はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

ヤマケイの話

2019-02-17 21:07:00 | 本の話
旅の話題が尽きたので、久しぶりに本の話題です。
久しぶりに「ヤマケイ」3月号を購入しました。特集は、「登山者のための自然読本」です。「山のポケット自然図鑑」という付録もついています。


登山経験は長いのですが、その割には高山植物の名前や野鳥の名前が分かっていないので、今年はこのポケットブックを連れて歩こうと思います。

ところで、雑誌「山と渓谷」は高校生の時からの付き合いになります。新田次郎の『孤高の人』も当時の山渓に連載されていたのを読んでいました。
ヤマケイには山登りに関してはずいぶんとお世話になりました。山の装備に関しても山行のガイドとしても役立たせてもらいました。
そんなヤマケイですが、50年間ずっと購読していた訳ではなく、気が向けば購入していたという感じです。
最近はほとんど購入もしていなかったのですが、友人から教えてもらって久しぶりに購入しました。


せっかくの機会なので、もう1冊紹介します。ヘルマン・ブール著『八000メートルの上と下』です。


この本を読んだのも高校生の時だと思うのですが、ひょっとするともう少し後かもわかりません。ヘルマン・ブールは、ヒマラヤの魔の山といわれたナンガ・バルバート(8125m)に奇跡の単独初登頂をした登山家です。そのヘルマン・ブールの自伝が八000メートルの上と下です。
最近、この本をもう一度読みたいと思っていたのですが、絶版のようで本屋にはありませんでした。そこで、知り合いに頼んで古本をネットで入手してもらいました。
読み進めるにしたがって、青春時代にヒマラヤに憧れていた夢が蘇ってきました。

山に関する愛読書はまだまだあるのですが、また機会があれば紹介したいと思います。