久しぶりに嵐山の渡月橋を渡りました。桜の頃にも来たかったのですが、なにしろ寝込んでいたものですから来ることができませんでした(笑)

橋を渡った所にある車折神社嵐山頓宮の前に咲いていたお花です。

今回は、奥嵯峨野が目的地なので、観光客でごったがえす嵐山周辺はさっさと通り過ぎて念仏寺をめざしました。

奥嵯峨といわれる辺りまで来ると、さすがに観光客もまばらになります。

旧街道の風情を残す愛宕街道をゆっくり歩いて念仏寺をめざします。

人力車が良い雰囲気をつくってくれました。

そして、あだし野念仏寺にやって来ました。

緑のトンネルをくぐります。秋には紅葉のトンネルでしょう。

境内に入ると美しい緑が迎えてくれました。

境内には八千体を数える石仏・石塔がありますが、これらは昔からあだし野一帯に葬られた人々のお墓です。

あだし野は化野と記しますが、「あだし」とは、はかない、むなしいという意味だそうです。

「化」の字は「生」が化して「死」となり、この世に再び生まれ化る事や、極楽浄土に往来する願いなどを意図しているそうです。

8月23・24日に行われる千灯供養は、光と闇と石仏が織りなす浄土具現の光景といわれています。

ここに立てば人の世のむなしさを感じるのですが、5月の陽光を浴びた境内は爽やかな感じがしました。

<つづきます>
※訪問日 5月16日

橋を渡った所にある車折神社嵐山頓宮の前に咲いていたお花です。

今回は、奥嵯峨野が目的地なので、観光客でごったがえす嵐山周辺はさっさと通り過ぎて念仏寺をめざしました。

奥嵯峨といわれる辺りまで来ると、さすがに観光客もまばらになります。

旧街道の風情を残す愛宕街道をゆっくり歩いて念仏寺をめざします。

人力車が良い雰囲気をつくってくれました。

そして、あだし野念仏寺にやって来ました。

緑のトンネルをくぐります。秋には紅葉のトンネルでしょう。

境内に入ると美しい緑が迎えてくれました。

境内には八千体を数える石仏・石塔がありますが、これらは昔からあだし野一帯に葬られた人々のお墓です。

あだし野は化野と記しますが、「あだし」とは、はかない、むなしいという意味だそうです。

「化」の字は「生」が化して「死」となり、この世に再び生まれ化る事や、極楽浄土に往来する願いなどを意図しているそうです。

8月23・24日に行われる千灯供養は、光と闇と石仏が織りなす浄土具現の光景といわれています。

ここに立てば人の世のむなしさを感じるのですが、5月の陽光を浴びた境内は爽やかな感じがしました。

<つづきます>
※訪問日 5月16日