はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

葛城の風景を見ながら

2019-02-23 17:55:55 | 知らない街をぶらり
賀名生(あのう)には、葛城山や金剛山の東の裾を南に通る県道30号線(山麓線)を走りました。この道は葛城古道とも並行していて、歴史を感じさせてくれる道です。
途中、所々に梅が咲いているのを見つけたのですが、帰りに撮ることにしました。しかし、午後からは陽が陰ってすっかり曇り空になってしまいました。

午前中に通った時は、どの梅も輝いて見えたのですが‥。



竹も輝いていたのですが。



こんな感じでポツンと梅が咲いています。



行く時は、この梅も三脚を立てて狙っている方がいました。



せっかくの梅ですが、暗いですね。



菜の花もありました。この積み藁は懐かしい風景です。



ところで、葛城古道に沿った地域は古い歴史があるところです。葛城という地名も、古代の豪族葛城氏の本拠地だったことからきています。
また、葛城氏との関係はよくわからないのですが、鴨族がこの地に住んでいたことも事実です。鴨族はのちに山城(京都)へと移動し、下鴨神社や上賀茂神社にその名を残しました。

その鴨族が守護神を祀ったのが、高鴨神社です。ここも日本最古の神社のひとつといわれています。



そんな歴史を感じながら拝殿に向かいました。



御神木でしょうか。



池の向こうに見える山は金剛山です。



池越しに見る、拝殿と背後にある本殿(分かりにくいですが)です。



葛城でよく見る風景です。



大好きな土塀もありました。



高鴨神社もそうですが、葛城古道は一言主神社や高天彦神社など神々のふるさとを訪ね歩くことができます。暖かくなったら葛城古道も歩きに行きたいですね。

※訪問日 2019.2.22