はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

奥嵯峨をぶらり(あだし野念仏寺から鳥居本)

2019-06-30 20:20:55 | 京都をぶらり
あだし野念仏寺にいます。

開創千二百年と伝えられる念仏寺です。



境内八千あまりの石塔、石仏に灯明を捧げる千灯供養は地蔵盆の夕刻に行われるそうです。



永い年月ですっかり風化した石仏も。



兼好法師も西行さんも、ここで人の命のはかなさを詠んでいます。



念仏寺も緑がきれいでした。



いいお顔をされていました。



念仏寺をあとに、愛宕街道を歩いていくと大きな鳥居があらわれます。「一ノ鳥居」付近に集落が形成されたことから鳥居本と呼ばれるようになりました。



鳥居を挟んで二軒の鮎茶屋があります。こちらは「つたや」です。この日はお休みでした。



こちらは「平野屋」です。一度こんなところでお昼をいただきたいものですが、私は鮎が苦手でした(笑)



鳥居本、いい雰囲気です。



一ノ鳥居をくぐって、もう少し先に行くことにしましょう。

※訪問日 2019.6.26


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8 コメント

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Unknown (takayan)
2019-07-01 10:56:44
おはようございます。
あだし野念仏寺の千灯供養の様子は、何度もテレビで見たことがあります。
一度撮ってみたい情景ですね。
それにしてもこれだけの石仏に、灯明を捧げるのは大変でしょうね。
その苦労が供養というものなんでしょうね。
風化し、苔むした石仏が、長い年月を物語りますね。
70歳を過ぎた私も歳を重ねて風化し、少しは角が取れてきたのかな?なんて
この石仏を見ながら思っています(笑)
鮎の塩焼き、takayanは好きですが、高級な所へは行けません(笑)
滋賀県なら鯖街道、葛川の比良山荘の鮎も美味しいですよ。
(昔に上司に連れてもらいました)
茅葺き屋根と青もみじの風景がきれいですね。
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Unknown (お気楽奥様)
2019-07-01 14:28:30
奥嵯峨っていい所ですね。
苔むした石仏に耳を澄ませると何やら仏様の囁きが聞こえてきそうです。
時間がゆっくり過ぎていく感覚ですね

鮎茶屋も佇まいも落ち着きます。
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Unknown (はりさん)
2019-07-01 16:37:12
takayanさん
こんにちは。
あだし野念仏寺の千灯供養は
私も一度撮ってみたいです。
嵐山では(東山でも)花灯路というイベントも
あるようですが一度行ってみたいですね。
念仏寺では苔むした石仏が年月を語ってくれますね。
takayanさんはまだまだ風化なんて早すぎますよ(笑)
この時期は鮎釣も盛んで各地の河川では
釣り人の姿が風物詩ですね。
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Unknown (はりさん)
2019-07-01 16:40:16
お気楽奥様さん
こんにちは。
奥嵯峨は嵐山の少し奥なのですが
嵐山界隈と比べてもとても静かな所です。
祇王寺やあだし野念仏寺などは
ゆっくり観光するにはおすすめです。
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Unknown (よっちん)
2019-07-01 20:24:32
この辺りまで来ると
嵐山の喧騒が
嘘のようですよねぇ。

長らく愛宕山に登っていないので
久々に登りたくなりました。

応援ぽち
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Unknown (はりさん)
2019-07-01 21:06:08
よっちんさん
こんばんは。
はじめて愛宕山に登ったときは
愛宕神社に参拝という気分だったのですが
しっかり登山だったのでびっくりしました。
冬の愛宕山もいいですね。
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Unknown (八丁堀)
2019-07-04 22:30:54
初めまして。

修学旅行や一人旅でも、化野念仏寺へ行きました。灯明を灯した石仏さん、幻想的な光景と同時に何か怖いだろうなあと、感じました。愛宕念仏寺では、色んな表情の石仏さんを観ましたが、特に内緒話をしているかの様な2体が印象に残っています。

またいつか行きたいです。

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Unknown (はりさん)
2019-07-05 08:34:39
八丁堀さん
はじめまして。
修学旅行では訪れることがあっても
ひとり旅でも来られたなんて
奥嵯峨が気に入られたのでしょうね。
愛宕念仏寺の羅漢さんは表情が豊かで
見ていて心が和みますね。
コメントありがとうございました。
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