S2000奮闘記

スポーツカー偏愛録。
S2000のメンテナンスノート。

Book / 竜馬がゆく(二)

2010年04月11日 | 雑記
自分自身が成長し変わりゆく過程に気付く人は少ない。もしそれに気が付く人が居たとしたら、自信過剰の人か、自分の事が相当好きな人であろう。坂本竜馬も自分が成長して行く姿に気がつかなかったらしい。この二巻で急激な成長を見せるが、驚くのは周りだけで当の本人はあっけらかんとしている。今、放送中の大河ドラマもそんな風に成長する姿が描かれている。竜馬が才能の片鱗を少しずつ見せ始める。成長過程が読んでいて面白い。

「えらくはならん。
しかし百年後に、竜馬という男はこういう仕事をした、
と想いだしてくれる人がいるだろう。
そんな男になる」
「竜馬がゆく(ニ)」P.350より


背表紙より。
「黒船の出現以来、猛然と沸き上がってきた勤王・攘夷の勢力と、巻き返しを図る幕府との抗争は次第に激化してきた。先進の薩摩、長州に遅れまいと、固陋(ころう)な土佐藩でクーデターを起こし、藩ぐるみ勤王化して天下へ押し出そうとする武市半平太のやり方に、限界を感じた坂本竜馬は、さらに大きな飛躍を求めて、ついに脱藩を決意した。」

司馬遼太郎 著 「竜馬がゆく(二)」 文春文庫

竜馬がゆく(一)

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