よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

グランピング初体験-岐阜県郡上市:ひるがの高原・「コテージパーク四季の郷」

2024年11月03日 | 岐阜
“Cottage Park Shikinosato”, Hirugano Highland, Gujo City, Gifu Pref.

さてさて、この日(9月28日)ワタクシ達は初めてのグランピングを体験しようと、ひるがの高原に向かいました。
グランピングは、「グラマラス(優雅な)キャンピング(キャンプ)」の略語です。
自分で道具を用意したりテントの設置を行う必要がなく、キャンプ初心者でも手軽に快適なアウトドア体験を楽しめるのが魅力。
数年前のキャンプブームの中、「キャンプには行ってみたいけど、テントを張ったり畳んだりするのは面倒」
「自然を楽しみたいけど、エアコンは設置してほしいし、トイレやシャワーは綺麗でないと困る」なんて人たちに人気になったんです。
ワタクシはグランピングに興味は無かったのですが、家人が「一度は経験してみたいなぁ」というので行くことにしたんです。
ネットで探した結果、「コテージパーク四季の郷」というキャンプ場でグランピングを楽しむことにしました


受付を済ませワタクシ達のグランピング施設に向かいます。左がワタクシ達が泊まるドームテント、
右がバーベキュー施設になります。ではでは、ドームテントに入っていきましょうか


エアコンが完備していますので、テントの中は涼しくなっていました。ベッドがあり、冷蔵庫も置いてあります。
普段のキャンプだとテントを張って、テント周りの準備などをするのに1時間はかかるのですが、何もする必要がありません


何もしなくていい…というのは楽といえば楽なのですが、ワタクシにはちょっと物足りないというか、
キャンプって「面倒なことを楽しむ」のが楽しいと思っているので、どこか違和感を感じ始めていたんですよ


ドームテントの横には広いウッドテラスがありました。ここでノンビリと時間を過ごすのもいいでしょうねぇ


ここはバーベキュー施設です。屋根があるので雨が降ってもバーベキューを楽しめますな。
バーベキューの食材セットもいろんな種類があるのですが、値段が高いのでワタクシ達は食材を準備して持っていきました。
このあたりは「貧乏キャンパー」の性分が抜けきりませんな


ドームテントの裏側はこんな感じです。この池で子ども達が遊ぶのもOKですので、家族連れにはいいでしょうね


焚き火台も用意されているんですよ。これを「至れり尽くせりでありがたい」と思う人もいるでしょうが、
ワタクシは「これはもうキャンプとは別のものやなぁ」と思うようになっていました


この日は暑い一日でしたが、さすがに標高の高い場所なので、夕方になると一気に涼しさを感じるようになりました。
ではでは、夕食の準備を始めるとしましょうか

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


ひるがの高原の標高は約900m、夏場でも気温が30度Cを超えることは少なく、夜は20度C近くまで下がるため、非常に過ごしやすい環境です。
スキー場としても有名なのですが、最近はスキーの人気が低下しているために、グリーンシーズンの集客にも力を入れており、
キャンプ場の数も増えているようです。最近はどこのスキー場も、スキー以外のアクティビティに力を入れているようですね。



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秋を感じて-岐阜県郡上市:郡上八幡

2024年11月02日 | 岐阜
Gujo Hachiman, Gujo City, Gifu Pref.

さてさて、郡上八幡の散策もそろそろ終わらねばならない時間が迫ってきました


カフェで軽くランチを食べたのですが、ちょっと物足りないので別の店でカツ丼をいただきました


車の運転もありますが、ビール一杯くらいなら大丈夫だろうと思い、生ビールをいただきました。

というのは全てウソでして、これらは食品サンプルの写真です。郡上八幡は、食品サンプルの生産日本一でして、
全国シェアの約60%を占めているんです。80年以上前、郡上八幡出身の岩崎瀧三氏が、ロウソクから溶けたロウが水たまりに落ち、
そのロウが梅の花のようになったことに感動したところから、食品サンプル作りがスタートしたそうなんです。
この写真は食品サンプルの製作体験が出来る工房で撮影したのですが、本物のように見えるサンプルは外国人に大人気。
この日も多くの外国人観光客がいろんなサンプルを手に取っては、大喜びしていました


食品サンプルなんて日本人の器用さを象徴する気がします。ただ、昔は喫茶店などの入口の横には、
必ずガラスケースの中に食品サンプルが飾られていましたが、最近はあまり見なくなりましたね


