S2000奮闘記

スポーツカー偏愛録。
S2000のメンテナンスノート。

S2000 燃費 2007.09

2007年10月06日 | S2000 / Mileage
2007年9月4日(火)給油
・走行距離 195.7km
・数量    31.63L
・燃費    6.1km/L

2007年9月11日(火)給油
・走行距離 296.0km
・数量    34.80L
・燃費    8.5km/L

2007年9月28日(金)給油
・走行距離 180.5km
・数量    26.3L
・燃費    6.8km/L

2007年9月29日(土)給油
・走行距離 159.1km
・数量    15.05L
・燃費    10.5km/L
コメント

BMW Z4 =No.2 =

2007年10月06日 | 雑記
BMW Z4 ~ 竜氏のZ4 ~(No.2)

「BMW Z4 =No.1=」より

 ボクとの食事の数日後に竜氏は早速、行動に移した。
最初にASMの金山総店長やスタッフの方々と相談の元、すでに購入していたRECAROシートのSP-GN EDELを移植した。手始めにシートから着手したのは、「走る楽しさ」を求めるには無くてならないパーツであり、車にとって「最も初めに交換した方が良いパーツ」だということはASMにて学習済みであったからだ。

 RECAROシートは純正シートとは比べ物にならないほどの情報伝達能力を持つ。シートを換えるだけで車の印象がガラリと変わる。SP-GN EDELはRECAROシートの中でも最高峰クラスに属するバケットタイプのシートだ。レッドパンチングブラックレザーとレッドダブルステッチが際立つこのシートであれば交換をしても、Z4が生まれながらにして持っている高級感をさらに放たせる。ASMで外した純正シートの郵送先を聞かれると、すかさず「処分して下さい!」と竜氏の‘男気スイッチ!’がON。

 そして季節が変わり10月下旬。排気音の響きが1年のうちで最も美しく響き渡る季節の到来の前に、竜氏はSACLAMのマフラーをASMにて装着を行った。SACLAMの宇野社長のご好意で試着用も用意して頂き、ASMからも「本装着前に試着用でSACLAM管のフィーリングをぜひ確かめて下さい」と言われると、すかさず「結構です。ASMとSACLAMを信じていますのでやって下さい!」と‘男気スイッチ!’ON。外した純正マフラーの郵送先を聞かれると、即答で「処分して下さい!」と本日二度目の‘男気スイッチ!’ON。 彼の生き様が垣間見ることが出来た瞬間であった。

 SACLAMのマフラーこそが竜氏のZ4に対する感覚を変えた逸品であると言っても過言ではない。表現方法に戸惑うほどの独特の形とステンレスの輝きは、まるで造形美術のようだ。見る物に溜息をつかせるほど美しく、しなやかでそして力強い。排気音は甲高く、チューニングカーというよりはレーシングカーに近い感じの吹け上がりである。その奏でる音色は、不協和音が微塵も無く美しい。マフラー自体の性能も実に素晴らしいのだ。Z4の加速がよりしなやかに、そして滑らかに変わり、初めてZ4が好きになったとのこと。アクセルを踏む喜びが生まれたと言う。
その生まれ変わった加速感は助手席に乗っていても良く分かる。このマフラーを選んだ竜氏のセンスにも脱帽である。購入時から本気でZ4の売却を考えていた彼をマフラー1つでココまで変えてしまうとは、‘技術集団’ SACLAM ・・・恐るべし。
このマフラーは量産メーカーでは作ることが難しいであろう職人技の結晶である。
そして、こういうモノこそが「芸術品」と呼べるのだ。

 その後ランフラットを外し、BBSホイールとミシュランタイヤをASMにて装着。言わずと知れたBBSは、ホイールの世界一のシェアを占めておりF1にも使用されているメーカー。近年のBBSはアイデンティティのメッシュタイプデザインばかりではなく、スポーツ車向けのホイールの完成度も素晴らしい。F1が使用しているホイールに似たデザインはスポーツ車を華やかに彩らせては、気品の漂う雰囲気とさせる。そして「BBSホイールとミシュランタイヤの組み合わせ」はRA106を彷彿させる。この選択がホンダ党の‘こだわり’だ。
外したランフラットと純正ホイールの郵送先を聞かれると、即答で「処分して下さい!」と今回も‘男気スイッチ!’ONの竜氏。ここ数ヶ月間、連打しまくりである。パンクをも恐れぬ男気がなくては、このZ4では走る楽しさを追求できないのである。

