はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

余部鉄橋を訪ねました

2019-07-14 20:59:55 | 鉄道
居組からの帰り道、余部(あまるべ)鉄橋に寄り道をしました。
余部鉄橋は鉄道ファンにはよく知られた鉄橋です。現在はコンクリートの橋梁になってしまったので、鉄橋とは言えませんが、迫力は十分ありました。
浜坂から高速が延びていて、10分ほどで余部鉄橋に行くことができました。

余部橋梁にやってきました。橋に下には道の駅があり、駐車場もありました。



下から見上げると、こんな感じです。高さは41メートルもあるそうです。



昔の余部鉄橋です。私も小学校高学年の頃に山陰線で通った記憶があります。



昔の鉄橋の一部が保存されています。余部鉄橋は、明治45年に完成し、平成22年まで使用されました。約100年間も利用されたんですね。



残念な事故も起こっています。昭和61年の年の瀬に回送列車が転落して、下の工場を直撃し、従業員と車掌の6名の命が亡くなるという大事故も起きています。



端の方の橋脚はそのまま保存されていました。



エレベーターに乗って駅に行くことができます。



エレベーターで上りました。見晴らし抜群のエレベーターでした。



橋の上にやってきました。昔のレールも残されていました。



橋の上からの眺めも良かったです。



現在は「空の駅」として整備されています。



橋の長さは310メートルもあります。



餘部駅ですが、漢字はちょっと難しいですね。



この先は浜坂方面です。列車も撮りたかったのですが、1時間も待たねばならなかったので諦めました。



駅からは、素晴らしい眺めが広がっていました。



以前、信越線の廃線跡で「めがね橋」を見ましたが、それも素晴らしい橋梁でした。余部鉄橋もそうですが、明治の鉄道を造った人たちの努力に頭が下がります。

※訪問日 2019.7.10


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
余部鉄橋 ()
2019-07-15 06:10:56
お早うございます。

あの加藤文太郎も、この鉄橋を帰郷の際に通っていたのですね。
明治の時代にこれだけの建造物を作るとは
我々の父母は努力家だったのですね。
空の駅、とても眺めが良さそうです。

信越線のメガネ橋、アプトの道は毎年出掛けていますが
その精緻さに毎回驚かせられています。
ところでこの餘部駅は階段は無いのでしょうか

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Unknown (takayan)
2019-07-15 06:41:59
おはようございます。
鉄骨造りの旧余部鉄橋を一度見てみたかったのですが、
叶わずに新しい鉄橋になりました。
転落事故はよく覚えています。
ちょうど山と山の間にあって、風の通り道になっているのでしょうね。
今の鉄橋にはエレベータで登れるのですね。
駅からの見える風景が素晴らしいです。
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Unknown (はりさん)
2019-07-15 15:01:05
信さん
こんにちは。
そうか、加藤文太郎も通っていたんですね。
明治時代に今の鉄道の基礎は
ほとんど完成していますね。
火野正平さんもここを訪れていましたが
エレベーターが怖くて坂を歩いていましたよ。
坂を登れば有名なお立ち台もあります。
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Unknown (はりさん)
2019-07-15 15:10:43
takayanさん
こんにちは。
平成22年まであったのですが
写真を撮っておられませんでしたか。
余部鉄橋の事故は私もよく覚えています。
列車を吹き飛ばすとは余程の風だったんでしょう。
餘部駅までは公園のように整備されていました。
エレベーターも無料でした。
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Unknown (よっちん)
2019-07-15 19:32:17
かつての餘部駅も余部鉄橋も
懐かしい思いがします。

美味しいカニを食べに行ったなぁ。

応援ぽち
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Unknown (はりさん)
2019-07-15 20:03:14
よっちんさん
こんばんは。
冬の日本海といえばカニですね。
最近は車で行くことが多いですが
たまには列車に乗って行くのもいいですね。
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