ここは「やなか水のこみち」という路地です。玉石を敷き詰めた道と、その脇を流れる水路、柳の木立によって趣ある風景になっています。
ここでは運悪く何度も何度もポーズをとって写真撮影をする中国人観光客と遭遇し、なかなか写真を撮ることが出来ませんでした。
若い女性の3人組でしたが、傍若無人なDNAというのはしっかりと受け継がれているのですな


水路沿いに彼岸花が咲いていました。この日は9月28日。しかも郡上八幡は標高200〜300mくらいの場所なので、
大阪などよりも彼岸花は早く開花するはずです。ただ、今年の猛暑でやっとこの時期に見頃になったのでしょうね


この日、郡上八幡はまだまだ暑かったのですが、彼岸花に秋の気配を感じました


この建物は郡上八幡旧庁舎記念館でして、平成8年までは旧八幡町役場として使用されていたレトロな建物です。
現在は観光案内所や休憩所となっており、駐車場もありますので観光の際には便利な場所なんです


郡上八幡旧庁舎記念館のすぐ横に「いがわこみち」という路地があり、路地の横には水路が流れ多くの鯉が泳いでいます。
ただ、ここの鯉なのですが観光客が餌を与えるおかげで丸々と太っていますわ。
ではでは、郡上八幡の散策を終えて、この日グランピングをするキャンプ場に向かうとしましょうか

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


郡上八幡は何度も訪れていますが、町の中で宿泊したことは一度もありません。
一度はこの町の宿に泊まって、夜明けごろの川沿いを散策するのもいいかなぁと思います。
そして、一度は車ではなく「長良川鉄道」に乗って郡上八幡を訪れてみたいとも思うんですよ。



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川を眺めながら飲むコーヒー-岐阜県郡上市:郡上八幡・「SUPPLE COFFEE ROASTERS 」

2024年11月01日 | 岐阜
“SUPPLE COFFEE ROASTERS”, Gujo Hachiman, Gujo City, Gifu Pref.

さてさて、郡上八幡を散策するワタクシ達ですが、時間もお昼となりました。
家人と「どこかいいお店があったら入ろうか」と話をしながら、歩いていたんですよ


すると「SUPPLE COFFEE ROASTERS 」というカフェがありました。酒蔵跡地で、酒蔵の建物を改築したカフェです。
雰囲気も良さそうですし、美味しいコーヒーを飲みたかったのでこのお店に入ることにしました


店内には大きな焙煎機が置いてあり、コーヒーのいい香りが漂います。
左側の窓の外に吉田川の絶景パノラマが広がっています。これはいいお店をチョイスしましたわ


暑い日だったので家人は「アイスコーヒー」を、ワタクシは「アイスカフェラテ」をオーダーしました。


家人は「SUPPLE DOG」を注文。地元産の大きなフランクフルトが入っていました。
チーズもたっぷりで、一口もらいましたが美味しかったです


ワタクシは「くつろぎサンド」をいただきました。岐阜県奥美濃地方では有名な明宝ハムが使われていました


清流吉田川の流れを見ながら、美味しいコーヒーを楽しむことが出来ました。
郡上八幡を訪れて美味しいコーヒーを飲みたい人にはお勧めできるお店です

「SUPPLE COFFEE ROASTERS 」…岐阜県郡上市八幡町本町865-1


ランチを終えたワタクシ達は吉田川にかかる宮ヶ瀬橋を渡り、郡上八幡の南側の市街地へと向かいます


ではでは、郡上八幡の散策を続けるとしましょうか

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


年齢を重ねると味覚って変わるんだなぁと思います。私は若い頃は豆腐やお揚げさんって美味しいと思ったことがなかったのですが、
今は豆腐や揚げが大好きで、わざわざ美味しい豆腐を遠方まで買いに行くこともあるんです。
私は40代の頃までコーヒーがさほど好きではなく、カフェなどに行くと飲むのはいつも紅茶でした。
それが今ではすっかりコーヒーが好きになり、自分で豆を挽いたりするのですから人間って変わるものですね。



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小駄良川の流れ-岐阜県郡上市:郡上八幡

2024年10月31日 | 岐阜
Gujo Hachiman, Gujo City, Gifu Pref.