 帰り道にZ4を追いながら携帯電話で話す。
明らかに竜氏の声はZ4を操ることを楽しんでいる様子だった。純正マフラーやランフラットの呪縛から解き放たれたZ4を後ろから見ていると、以前よりも数段にフットワークが軽くなったように見えた。横浜の夜景に溶け込んだテールライトも、心なしか喜んでいるような気がした。
ASMの創造力溢れるアドバイスとSACLAMの感性が響き渡る技術力、竜氏の車に対する情熱とセンスがケミストリーを起こす時、Z4はさらなる進化を遂げることだろう。



(Epilogue)
 お気に入りのパーツがある、素敵な商品が揃っている、豊富なメニュー、自分好みのお店、料理が美味しい、店内の雰囲気が良い、店員の接客態度が素晴らい・・・などお店を選ぶ理由は沢山あるし、人それぞれ違う。

 今回、竜氏のZ4の相談窓口はASMであった。竜氏がASMを選んだ理由は本人に直接聞いてみないと分からない(何となく分かる気もするけどネ・・・笑)。
隣でいつも見ていたボクの率直な感想は「素早い対応の店だなぁ」と思った。
1つの相談事に対して、いつも3つほどの選択肢を用意してくれる。選択肢を揃えるスピードも速いが、内容は常にワクワクさせてくれるモノである。そこに「夢、共有。」というASMのコンセプトが感じられた。そして進むべき方向が決まると、その行動に取り掛かるスピードが素早いし的確である。「少数精鋭」という言葉が当てはまるお店だなぁといつも思う。きめ細かな応対には、心からの喜びと感謝の念が生まれる。

 ショップ(販売店)と接している時、ボク達は消費者の立場にいる。製品を購入して取り付けてもらうと、嬉しさのあまりに愛車にばかり気を寄せがちである。そして目の前に居る店員がまるで神様のように見えてしまうこともある。
中国には、こんなことわざがある。
「水を飲むとき、井戸を掘った人を忘れるな」
喉が渇いたときに水があれば、誰でも喜んで飲む。これ以上、旨いモノは無いと思うくらいだ。だが日本人は、そんなときに「おいしかった」と言い、水を与えてくれた人に礼は述べても、井戸を掘った人のことまでは考えないのではなかろうか。
中国は長い歴史の国で、先人にこうむった恩恵をいつまでも大切にし「井戸を掘った人を忘れるな」という。

 その製品を販売して頂いた販売店に感謝をすることはもちろんのこと、その販売店の向こう側にいる製作者に対しても感謝の念を抱き、車生活を楽しむことが大切ではなかろうか。
販売者や製作者だけではない、企画、製作、流通、販売と自分達の手元に届くまでに携わった全ての方々に感謝しながら、その製品のインプレッションを楽しむことが大切なのだと思う。消費者がそう思うことによって、供給者側も更なる発展をして行くのだと思う。その繰り返しにより、車社会全体が良い方向へ進んで行けたらと願っている。

 Z4が進化する過程の中で、竜氏と話し合っていたことはパーツ類の話よりもこういった内容の話をした時間のほうが多かったかも知れない。車のパーツを通じて「大切な事」に気付かせてくれた・・・竜氏とボクがASMへ通う理由の一つがそこにある。

竜氏のZ4





コメント

BMW Z4 =No.1=

2007年10月06日 | 雑記
BMW Z4 ~ 竜氏のZ4 ~

(No.1)
その報告は突然だった。
「Z4買ったよ。」
その言葉に一瞬、箸が止まった。
消え去ろうとしている春風と真新しい新緑の香りが交錯する4月の終わり、竜氏との食事中のことである。
あの夏、まだ藤沢市にあったASMを訪ねて1号車(当時は筑波スペシャル2004)との衝撃的な出会いをしてからというもの、事あるごとに「またS2000を購入したい。今度は白を!」と言っていた男が・・・
「BMW Z4」である。
一度は真紅のS2000に乗って、その「想い」を捨てきれないまま仕方なく手放した男が・・・
「BMW Z4」である。
竜氏のS2000への想いは人並外れたモノがある。
S2000発表前、ほんの少しの機密情報を関係筋から聞いただけでディーラーへ駆け込んで予約をねじ込むほどである。もしかしたら予約の順番は地元でもトップクラスであろう早さであった。
それまで乗ってきた車も全てホンダ車。そんなホンダ党の彼が・・・
「BMW Z4」である。
しかも、浮かない顔をしている。車を買ったというのに喜びが見えない。
どうやら話を聞くと会社からの希望(ほぼ命令)らしく、役職は一般社員のモチベーション向上のために外国車保持が社内希望(ほぼ社内命令)だそうで「買った」というより「買わされた」に近い。それなので外国車の中で最もS2000に近いであろうという理由だけでZ4を選んだとのこと。選んだ理由が彼らしくておかしかった。「腐っても鯛」ではないけど天下のBMWだ・・・そんな慰めじみた言葉をかけてみても馬耳東風であった。
仕方なくして買ってしまったZ4。本当に買いたい人からしてみれば羨ましいほどの話であるが・・・彼は憂鬱だった。

