よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

紫陽花のお寺へ-京都府長岡京市:楊谷寺

2022年05月26日 | 京都(京都市以外)
Youkokuji Temple, Nagaokakyo City, Kyoto Pref.

さてさて、2020年6月20日の土曜日、ワタクシは相棒の「今では晴れ男さん」と「紫陽花を見に行こう。
緊急事態宣言も解除されて県境を越えても大丈夫やから、紫陽花の綺麗な寺に行こう」ということになり、
京都府長岡京市の山間にある楊谷寺というお寺に向かいました


朝8時半に楊谷寺に到着。開門は9時なのですが、すでに山門の前には人が並んでいました。
開門と同時に境内に入ると、手水舎にたくさんの紫陽花が浮かべられていました。これはインスタ映えしますよねぇ


楊谷寺は西山浄土宗のお寺で紅葉の名所として知られていましたが、近年は紫陽花の寺としてもその名前が知られているようです。
ワタクシは数年前、新緑の写真を撮りたくてここ楊谷寺を訪ねましたが、ほとんど人もおらず静かな散策が出来ました。
しかし、この日は「あじさい祭り」が行われており、どうやらこの花手水の写真などがSNSで人気になり、
以前よりも参拝客や観光客が格段に増えたようですね


本堂を通り抜けていくと、浄土苑という美しい庭園がありました。
浄土苑は江戸時代中期に作庭され、京都府指定の文化財にも選定されています。
庭園のつくばいにも紫陽花の花が浮かべてありました。
女性達が「可愛い」「素敵やねぇ」などと言いながら、スマホやカメラで写真を撮影しています。
これからはお寺もこういう企業戦略が必要なのでしょうねぇ


浄土苑横の階段を登って行くと、上書院という立派な部屋があります。
上書院は西山のヒノキを使用した総ヒノキ造りで、明治時代後期に建立されました。
特別な方のみをお通しする茶室として使用されていましたが、現在は期間限定で公開されており、この日は上書院に入ることが出来ました。
ここから見下ろす浄土苑は美しく、次はこの場所で紅葉を眺めたいと思うのでした


この日は梅雨の晴れ間。青空が広がっていましたが、湿度は高く、蒸し暑い一日でした。
汗かきのワタクシは、すでに結構な汗をかいていました。
上書院は山の斜面に沿った小高い場所にあるからでしょう。気持ちのいい涼しい風が吹いてきました。
ほんの一瞬ですが、全身から汗が引いて行きました


上書院の窓際には、赤い毛氈が敷かれていました。窓の外の木々の緑色と、毛氈の赤い色が互いに引き立ちます。
赤色と緑色は補色の関係にあるので、互いの色が引き立ちますね。クリスマスカラーも、その辺りを考えて赤と緑なのかなぁ


ここ楊谷寺は京都市内からは少し離れた場所にあり、近くの光明寺、善峯寺とともに「西山三山」と呼ばれ、紅葉の穴場なんですよ。
この日、上書院から見事な楓の新緑を眺めていると、次は紅葉の時期に訪れたいと強く思いました

使用したカメラ:5、6枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2


6月になると紫陽花を見に行くのが楽しみです。6月というと梅雨の雨、蒸し暑さという嫌なイメージがあるのですが
紫陽花の美しさが、梅雨の憂鬱さを吹き飛ばしてくれる気がします。
でも、梅雨の雨のおかげで農作物が成長するのですから、梅雨を嫌うのは良くないですね。



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熊野信仰のお寺-京都市東山区:今熊野観音寺

2022年05月25日 | 京都市(左京区、東山区)
Imakumanokannonji Temple, Higshiyama Ward, Kyoto City

さてさて、次にワタクシ達が訪ねたのは、泉涌寺の塔頭の一つである今熊野観音寺でした


このお寺の歴史は9世紀初頭に始まるのですが、平安時代後期になると紀伊の国の熊野三山に対してこの地を今熊野と称し、
白河法皇の時代には今熊野修験の中心地として栄え、寺名も東山観音寺と呼ばれるようになったそうです


後白河上皇は熱心な熊野三山の信者でしたが、熊野の地は遠く気軽には参詣できないために今熊野と呼ばれていた当地一帯に目を付け、
1160年に当地に新たに熊野権現を勧請し、当山の本尊をその本地仏として定めたうえで「新那智山」の山号を授けて
東山観音寺を観音寺に改めたそうです。この頃の熊野信仰って、信じられないくらいのものですからねぇ


観音寺の入口にある鳥居橋を渡り、奥に進むとまず最初にあるのが「子護大師像」です。
子守り大師なので、学業成就、交通安全、心身健康、諸芸上達といったご利益があるそうで、
ここではよく孫を想うお年寄りが参拝に来られるそうです


