よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

ハンガリー・オーストリア旅行記:7日目(その7)-「路地裏」:ウィーン

2022年06月25日 | 海外旅行ーオーストリア
Wien, Austria

さてさて、ワタクシは一人でウィーンの街を気の向くまま、散策を楽しんでいました


ワタクシは国内、国外を問わず、路地裏をウロウロと歩くのが大好きなのですが、
その理由はワタクシの生育歴に要因があるのではないかと思うんですよ


ワタクシが生まれ育ったのは大阪市内の下町。狭い路地が入り組む生野区というよく言えば人情味溢れる、
別の言い方をすると粗野で下品な街で育ちました


子供の頃、路地裏はかくれんぼや缶蹴りをする遊び場であり、キャッチボールをするグラウンドでもありました。
ワタクシにとって路地裏は、ノスタルジーを感じる場所なんですよ


欧州に行くと石畳の道というのを見ることが多いのですが、その始まりは古代ローマ帝国なんですよ。
ヨーロッパというのは、かつてローマ帝国の市民からは「ガリア」と呼ばれていて、
辺境の地、まともな文明が無い野蛮な者たちが住んでいる地域と見なされていた場所なのですね


そこにローマ帝国の者たちが進軍・進出してきて、ローマ帝国の一部、一地方となり、ローマ人たちがさまざまな文化を持ち込んできて、
それがその後にフランス、ドイツ等々のヨーロッパ各国の文化として継承されたんですね


道路を石畳にすることも、ローマ的な文化のひとつなんです。またローマ帝国の首都のローマも街は石畳にあふれていて、
ヨーロッパの様々な都市の街路・歩道も石畳で覆われることになりました


現在でも多くの都市で石畳が使用されており、欧州の都市景観の一部となっています。ワタクシは石畳の道が大好きです

使用したカメラ:3、7枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2


「いつになったら海外旅行に行けるんやろ?」…そんな話を家人とよくします。
コロナ禍が収まらない限り海外旅行には行きづらいのですが、早くかつてのように海外旅行に行ける日がが来ることを願うのみです。
その時はどこの国に行こうかな…そんなことを考えるのが大好きなんですよねぇ。



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ハンガリー・オーストリア旅行記:7日目(その6)-「一人で気の向くままに」:ウィーン

2022年06月24日 | 海外旅行ーオーストリア
Wien, Austria

さてさて、家人念願のザッハトルテを食べた後、ワタクシ達はお土産を買いにケルントナー通りのお店をウロウロしました。
家人はその後、疲れたのでホテルに帰りしばしの休憩を取ることにし、
ワタクシはまだ歩いていないウィーンの中心部を歩こうと思い、別行動を取ることにしました


ケルントナー通りはウィーン中心部にある賑やかな通りで、カフェ、土産物屋、ブティックなどが立ち並ぶ繁華街です。
露店などもたくさんあって、その中にシュトゥルーデル(Strudel)を売るお店がありました。
シュトゥルーデルは、詰め物を幾層にも巻く甘い菓子で、クリームを添えて供されることが多いそうです。
18世紀にハプスブルグ君主国中で知られるようになり人気を得ました。特にApfelstrudel (りんごのシュトゥルーデル)は有名で、
他の様々なケーキとともにメニューに載っているカフェも多く、代表的なスイーツのひとつです


こちらはジェラートのお店です。欧米の人って男女を問わず、アイスクリームやジェラートが好きですよねぇ


ケルントナー通りにはいろんなお店があり、普通の旅行者ならブランド物の服や靴、バッグなどを売るお店に目が行くのでしょうが、
ケチンボのワタクシはそういうお店には興味や関心を持つことも無く、ウィーンならではの商品を売るようなお店に目が向いていました。
ここは「Würstel」ですので、ドイツ風のソーセージのお店ですね