 そんな「BMW Z4」だが、ロングノーズ&ショートデッキのデザイン。クリス・バングル率いるデザインチームが「炎」をイメージしたというこの車は「止まっていても走っているように見える」との形容句があるほど独特で斬新なデザインである。しかし、この手の車のデザインは好き嫌いが色濃く出る。永きに渡り色褪せない先進的なデザインは、なかなか受け入れられにくい部分があるのは仕方が無いことだろう。でもボクはZ4の流麗なサイドフォルムは美しいと思っているし、幾何学的なボディラインは大好きである。
3000ccストレートシックスのエンジンに6 速のセミオートマ「SMG」。車重は1.4トン弱。ボディのシッカリ感は、高水準でその辺の屋根付きの国産セダンと比べてもそれ以上である。BMWのボディ剛性の素晴らしさが読み取れる。足回りも「すでに完成されている」と沢山の自動車評論家の方々からお墨付き。確かに高級セダンに乗っているかの如く、錯覚を起こしてしまう。
乗る者に対して、優しすぎるほどに優しい。
電動ソフトトップはボタン一つで幌の開閉が可能でロックを外す必要も無くおよそ 10 秒で開閉する。これだけでもS2000と比べると羨ましい限り。特に自動ロック機能はお手軽である。
しかしこれほどのZ4の魅力を持ったとしても、彼の中に存在するホンダ車への想いやS2000への憧れには到底及ばないらしい。いつしか上司に内緒で「Z4売却計画」まで持ち上がるようになっていた。

 どの車にもメリットとデメリットがあるように、それはZ4にも存在する。特に個性の強い車はどちらとも鮮明に浮き出てしまう。でも、そこが車好きを酔わせる美酒でもあり毒でもある。しかし当時の竜氏の中でZ4は、美酒よりも圧倒的に毒の方が勝っていたのだ。
「メリットがデメリットに負けてしまう車」
竜氏がZ4への第一印象であり、最も嫌う理由であった。

 まず純正マフラー。すでに竜氏はASMでS-Specialという名器に出会ってしまっていたので、純正マフラーでは満足できずにいた。あのサウンド、あの吹け上がり、そして車を走らせるという喜びを心から楽しませてくれる様な逸品のマフラーがZ4にも無いのかと口癖の様に呟きながら探し回っていた。
次にランフラットタイヤ。ランフラットは、冷えているときの乗り心地はかなりキツい。暖まってくると、今度はその重さがステアリングを握る手にまでまとわり付くような感じがして、走れば走るほど「楽しさ」は失われていく感じがする。
それと、親しみを込めて!? ‘弁当箱’と名づけた大きなホーンのステアリングと、まだまだ開発途上のシステムの電動パワステ。それらは見た目にもフィーリングにも違和感が伴う。
それに「完成された車」故にアフターパーツの少ないことは、「車と接する楽しみ」が少ないことを意味する。
「走る楽しさ」が失われていく感覚は、スポーツ車を愛する者にとって耐え難い苦痛である。失われていく「楽しさ」を取り戻すのが、竜氏のZ4のテーマの1つとなった。

No.2へ続く




竜氏のZ4①
コメント

S2000 燃費 2007.08

2007年10月06日 | S2000 / Mileage
2007年8月3日(金)給油
・走行距離 118.9km
・数量    17.56L
・燃費    6.7km/L