ワタクシはいつも思うのですが、資源の乏しい我が国では人材育成ほど重要なものはありません。
しかし、先進国ではあり得ない40人学級だとか、教員のブラック企業化とか、
オンライン授業の立ち遅れとか、今回のコロナウイルス で日本の公立学校の問題点が露わになりました。
と言っても、財務省は何もしてくれないでしょうね。子供は国の未来なんですがねぇ


この日、東福寺から始まって、京都の新緑をワタクシ達は満喫することが出来ました。
桜の時期には、そして紅葉の時期には、身動きできなくなるくらい人が溢れる京都の町ですが、
新緑の季節は狙い目だと思うんですよねぇ


本堂の前から見て右側(東北側)の山の斜面に、鮮やかな朱塗りの多宝塔がありました。
この建物は「医聖堂」と呼ばれ、日本の医学の発展に貢献した人々を祀っているそうです。
昭和59年に建てられた新しい建物だそうですが、平成28年に丹塗りの塗り替えが施されたそうで、鮮やかな朱色が目に鮮やかでした


京阪電車東福寺駅の方に向かう途中、昔ながらの喫茶店がありました。お腹も空いていたので、軽く休憩することにしました


この日も朝早くからよく歩き、よく撮影しました。いい一日を過ごすことが出来ました

使用したカメラ:1、4、5枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2


新緑が好きで、新緑の季節になるとどこかに出かけています。紅葉が美しい場所というのは、当然ながら新緑も美しい。
ですので、紅葉の有名どころや撮影スポットを訪れると、見事な新緑を楽しむことが出来るんですよね。
今年の紅葉の時期は、コロナウイルスが収束していてくれるといいんですがねぇ。



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贅沢な時間-京都市東山区:雲龍院

2022年05月24日 | 京都市(左京区、東山区)
Unryuin Temple, Higashiyama Ward, Kyoto City

さてさて、初めて訪れた雲龍院はなかなか見応えがあり、ワタクシは参拝を楽しんでおりました


縁側に一人座って、ゆっくりと中庭を眺めました。喧騒から遠く離れ、ワタクシは素敵な時間を過ごしていました。
ふと見ると、蓮華の間にある障子の窓に庭の木々や花が映り込み、えも言えぬ美しい姿になっていました


雲龍院に「蓮華の間」という部屋があります。雪見障子の四角い窓から、庭の景色を眺めることが出来ます。
なんと素晴らしい眺めなのでしょう。なんと素敵な演出なのでしょう。
お寺に来た客人を楽しませるこの粋なはからい。客人もこのはからいには感動でしょう


この時お寺にいたのはワタクシと相棒さんの二人だけ。贅沢な時間を過ごすことが出来ました


最後に、大輪の間という部屋に入りました。この部屋の中から見る中庭の姿がまた美しい。
立派な伽藍のお寺は日本各地いろんな場所にありますが、庭園の素晴らしさに関しては、京都のお寺に並ぶ場所は無いでしょう


ワタクシは学生時代を京都で過ごしました。でも、その当時は京都の街が苦手というか、あまり好きじゃなかったんです。
なにせ大阪の下町で生まれ育ったワタクシには、京都の人って排他的で取っつきにくかったんですよ


でも、今は京都の街も京都の人も好きです。
京都人ならではのプライドが、唯一無二のこの街の光景や伝統を守ってきたと思うんですよねぇ


江戸幕府最後の将軍である第十五代将軍徳川慶喜が寄進した石灯籠がありました。
石灯籠の周りには、白砂で皇室の菊花紋の文様が綺麗に施されています。皇室ゆかりのお寺であることがわかりますね

使用したカメラ:4、7枚目はFUJIFILM X-Pro2 、他はFUJIFILM X-T30


この頃は「これだけ観光客がおらず、静かな参拝が出来るんやったらコロナウイルスも悪くはないかな」くらいに思っていました。
しかし、こんなに長く感染が続き、先行きも見通せない状態になるとは想像もしませんでした。
まだまだ辛抱の日々、自粛の日々が続くのでしょうが、収束する日が来ることを信じて我慢するしかないですね。



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美しき別院へ-京都市東山区:雲龍院

2022年05月23日 | 京都市(左京区、東山区)
Unryuin Temple, Higashiyama Ward, Kyoto City

さてさて、ワタクシ達は泉涌寺に隣接する雲龍院へと向かいました


雲龍院は真言宗泉涌寺派の寺院で、泉涌寺の別院にあたります。
別院というのは本山のほかに、本山に準じるものとして別の地域に設けられた寺院のことですね


この雲龍院がなかなか素晴らしかった。見応えがありました。京都には知名度が高くなくても、素晴らしい寺院がたくさんありますね


新緑が好きだということを、これまで何度か書いてきましたが、自分でも呆れるくらいに新緑の爽やかな緑色が好きなんです。
この日、東福寺から始まって、素晴らしい「緑」を満喫できました。ワタクシはただただ幸せを感じていたのです