ここは果物のお店です。ブルーベリーやラズベリー、桃、スモモ、ぶどう、アンズなどがずらりと並んでいました。
どの果物も見た目に新鮮で、美味しそうだったんですよねぇ


こちらもアイスクリーム屋さんです。2つトッピングして2€(約260円)ですので、安いですねぇ


街の中心部にあるシュテファン大聖堂です。さあ、この辺りからは表通りから離れて路地裏を散策しましょうか


路地裏に足を運ぶときはワクワクします。どんな風景が広がっているのか、どんな光景に出会えるのか、楽しみなんですよ


ルーゲック広場という小さな広場についたのですが、そこに立派な銅像がありました。
「誰の像なんやろ?」と思って近づいて行くと、「Gutenberg」という文字が書かれていました。
グーテンベルグとは言うまでもなく活版印刷を発明した人物ですね。
ドイツ出身の金属加工職人だったグーテンベルクは1455年頃までに活版印刷を発明、印刷術の父となりました。
ワタクシは「グーテンベルグとウィーンって何か関係があったのかなぁ?」と不思議に思い、後から調べてみました。
ここに彼の像があるのは、このあたりには印刷業者が多かったことから像が立てられたそうで、
ウィーン文学発祥の地とされているんですよ。思わぬ発見がありました

使用したカメラ:6枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2


晴れている時なら太陽の位置を確認すれば自分が東西南北どちらに向かって歩いているかが判断できます。
曇っている時なら、今回のシュテファン大聖堂のようなランドマークを見て、自分がいる場所が判断できます。
ですので、道に迷うことはありません。と言っても、今はスマホの地図アプリを見れば、絶対に迷うことはありませんね。



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ハンガリー・オーストリア旅行記:7日目(その5)-「ウィーンのカフェと言えば」:ウィーン・「カフェ・ザッハ」

2022年06月23日 | 海外旅行ーオーストリア
“Cafe Sacher”, Wien, Austria

さてさて、シェーンブルン宮殿を訪ねた後、ワタクシ達は地下鉄に乗ってウィーンの中心部へと向かいました。
家人と旅行に行くと、旅の行程は基本的にはワタクシがプランを考えるのですが、家人の希望や要望も聞かねばなりません


ワタクシは甘いものに興味も関心も無いのですが、家人は「ウィーンに来たのだからザッハトルテを食べたい。
せっかくザッハトルテを食べるのだったら、本家本元のホテルザッハのカフェで食べたい」と言うので、
ホテルザッハのカフェ・ザッハ(Cafe Sacher)に向かうことしました


カフェ・ザッハは、ウィーンのオペラ座の裏手の、とてもアクセスのよい場所にありました


ウィーンのガイドブックには必ず紹介されているザッハトルテ、そしてカフェ ・ザッハです。
お店の中は観光客で賑わっておりました。ワタクシはどうも場違いな場所に来た気がしてしまうのです


ザッハトルテは飲み物がセットで16.9€。日本円だと約2200円。いい値段がしますねぇ。
普段は安いカフェやレストランばかり行っているので、「2200円か。ビール5杯くらい飲めるで」などと
品性の欠片も無い言葉を発するワタクシでした


これが家人がどうしても食べたかったザッハトルテです。濃厚なチョコレートの甘さと、
甘酸っぱい杏子ジャムに、ホイップクリープをふんだんにかけていただくザッハトルテ。
そのインパクトと意外な味の細やかさから、このケーキを真似した様々なケーキが作られています


ザッハトルテの起源は諸説あるのですが、ウィーン会議の時代、メッテルニヒ宰相の見習い料理人だった16歳の若者だと言われています。
病気の料理長の代わりに、海外からの賓客をもてなすデザートとして急遽考案されたのが、このザッハトルテだったそうです。
若干16歳の若者ですから、すごい才能があったのでしょうね


ワタクシは甘いものが苦手で、子供の頃からおかき、煎餅、塩昆布などを好んで食べていました。
ですので、せっかくのカフェ・ザッハですがワタクシにはザッハトルテは、家人のトルテを一口もらうだけで十分です