さてさて、郡上八幡は「水の町」と呼ばれるほど水が豊かな町です。郡上八幡は周囲を深い緑の山々に囲まれ、
市街地の中央を水量豊かに流れる吉田川が長良川に向かって注ぐのですが、その吉田川の支流が小駄良川なんですよ


この辺りは昨日のブログで紹介した名水百選として名高い「宗祇水」のたもとの清水橋付近です。
小駄良川のすぐそばに、民家が立ち並んでいる様子がよくわかるかと思います


川の深さは膝くらいまでですので、夏になると子ども達が川の中で遊んでいる姿を目にします。
ワタクシは大阪市内で育ちましたが、ワタクシが子どもだった頃の大阪の川なんてドブのような川ばかりでした。
ですので、「川で遊ぶ」「川で泳ぐ」という経験は親戚の家に遊びに行った時くらいで、日常の中には無いんですよ


家人は大分県日田市の出身なのですが、子どもの頃は夏になると川で泳いでいたそうです。
ここ郡上八幡のように水が豊かな町に来ると、故郷を思い浮かべるようですわ


川というものが日常生活の中にはなかったワタクシには、川とともに暮らす人たちが羨ましく思えます。
そして、この豊かな水の恵みがいつまでも残ることを願います


ワタクシは靴と靴下を脱ぎ、ズボンの裾を捲り上げて川の中に入って行こうとしたのですが、
家人から「誰もそんなことしてへんやろ。やめとき」と叱責され、川の中に入っていくのを断念しました


清水橋のすぐ南側に、古い民家や倉庫をカフェや雑貨屋などにリノベーションしているエリアがありました


この日、まだまだかなりの暑さだったのですが、ワタクシは帽子を持ってくるのを忘れていたんです。
たまたま帽子を売っているお店を見かけたのですが、ワタクシ好みの帽子(キャップ)を売っていたんですよ。
色合いもデザインも気に入ったので購入することにしました。このキャップ、結構気に入ってるんです


時刻はちょうどお昼近くになりました。となると軽く昼食を食べたいですね

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


今回購入したキャップもそうなんですが私は帽子が好きで、帽子をを被ることが多いんです。
自分ではさほど帽子が似合うとは思いませんが、ちょっとしたオシャレで帽子を被りたいというのもありますが、
なにせ今年の暑さですので強烈な日差しを避けるという実用的な面が強くなりましたね。



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石畳-岐阜県郡上市:郡上八幡

2024年10月30日 | 岐阜
Gujo Hachiman, Gujo City, Gifu Pref.

さてさて、郡上八幡にやって来たワタクシ達は、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている町並みを、
楽しく散策していました。何度も来ている町なので地図も必要ありません


「郡上踊」と書かれた大きな提灯がありますが、郡上踊りは夏の約30日もの間、毎晩繰り広げられる“日本一長い盆踊り”として知られています。
とりわけ毎年8月13日から16日は一番の盛り上がりを見せる「徹夜おどり」でして、普段は静かな町も大いに賑わうんです


江戸時代から約420年間続いてきた郡上踊りですが、地元の人だけではなく観光客も自由に参加することが出来るんです。
「郡上の夏はおどりに始まり、おどりに終わる」と言われるんですよ


「肉桂玉」と書かれた暖簾がかかるお店がありますが、「桂玉」とはニッキのことなんです。
肉桂玉とはニッキ飴でして、添加物を一切使わないニッキ飴はお土産として人気のようですね


ニッキ飴を売るお店の隣に石畳の美しい小路があります。この小路はワタクシのお気に入りの場所なんです


石畳の道は小駄良川に向かって緩やかな傾斜になっています。こういう場所はスニーカーではなく、
下駄を履いてカランコロンと音をたてて歩いてみたいものですな


この日はかなりの観光客がいたのですが、うまく人の流れが途切れた瞬間に石畳を撮影することが出来ました


古い町家が並び、揺れる柳の下を歩いていくと赤い橋が見えます。この橋は小駄良川にかかる清水橋です


小駄良川の手前に宗祇水と呼ばれる美しい湧水があるんです。水の神を祀る御堂の下から澄み切った湧き水が出ており、
昭和60年に環境省による「日本名水百選」の第一号に選ばれました。
室町時代に連歌の宗匠、飯尾宗祇がこの泉に草庵を結んで、この清水を愛飲したことが名前の由来なんです

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


実は数年前に郡上八幡から少し離れた山間の温泉宿に泊まった時、ちょうど郡上踊りの最中だったんです。
郡上踊りに参加したい人は、夕食後にお宿から車で送迎してくれるので踊りに参加したかったのですが、
なんとその日に台風が来て踊りが中止になったんですよ。是非とも一度は踊りに加わってみたいです。



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