそう心から願う

良く見せようと取り繕ったり、思ってもないことを言ったり、違うものになろうとしなくていい

わたしたちは、たくさんのことを求めているわけではないし、欲しいと望んでいるわけでもない

もし自分勝手で我儘なお日様がいたとしたって、ちゃんと日は昇るし、時間になれば沈んでゆく

自分の役割は決まっていて、自分が誰なのかちゃんと自分は知っている、それをするかしないか

思い出かるた

2021-03-21 00:11:12 | エッセイ
桜はなごり惜しまれながら散るし、白い薔薇は枯れていくし、セミはほとんど土の中で過ごす

形あるものは壊れるときがくる、果たしてそうなんだろうか、永遠なものってないのだろうか

姿形が変わっても時間が過ぎても、心の中にしか残ってないことは、悲しいことなんだろうか

むしろ目には見えなくても見えるし、聞こえなくても聞こえるし、そばにいなくたって感じる

愛着を感じる人や物と過ごすのって、あると思えばいつでも自由に、共に生きることができる