2007年8月5日(日)給油
・走行距離 428.3km
・数量    41.00L
・燃費    10.4km/L

2007年8月5日(日)給油
・走行距離 307.9km
・数量    32.00L
・燃費    9.6km/L

2007年8月11日(土)給油
・走行距離 342.8km
・数量    37.66L
・燃費    9.1km/L

2007年8月14日(火)給油
・走行距離 442.2km
・数量    39.94L
・燃費    11.0km/L

2007年8月18日(土)給油
・走行距離 200.9km
・数量    19.20L
・燃費    10.4km/L

2007年8月19日(日)給油
・走行距離 119.9km
・数量    14.36L
・燃費    8.34km/L

2007年8月19日(日)給油
・走行距離 241.4km
・数量    19.83L
・燃費    12.1km/L



コメント

S2000 水温 2007.08ver

2007年10月06日 | S2000 / メンテナンス
2007年8月4日(土)
ASMにて交換。
水温は「テクトム CMX-100」にて測定。

(交換前)
2007年8月3日(金)
1)走行距離
 22km
 宇都宮市街走行
2)場所/気温/湿度
 宇都宮/33.1℃/66%
3)水温(最高水温)
 宇都宮市街(一般道。渋滞時)95℃
4)Spec
・他社高性能クーラント
・ホンダ純正サーモスタット
・ホンダ純正ファンスイッチ
・ホンダ純正ラジエターキャップ

(交換前)
2007年8月4日(土)
1)走行距離
 177.5km
 宇都宮~横浜(ASM) 
2)場所/気温/湿度
 宇都宮/33.8℃/55%
 埼玉県/34.2℃/56%
 東京都/34.8℃/54%
 横浜市/31.9℃/65%
3)水温(最高水温)
 宇都宮市一般道走行時 90℃
 東北自動車道走行時  92℃
 湾岸線(渋滞時)   95℃
 横浜市走行時     94℃
4)Spec
・他社高性能クーラント
・ホンダ純正サーモスタット
・ホンダ純正ファンスイッチ
・ホンダ純正ラジエターキャップ


(交換後)
2007年8月4日(土)
1)走行距離
 179.2km
 ASM~都内~宇都宮
2)場所/気温/湿度
 宇都宮/33.8℃/55%
 埼玉県/34.2℃/56%
 東京都/34.8℃/54%
 横浜市/31.9℃/65%
3)水温(最高水温)
 横浜市一般道走行時  73℃
 第三京浜走行時    80℃
 目黒通り走行時    81℃
 道玄坂(渋滞時)   84℃
 代々木上原付近走行時 81℃
 環状七号線(渋滞時) 84℃
 東北自動車道走行時  80℃
4)Spec
・ロングライフクーラントC72
・無限ローテンプサーモスタット
・無限ファンスイッチ
・無限ラジエターキャップ


2007年8月5日(日)
1)走行距離
 605.9km
 宇都宮~山形蔵王(往復)
2)場所/気温/湿度
 宇都宮/34.5℃/63%
 福島県/35.8℃/49%
 山形県/33.9℃/45%
3)水温(最高水温)
 宇都宮市街走行時 84℃
 東北自動車道
 宇都宮~那須高原 82℃
 那須高原~吾妻  81℃
 山形県内     82℃
4)Spec
・ロングライフクーラントC72
・無限ローテンプサーモスタット
・無限ファンスイッチ
・無限ラジエターキャップ


S2000奮闘記
コメント

S2000 ASMボディ補強バーGTシリーズ 装着

2007年10月06日 | S2000 / Body Reinforcement
横浜市中区付近では「市川棒」と呼ばれる‘素敵なパーツ’があります。

去る2007年4月1日にボクは「フロントタワーバーGT 」と「リヤタワーバーGT 」と「フロントロアアームバーGT 」を装着しました。「フロントタワーバーGT 」の出会いは、ASM1号機(当時、筑波スペシャル2004)と出会った‘あの日’です。一緒に行った竜氏とともに、初めて見た形状(タワーバーの概念を覆してトラスを持ち要った形式)と美しく輝くステンレスに目を奪われました。

ボクは「フロントロアアームバーGT 」との同時装着ですので、片方のパーツがどういった効き目を車にもたらすのか?は細かく書けませんが同時装着をすると、劇的に乗り心地が変わりました。ステアリングを握ると軽くなった様な感覚があり、フロントタイヤが鋭く切れる様になりました。S2000の旋回性の良さがさらに向上した感じです。レスポンスが装着前より、数段と良くなったのが分かります。フロントタイヤの情報がステアリングを通じて伝わる様になりました。それは装着前のノーマルボディよりもはっきりと分かります。装着してボディ剛性も上がったせいか、硬く、しっかりとした感覚にもなりました。

