
いよいよ今回の旅の一番の目的、富士山を眺めながらのハイキングです。
登った山は、本栖湖から登る竜ヶ岳(1485m)という山です。
登山口から頂上までは、コースタイム2時間15分の比較的登りやすい山です。
登山口あたりの写真ぐらいとっておけばよかったのですが、いきなり本栖湖が見えたところから始めます。

最初はつづら折りの急登が続きます。

登山口あたりの紅葉がとても綺麗でしたが、この急登でも散りモミジが楽しめました。

1時間ほど登ってきたでしょうか。木々の間から富士山が姿を見せてくれました。

反対側には本栖湖が見えました。昨日キャンプした浩庵キャンプ場も対岸に見えました。

この時は気がつかなかったのですが、後ろに見えている山は有名な山々でした。

しばらく進むと、目的の竜ヶ岳の頂上あたりが見えてきました。でも、まだ遠そうです。

登山道は標識もあって歩きやすかったです。

富士山が背中を押してくれます。このあたりからずっと富士山が見えっぱなしです(笑)

見晴台にある東屋が見えてきました。

位置的にどうしても逆光気味になります。

このあたりの山の斜面の紅葉は終わったようでした。

歩いた登山道は、石仏コースというのですが、ここに石仏がいらっしゃいました。

またキツイ登りが続きますが、ずっと富士山が見えるのでルンルン気分です(笑)

あちらは精進湖か西湖あたりでしょうか?

この日は11月だというのに、けっこう暖かく穏やかな陽気でした。富士山も春霞のようになっていました。

高いところから富士山を見ると裾野の広がりがよくわかります。

登山開始から2時間20分、竜ヶ岳の頂上に到着です。頂上はちょっとした広場で、ベンチなどもありました。
頂上に着いた時は1パーティだけでしたが、その後、続々と登山者が登って来られ、ここが人気の山というのがわかりました。

頂上からの富士山です。ちょっと笹が高すぎて裾野までは見えなかったです。

富士山をアップで。

頂上からは南アルプスも見えると聞いていたのですが、よく見えないので少し下りたところから山座同定をしました。
右手の雲がかかっている山塊が八ヶ岳です。左側が甲斐駒ケ岳だとおもうのですが、山頂までは確認できませんでした。

甲斐駒ケ岳あたり(右手の山)から左に目をやると、とんがった山が北岳です。

さらにカメラを左に振ると、なんと白峰三山が見えるではありませんか。

白峰三山を拡大です。右から北岳〜間ノ岳〜農鳥岳とつづく3000mの稜線です。途中で見えた山並みはここだったのです。

南アルプスも見えて喜んでいたのですが、今回の主役はあくまで富士山です。

下りも同じコースをたどることにしました。なぜならずっと富士山を見ながら下りることができるからです。

こんな素敵なハイキングコースがあったなんて、大感激です。

ずっと憧れていた富士山を眺めながらのハイキングがやっと実現しました。

見晴台から、ハイキングでの見納めの富士山です。

「テントを背負って富士を見に行く」やっと実現することができました。
天気にも恵まれて最高の山歩きが出来ました。
※登山日 2022.11.8
このあと、この日は河口湖の温泉宿に泊まりました。登山の後の富士山を眺めながらの温泉も最高でした。
翌日は、河口湖や新倉山浅間公園、山中湖からも富士山を眺めました。
その様子は、次回につづきます。