ワタクシが注文したのはアイスコーヒーなのですが、日本のアイスコーヒーとは全く違います。
"Wiener Eiskaffee"(ヴィーナー アイスカフェ…ウィーン風アイスコーヒーの意味)には
バニラアイスが入っていて、そこにMoca(いわゆるエスプレッソ)が注がれ、そしてミルクが入ります。
バニラアイスを最初に入れてコーヒーを注ぐ場合と、コーヒーの中にバニラアイスを後から入れる場合とあるようです。
そして生クリームが上に載せられ、チョコレートが振り掛けられます。冷たいバニラアイスが中で混ざって大変おいしかったです

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


この後、家人と一緒に少し買い物をして、家人は「疲れたからホテルに戻るわ」ということで
トラムに乗ってホテルに戻りました。ワタクシはウィーン市街地の中心部を、カメラ片手に散策することにしました。
こうして別行動が出来るのも、家人と旅に行く時にストレスが溜まらない理由の一つかなって思うのです。



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ハンガリー・オーストリア旅行記:7日目(その4)-「目線の変化」:ウィーン・シェーンブルン宮殿

2022年06月22日 | 海外旅行ーオーストリア
Schloss Schönbrunn, Wien, Austria

さてさて、シェーンブルン宮殿の庭園を、丘の上にあるグロリエッテへ登って行くと、
徐々に標高が高くなって行くので、宮殿への目線が変化して行きます


庭園では宮殿を見上げていたのが、宮殿と同じ目線となり、徐々に宮殿を俯瞰するように変わって行きます


その変化が実に楽しいというか、それだけのことで宮殿や庭園の美しさが刻一刻と変化して行くのが、
ワタクシには楽しくて仕方がありませんでした


グロリエッテへ丘を登って行くと、シェーンブルン宮殿とその庭園の全貌が見えてくるわけですが、
こうして見ると改めて「シンメトリー」(左右対称)を「美しい」と受け止める西欧の美意識を感じます。
古代にまで目を向けてみれば、アテネ神殿も左右対称のデザインですしねぇ。
ただ、この豪勢な宮殿を眺めていると、「美」と同時に、シンメトリーなものを造れるだけの技術力があるぞと、
その権力を誇示しているのかなとも想像してしまいます


丘の上に登ってくると、グロリエッテが目の前に立っていました


グロリエッテとは宮殿の庭園のうちで周囲よりも高くなった位置に建てられる建物のことで、
数多あるグロリエッテ建築のうちでも最も規模が大きく、
また、最も知名度の高いものがシェーンブルン宮殿の庭園にあるグロリエッテなんです


シェーンブルン宮殿のグロリエッテは、ハプスブルク家の「正義の戦争」としての
オーストリア継承戦争(1740-1748)と七年戦争(1756-1763)、及び、戦後の和平を記念して奉献されたものなんです。
建物の全長は84.3m、両脇の階段を入れると135.3m、幅14.6m、高さ25.95mとなっています。
では、グロリエッテの上に登って行くとしましょうか


グロリエッテの上からシェーンブルン宮殿、そしてウィーンの街を見下ろします。
ここまで上ってくる観光客は少なく、団体観光客は誰も来ません。ですので、家人と二人でこの展望を独占していたんですよ


よっちん氏も満足げな表情です。ではでは、シェーンブルン宮殿を後にするとしましょうか

使用したカメラ:5、7、8枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T1


世界遺産シェーンブルン宮殿…ウィーンを訪れる人の多くが訪れる場所でしょうし、オーストリア最大の観光地と言えるかもしれません。
しかし、それだけの価値があるというか、ぜひとも訪れるべき場所だなぁという気がしました。
特に欧州の近代史に多少なりとも興味がある人は、訪れる価値ある場所だと感じます。
ワタクシ、もう一度ウィーンを訪れる機会があっても、この宮殿にはぜひとも再訪したいと思うのです。



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ハンガリー・オーストリア旅行記:7日目(その3)-「素晴らしき庭園」:ウィーン・シェーンブルン宮殿

