はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

黒部ダムあれやこれや

2020-09-05 20:00:05 | 旅行
遊覧船のガルベに乗って、しっかりと黒部湖を楽しみました。
ガルベは平乃小屋のあたりでUターンします。


ずっとデッキに立っていたのですが、船内にも入ってみました。




船内から見えているのはスバリ岳でしょうか。そういえば以前、針ノ木岳に登った時に、黒部湖を見下ろすのを楽しみにしていたのですが、頂上は案の定ガスガスで何も見えませんでした(笑)




今年は梅雨が長かったので、8月の初め頃は水位が高かったのですが。ライブカメラ好きなので黒部ダムもチェックしています(笑)




湖面がキラキラと輝いて綺麗でした。




ロープウェイが見えました。わかるでしょうか?何しろ16-55mmしか持って行かなかったもので、これが精一杯です。




船着き場に到着です。30分ほどの船旅でしたが、大満足の船旅でした。




もう一度、ゆっくりとダムを見学です。左岸からの眺めです。




下流を望みます。ここからトロッコ駅のある欅平まで登山道が続いています。ただし、通れるのは1ヶ月ほどの間だけです。途中の阿曽原温泉に一泊して二日がかりの行程です。「下ノ廊下」と言われる登山道で、命の保証はありません。




ダムの中心部です。




180メートルの下を覗き込みます。もちろんカメラだけです(笑)




取水口です。いわゆる黒部第四発電所はここからかなり下流にあります。そこまでは、関電の専用トンネルが通じているのですが、一般の人は通ることができません。
その昔、紅白歌合戦で、中島みゆきが「♪風の中のすばる‥」と歌っていたのは、そのトンネルでした。




右岸からの眺めです。




しかし、こんな凄い物を、こんな山奥によく造ったものです。「黒部の太陽」や「プロジェクトX」の世界です。




迫力ある観光放水です。ブラタモリで、タモリさんはあの扉の所まで行っていました。羨ましいな。




上流に作業に向かう人達でしょうか。




観光で気楽に訪れることのできる黒部ダムですが、多くの方の犠牲があった事を忘れてはなりません。




バスの時間もあったので、ダムサイトでのダムカレーはパスしました。これは扇沢の食堂のメニューです。




とは言え、ダムカレーの口になっていたので、大町市内の「ビストロ傳刀(でんどう)」でダムカレーを食しました。もちろん美味しかったです。




私はハンバーグ入り、他のメンバーはエビフライ入りです。



こうして、楽しかった信州の旅も終わりました。
また、紅葉の頃に行きたいと思います。

※訪問日 2020.8.28