「悟りの窓」というと、京都の洛北にある源光庵が有名ですが、ここ雲龍院にも悟りの窓があるんですよ。
正確な真円を描いてる「悟りの窓」は禅における悟りの境地を表しているのですが、
悟りの境地とは程遠い場所にいるワタクシは、ただただ窓の美しい姿に見入るだけでした


この日持ってきたレンズの中に、10-24mmという超広角ズームレンズがありました。(35mm換算で15-36mm)
ワタクシは風景写真を撮ることが多く、一番よく使うのは35mm(35mm換算で53mm)ですが、
望遠レンズよりも広角レンズを使うことが多いです。こういうアングルでは、広角レンズは欠かせないですね


障子の隙間から、美しい新緑が見えていました。障子を開けて写真を撮ろうと思ったのですが、
ふと「このままの方が素敵じゃないかな」と思いました。
障子を全開するのもいいのですが、こんな撮り方もいいかなぁと思ったのです。さて、どうでしょうか


初めて訪れた雲龍院ですが、絶対に再訪したいと思わせてくれるお寺でした

使用したカメラ:1、5枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2


大学時代を京都で過ごし、大阪に戻った後も京都には何度も何度も来ています。
それでも今回の雲龍院のように、まだまだ訪れたことの無い素晴らしいお寺や神社があるんですねぇ。
京都にはこれからも何度も足を運び、ブログに写真を載せることになりそうです。



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蘇る思い出-京都市東山区:泉涌寺

2022年05月22日 | 京都市(左京区、東山区)
Sennyuuji Temple, Higashiyama Ward, Kyoto City

さてさて、泉涌寺を訪れたワタクシ達は、人がほとんどいない境内で静かな参拝を楽しんでおりました


写真の右は仏殿、真ん中は舎利殿、左は勅使門なのですが、この素晴らしい光景の上に美しい青空が広がっていました。
千年の都京都。青空は平安の昔から変わることはありません


御座所から勅使門を眺めてみました。勅使門は言うまでもなく、皇族や天皇の勅使が寺を訪れた際に使われる門ですね。
東京への極端な一極集中の弊害がよく言われますが、ワタクシは皇居は京都に戻し、
京都は天皇が住む地として国の都であってもいいのではないか。
そして、宮内庁や文化庁は京都に設置すればいいのではないかというのがワタクシの持論です。
それが東京への一極集中を分散する第一歩だと思うのですよ


ワタクシ達は泉涌寺の御座所庭園にやって来ました。庭園にはワタクシと相棒の「今では晴れ男さん」の二人しかおらず、
ゆっくりと美しい庭を楽しむことが出来ました。随分と贅沢な時間を過ごすことが出来ました。
庭園と向き合っていると、心が癒される思いがします


今から9年前、この庭を訪れた時のことを思い出します。
言葉からすると関東の方だと思いますが、男性一人と女性二人の三人組が庭にやって来ました。
話の内容から察するに、職場の同僚という感じです。男性は50代、女性は40代か50代でしょうか。
別に話をするのはいいのですが、とにかくこの3人、異様に声がでかいのです


特に男性は壊れたスピーカーのように、とにかく声がでかいでかい。
よく大阪人は声がでかいと言われますが、これほど声がでかい大阪人はあまりおりまへん。
「そりゃ、営業の○○さんのやり方では誰もついて来ないよ」とか、「人事がダメだとやる気がでないね」とか
『別にここでしゃべらんでもいいやん』という中身の話を大声でしているのです


あまりにうるさいので「ちょっと小さな声で話してもらえますか」と言おうと思った瞬間、
ワタクシの横にいた初老の男性が「すいまへんなぁ。ここは静か~に庭を楽しむ場所やさかいに、
もうちょっとお静かにしゃべってもらえますやろかぁ」と言ってくださいました。
3人組はそそくさと退散しました。こういう時、はんなりとした京都弁はいいですねぇ


男性はワタクシの方を向くと、「ああいうお方は、静かなお寺には相応しうおまへんなぁ」と笑顔で言われました。
さすが京都人。「にっこり笑って人を斬る」…そんな言葉が頭に思い浮かんだのでした

使用したカメラ:5〜7枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T30


ワタクシはさほど礼儀正しくも、マナーに厳しい人間でもないのですが、TPOだけはわきまえているつもりです。
昨今は外国人の観光客でも、寺社仏閣の参拝の仕方をしっかりと学び、きちんと作法に従って参拝する方がたくさんいます。
日本人たるもの、お寺や神社を参拝する時は、作法やマナーは守りたいものですね。



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