24日(金)付の紙面にAMラジオ時代終焉かという見出しが目に止まりました。
全国に47ある民放AMラジオ事業者のうち、IBC岩手放送など13社が2月から順次、AM放送を一部エリアで休止して影響を調べる実証実験を始めております。より低コストのFM放送への転換を視野に入れており、AM放送はそのまま廃止に至る可能性もあるようです。
AMの大がかりな放送設備は老朽化が進み、その更新費用はFMの約50倍に上るため、多くの放送局が頭を悩ませています。具体的には、AMの更新費用は20億~25億円なのに対して、FMは3千万~4千万円だそうですから、1925年からのAMラジオ時代は100年で大きな曲がり角を迎えたように思います。
句は見出しのラジオ時代を電波に置き換えて音数を稼ぎ、寄る年波と波長を合わせた結果、今年2回目の秀逸を頂きました。