しばらく喉の調子が悪くて、一度治っても油断してまた調子悪くなったりしていました。
話したり歌ったりした後に、気管が炎症をおこすのかケホケホと空咳みたいなのが続いていたのです。
熱も出ないしお腹も平気なのに、喉だけがおかしい。
で、アルコールをしばらくやめ、「喋らない」事を毎日の目標?にして沈黙の日々。
レッスンしているときは仕方がないのでマスクをかけ、なるべく声帯を使わないようにして教えていました。
合唱の時間は歌うにしても指導にしても、もどかしくてじれったくて、ちょいとつらかった。謡曲も同じ。
我が家はエアコンはあっても冬は全く使わないので部屋はそれほど乾かないけれど、寝る時も枕もとでユーカリオイルをたらした加湿器を常用。
夫とも出来る限り会話無し(^^);
市販の風邪薬も3日間ほど服用。
そんな甲斐があったのか、ちょうど治る時期だったのか?今週になってようやく声を出しても咳が出なくなりました。
音程のとおりに歌を歌える、思いきり声を出せるってなんて素晴らしい!
感動感動の嵐(^0^)/
・・・でも、でも、チョイ待ち~、沈黙の日々はなかなか静かでよかったなあ、と振り返ったりしてるわたしがいます。
声にしてしまう前に心の中で考える時間があるってことでしょうか。
ゆっくり穏やかな時間だったような気がします。
自分のおしゃべりや歌に自分が疲れることがない。人と会話しないので人によって疲れることもない。
人々のざわめきやせせらぎや風のそよぐ音は、歌にしなくともそれ自身のままでいい。
何十年も音楽をやっているけれど、もしかしたら、わたしにとって音楽はどうしても必要なものではないかもしれない。
・・・・・・なんて、ね・・・・・・ま、一週間くらいだからそう思うのかもしれませんけどね♪
毎日、沈黙生活の私です・・・。
>人々のざわめきやせせらぎや風のそよぐ音は、歌にしなくともそれ自身のままでいい。
そうですね。
それでも心に響く感動をどうにかして形にしたいのが
音楽だったり絵画だったり小説だったりするのでしょうか。
そういうものは自然の発露なのかもしれません。
その通りですよね、芸術ってそういうものだと思います。
歌とかお喋りって、声に出さなくても心の中でやってますね。
だから黙っていても楽譜を読むだけで疲れちゃったり。
楽器だとテクニックは必要だけど、もう少し客観的にできるかなあ。
沈黙・・深くものを考えるチャンスでもあり、逆によけいなことまで考えちゃうかもですね(^^);;