帰り道に高速道路の段差(つなぎ目)をスムーズに・・・と言うよりも‘しなやか’に乗り越えることが出来るようになっていたので驚きました。行きと帰りではまるで‘別モノ’の車に乗っているの様な感覚に襲われて、嬉しさと同時に何だかヘンな気分でした(笑)。道路の段差に遭遇してもヘンに跳ね上がったりする事もなくなり、気持ち良くドライブができます。「リヤタワーバーGT 」もリヤが‘しっかり’とした感じになりました。トランクを開ける度に輝くプレートが見えるので「自己満足」にもたっぷり浸れます(笑)。この日、装着したパーツはボディ補強を行うと車がココまで劇的に変化をし、運転することがココまで楽しくなる事を教えてくれたパーツでした。

去る2007年6月30日にASMに行き、当初「決めていた」パーツがチョットした事情により装着が出来なくなり、金山総店長と相談して変更しました。その時に再度「決めました」パーツが、「リヤロアアームバーGT 」と「フロントロアアームバー」でした。「フロントロアアームバー」は「フロントロアアームバーGT 」との同時装着です。フロントの感覚とステアリング感触が、さらに強力になりました。より「ステアリングを切る」という行為が楽しくなりました。「リヤロアアームバーGT 」は凄まじいモノがありました。トラスの固定にはシートレールを固定するボルトを使用されているので、リヤタイヤの状況がサブフレームとシートを介して伝わってきます。レカロシートを通じて、背中、腰、太ももの裏側から伝達される車の情報量は、ノーマルシートとノーマルボディの組み合せとは比べることが出来ないくらいの伝達量です。

ASMへの道のりは約170kmですが、帰り道はSの運転が楽しくなったので寄り道&周り道をしながら260kmの旅でした。いつも下りるICよりも手前の佐野藤岡ICで下りました。国道50号バイパスからみかも山公園を抜け、旧50号を突き抜けぶどう団地のワインディングロードを通りました。ぶどう団地を走っている時にも道路の段差にヘンに跳ね上がったりする事もなく安定して走ってくれるので、まるで路面に吸い付いているような感覚でした。リヤタイヤがグリップをしているのがハッキリと伝わってきます。Sが「もっとアクセルを踏み込んでも大丈夫!」と言ってくれている気がして楽しかったです。宇都宮市に着く頃に天気が怪しくなって、急な土砂降りになりました。路面状況が一瞬にしてドライからヘビーウエットに変わりました。「リヤロアアームバーGT 」が発してレカロシートから伝わる情報はより繊細なモノになりました。リヤタイヤのグリップが減少していくことが分かります。特にコーナーになる前などには「この状況でこのスピードのままだと・・・」という恐怖観念が生まれ、自制心の働きを促してくれました。ドライブが楽しいとついつい調子に乗ってしまいますが、ストリートでは安全運転が第一なのでセーブをする為の情報も大切だと思います。

Honda Style 2006年4月号にASMの金山総店長が「S2000は持っているベースは良い。でも色々なフィルターが掛かっていて、ありのままの良さが伝わってこない」という様な内容を仰っていました。当時のボクはいまいち良く理解出来なかったのですが、「GT補強パーツ」を装着して、なんとなくですが分かりました。Sに掛かっっているフィルターを一つ一つ剥がしていくことの楽しみも理解出来た様な気がします。フィルターは剥がせば剥がすほどにS2000が生まれ持っている本来の能力(F20Cのエンジンの底力やショートストロークのミッションの威力、Xボーンフレームの剛性、50:50のボディバランスなど)が覚醒し、各パーツ同士の結びつきが強くなる様な気がします。全てのフィルターを剥がし終えた時を想像すると楽しくて仕方がありません。それに何より、こんなパーツを世に出して頂いたサクシードスポーツの市川サンとASMの金山総店長に感謝です!おかげで「車に乗る喜び」が今まで以上に強くなりました。従来では存在しない補強パーツを次から次へと製作して発表して頂いています。ゼロから何かを生み出す事は、かなりの能力や労力を必要とします。この「GT補強パーツ」の製作過程にもボク達では想像もつかないほどの苦悩があったと思います。創造力と感性の賜物は、感動と喜びを与えてくれます。「ASM GT補強パーツ」が放つステンレスの眩い光の向こう側にある開発者の「想い」を感じ取りながら大切に使い続けたいと思います。

S2000 ODO 89,310km

(参照)
ASM Blog 2007.6.27
ASM Blog 2007.6.30

S2000奮闘記



(2011.8.1追記)
ASM BlogでASM GT補強バーについて書かれてあった。
ASM Blog 2011.7.30
コメント (1)

S2000 最近の傾向・・・対策は?