2022年06月21日 | 海外旅行ーオーストリア
Schloss Schönbrunn, Wien, Austria

さてさて、ウィーン滞在4日目、ワタクシ達はシェーンブルン宮殿(Schloss Schönbrunn)の見学を終えると
宮殿の背後にある広大な庭園を訪れます。庭園はマリア・テレジアの時代から造営が始められたフランス・バロック様式で、
シェーンブルンの丘のネプチューンの噴水を中心に、広大な庭園が広がっています。
宮殿の素晴らしさももちろんですが、この庭園もまた素晴らしいんですよ


ではでは、宮殿の背後に行くとしましょうか。どんな光景が広がっているのか、ワクワクする瞬間です


シェーンブルン宮殿の見学は朝8時30分からなのですが、この庭園は朝6時頃から中に入ることが可能なんです。
しかも庭園だけだと中に入るのは入場料とか見学料が必要ないんです。
ですので、近所の人が普通に散歩したりジョギングしたりしているんですよ


写真を撮るのが好きで、早朝からの行動が苦にならない人なら、朝の6時過ぎにこの庭園に来れば、
全く人がいない庭園と宮殿を独り占めして撮影することが出来ると思います。
またウィーンに来ることがあれば、ワタクシはそうしようと思っています


シェーンブルン宮殿は両翼の端から端まで約180mもあり、ヨーロッパでも壮麗な宮殿の一つとして知られています。
1696年にレオポルド1世がバロックの巨匠フィッシャー・フォン・エアラッハに「ヴェルサイユを凌ぐ宮殿を」と命じたそうです


しかし、財政難に陥ったことで一旦中断され、1749年に女帝マリア・テレジアが、内装をウィーン風ロココ様式に改築し完成しました。
この時にピンク色だった外装もマリア・テレジア・イエローという上品なクリーム色に塗り替えられています。
どう考えてもピンク色よりも、上品な淡い黄色の方がいいと思うんですよねぇ


シェーンブルン宮殿の広大な庭園も、さすが世界遺産と思わせるほど見応えがあります。
世界遺産の庭園群では、美しい泉やこの写真の奥に見える1775年に建てられた
戦勝記念堂のグロリエッテ、手前のネプチューンの噴水などは必見です。
ただ、この時は時間が早すぎたせいで、まだネプチューンの噴水は水が吹き出ていませんでした


素晴らしいシェーンブルン宮殿の庭園を眺めながら、ワタクシは日本と欧州の庭園の違いに思いを巡らせていました。
ワタクシは日本の寺院を訪ねるのが好きなのですが、とりわけ枯山水や池泉式の庭を眺めるのが好きなんですよ。
日本庭園と西欧庭園の違いは、自然に対する捉え方の違いと言われます。
日本では自然には勝てないという考えから自然との共存に敬意を示し、人工物が池や山の中に埋没し、人が自然を受け入れることで、
四季のままに池泉回遊を楽しむという造形が生まれました。
朽ちていくという自然の摂理さえも受け入れる自然観が、
いわゆる、侘び・さびという枯山水ならではの日本独特の価値観となっているのだと感じます


一方、西欧では、文明の力で自然に勝って支配するという感覚が強く、
まるで人工物のような幾何学形状として自然の表現を変える、平面幾何学式庭園が好まれました。
左右対称、垂直水平という幾何学形態の不自然さに美の基準を求めるヨーロッパ庭園ですが、
シェーンブルン宮殿の庭はまさにその代表のように思えます。
どちらがいい、悪いではありません。自然に対する価値観の違いがワタクシにはすごく興味深く感じられたのでした

使用したカメラ:2、5、8枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T30


外国を旅していて楽しいことの一つが、文化や価値観の違いを実感することなんですよ。
特に宗教というものに対する考え方の違い、島国日本とは違う国境や他国からの侵略というものに対する考え方には
旅行に行くたびに教えられること、学ぶことが多いです。ワタクシはまだイスラム教国に行ったことがないので、
一度は行ってみたいんですよねぇ。



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