はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

姨捨の棚田(その2)

2020-09-25 18:25:25 | 知らない街をぶらり
夕暮れが迫る姨捨の棚田にいます。

あの、人のいるところまで登ってみましょう。




カカシがお出迎えです。




あとで気がついたのですが、彼岸花の姿を見なかったです。




上の方には長野自動車道が見えます。その下にはJR篠ノ井線の姨捨駅が見えます。明日、電車に乗って行ってみましょう。




懐かしいハゼ掛けの風景です。最近のコンバインの作業では見られない風景になりました。




農業をしたことはありませんが、大変な作業だということは想像できます。棚田をつくりあげてきた先人の苦労もしのばれます。




観光地なので案内板もありました。




9月の下旬には稲刈りが終了するようです。




夕暮れの空になってきました。




ここの稲穂は風で倒れたのでしょうか。




ここには約1500枚の田があるそうです。耕作条件が悪いことや後継者不足から放棄される田もあったようですが、地域の人々の努力により景観が保たれているとのことでした。おかげで素晴らしい棚田の風景を見ることができました。




名刹として知られる長楽寺です。時間があればゆっくり見学したかったのですが、ちょっと残念なことをしました。




時刻は5時15分です。今夜の泊まるところを気にしながら姨捨の棚田をあとにしました。




機会があればまた訪れたい場所です。次回は田植えの頃に訪れ、水の張られた田に映る月を愛でたいものです。

※訪問日 2020.9.21