2007年10月06日 | 雑記
2007年7月17日(火)
昨日、洗車しました。
今日、雨です (゜Д゜;o)

最近は確率が上昇傾向です。
ほぼ5割に到達する勢いです(汗)。
このままだと超えるのも時間の問題かと!?

洗車をしようと準備をすると家族に止められます。
雨が降ったら友人達からメールが来ます。
「洗車したでしょ?」   →多分キレ気味。
「なんで洗車したの!?」→きっと呆れ気味。
「洗車したのぉ(怒)!!」→相当キレてる。

・・・親切も時には大きなお世話です(-.-)v


さて来週も洗って「オートグリム ボディコーティング剤」で磨きまくります!!
かなりオススメです(-.-)v


購入場所
ASM  
http://www.autobacs-asm.com/shopping.html

S2000奮闘記
http://blogs.yahoo.co.jp/k_special60/13349258.html
コメント

ASM1号車に魅せられて・・・

2007年10月06日 | S2000 / 雑記
自分のS2000の終着点として目標としているのは、ASMのデモカーの「ASM1号車」です。光立つ白、凛とした風格、ストイックな雰囲気を放つ姿は、ずっと見つめていても飽きることがありません。ASMに行くと必ずと言っていいくらいに親友の竜氏と一緒に釘付け状態で眺めています。まったくもって同じ様にするには無理(汗)だとは思いますが、少しでも近づけることが出来きたらと思っています。

ASMがまだ藤沢市にあった頃、竜氏に誘われて一緒に行った時に初対面にも関わらずに金山総店長はボク達をピットへ招待してくれました。
(あの時は、本当にありがとうございました m(_ _)m)
その時ピットには「ASM1号車(当時、筑波スペシャル2004)」と製作中の「筑波スペシャル2005」(2号車)が凄まじいオーラを漂わせながら停まっていました。2台のS2000のコトを色々と説明をして頂きました。そして、ASM1号車の運転席に座らせて頂きました!

停車したままの状態でしたが
レカロシートの座り心地、
アクセルの感触、
エンジンの吹け上がり、
Sスペからの排気音、
マルチチビジョンメーターのタコメーターの針の動き・・・
一つ一つが別次元のモノで自分が今まで体験したことの無かった空間がそこに存在していました。あの日の感動と興奮と、五感全てで感じた感触は未だに覚えています。

あの日以来、1号車の後姿を追いかけている日々を過ごしています。平成11年車、白色のS2000を購入したのも1号車の影響です。現在の1号車は外装も2007年仕様になって日々、進化し続けています。内装もノーマルのSとは異なり、ドアやセンターコンソールがカーボンになってさらにストイックさが強調されている気がします。そのカーボンパーツ類を見てるとまるでGTカーを彷彿させる様な感じです。今年に入ってダッシュボードがアルカンターラ張りになりました。RECARO社のアルカンターラシリーズと同じ生地を使用して製作しているので、かなり高級感も増しています。新しいエンジンも投入されました。

ホンダ車全般にノーマルのS2000にも言えますが内装の質感が低いと思います。しかし未完成な部分も魅力の一つとも言われます。開発段階などで様々な理由があるのだと思いますが、自分のお気に入りのパーツを使って好きな様に仕上げられます。1号車の様にカーボン張りをやりたいのですが、あれだけの上質なカーボンプリプレグ板を素人が手に入れるのは難しい事ですし、もし手に入れることが出来たとしても不器用な自分ではキレイな仕上がりに出来そうもナイですね(汗)。S(前期型)の「走ることに必要最小限のモノしか付いていない」というストイックの雰囲気を崩さずにシンプルにキレイな内装に仕上げるのには、どうすれば良いか?色々と秘策を練っては、繰り返す日々です。


S2000奮闘記
http://blogs.yahoo.co.jp/k_special60/12865309.html

コメント