S2000奮闘記

スポーツカー偏愛録。
S2000のメンテナンスノート。

key of word

2008年05月01日 | 雑記
『言葉』とは・・・

近頃、「言葉にまつわる出来事」に個人的に色々と考えさせられています。
その都度「このコミュニケーションツールをもっと巧みに使いこなせるコツや上達するカギはないのかな?」と思う今日この頃。
(感動したりイライラしたり・・・言葉って、日本語ってホントに難しい!!)

人は時代の流れと共に、壁や木片から紙へ、そして今やインターネットのバーチャル空間へと言葉を書き示すように変化してきました。そのバーチャル空間の中にあるBlogに何を書くのも個人の自由でしょうが、最近は他人を中傷するような言葉が目立つようになってきたかに思えます。

「自由」に思いを書ける。
・・・ということはネット世界の特徴の一つかも知れませんが、あまりにも自由に書きすぎる文章ほど読み手にとって不快感を与えてしまう危険性が高いと思われます。ネット世界の一部には「表現の自由」を履き違えた「自由」が存在していると思います。
毒舌や辛口のコメントで評論家になったつもりで書いているのでしょうか?
他人様の心を土足で踏みつけるようなコメントを平気で偉そうに書かれる人ほど「表現の自由」を主張するのでしょうね。勘違いも知らずに。
まぁ、こんな文章を勝手気ままに書いているボクも多分「不快感」を発信させている一人ですね(笑)。

S2000のモデファイや整備をする際に様々な個人Blogを見て参考にさせてもらっていて非常に助かっています。困ったときに何度、助けられたでしょうか。本当に感謝しております。
しかし中には読んでいると「あのショップは高くて・・・」とか「あのパーツは高いだけで・・・」、「他のショップでもっと安く似たようなモノが・・・」など率直な感想を書いているのでしょうが、ストレートすぎるその表現は分かりやすい反面、とまどいを感じる時もあります。
酷い時には、自分で使ってもいないのにそのパーツの文句を書いてある内容の記事もありました。「何もココまで書かなくても・・・」、「もっと違う表現の仕方があるだろうに・・・」と胸が痛みます。
『モノの価値』の判断をする際に、どうしても「価格」が重要な判断基準の一つとなってしまいがちですが、価格ばかりに焦点を合わせていると、そのモノが本来持っている『本質』から遠ざかってしまうような気がします。

賛成意見よりも反対意見の中に沢山の可能性が秘めている時があります。
しかし反対意見と批判意見では『質』が違います。
論理的な理由がない批判意見からは何も生まれないと思います。
ただの中傷に過ぎません。
自分が好きなショップやお気に入りのパーツを頭ごなしに批判されていると何だか悲しい気持ちになります。

‘車へのこだわり’は十二分に伝わります。
他人を貶してまで自らの能力!?をアピールするのは控えて頂きたい。
それに,もう少し情報を収集して知識を拡げてから書こうとしないと恥の上塗りを重ねるだけですよ(笑)。
今日も読み手に沢山の不快感を与えてくれる記事に出会ってしまいました。
とても残念です。不愉快です。
こんな気持ちになるのはボクだけではないはず。
反論や抗議をするつもりはありませんが、同じS2000に興味を持って乗っている者としてもう少し他のオーナーやショップ(メーカー)への配慮を考えながら感想を書かれてはみてはいかがなものかと思うしだいです。
いくら名車と言えども,悲しいが絶滅種(車)にちかい存在ですし(涙)。

全てのオーナーが、S2000のオーナーとしてステアリングを握れる喜びと誇りを大切に感じながら「S2000のある自動車生活」を楽しむことが出来るよう祈っております。


芥川賞作家の川上未映子さんがインタビューで話されていた言葉です。
とても優しくて奥が深い言葉です。
 「愛をちょっぴり少なめに、
  ありふれた親切をちょっぴり多めに」

志村けんサンのBlogは読んでいると心がホッとして温まります。
 「心を込めて   一番好きな言葉です  心 心  」
  (ken's blog「2008年04月16日」より)


S2000とは関係のない話ですね(笑)。
乱筆乱文ですが自分への戒めと思って綴っておきました。
「言葉」って難しなぁ~。

ken's blog

S2000の車窓から
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