はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

京阪電車に乗って八幡市あたりをぶらり

2016-12-22 19:29:55 | 知らない街をぶらり
久しぶりに京阪電車に乗って出かけました。京阪電車は、子どものときに乗った「テレビカー」が印象に残っていますが、最近では「京阪乗る人、おけいはん」のCMや、ひらかたパークのCM「ひらパー」の印象が強いです。


今回は八幡市のあたりをぶらりする予定でしたが、以前から八幡市駅のひとつ手前の橋本駅周辺の街並みが気になっていたので、橋本駅で下車です。無人駅?を降りて、狭い道を少し行くと、旧京街道に沿って古い街並みが残っています。


街並み保存地区になってもおかしくないようなところですが、ちょっと家の雰囲気がちがいます。そうなんです、昔、このあたりは遊郭だったところで、戦後まで賑わっていたそうです。


このあたりは、石清水八幡宮のある男山と淀川に挟まれた狭い地域です。淀川の土手に上ると、対岸に「天下分け目の天王山」が見えました。


旧京街道(このあたりは、消えてしまっている部分が多い)に沿って八幡市駅まで歩いてきました。石清水八幡宮は何度も行っているので、今回はレンタサイクルで「流れ橋」をめざすことにしました。駅から約5キロ、木津川の堤防の上に作られたサイクリングロードを気持ちよく進みます。30分ほどで「流れ橋」が見えてきました。


正しくは「上津屋橋(こうづやばし)」と言うそうです。懐かしい風情のある橋ですね。したがって、テレビや映画の時代劇の撮影によく使われるそうですよ。


洪水になると、橋板が浮かびあがるようです。でも、ワイヤーロープで結ばれているので流されていくことは無いようです。


長さは356mで、幅は3.3mです。そう言えば昔、大井川でもこんな橋を渡りました。(蓬莱橋と言って、長さは897mです。)


流れ橋の見学を済ませたら、いよいよ京阪電車の撮影です。八幡市駅を出るとすぐに木津川に架かる鉄橋があります。サイクリングロードからも、ちょうど良いポイントがありました。(1枚目も、そこからの写真です。)


ここでも、流し撮りで何枚も写したのですが、なんとか見られるのは、この1枚だけでした。とほほ。


流し撮りは諦めて、八幡駅のホームから写しました。通過する特急電車です。


私が乗って帰った準急です。かわいい顔をしていますね。


また機会があれば京阪電車を撮りに行きたいですね。昔は、三条から七条あたりは鴨川に沿って走っていたので、きっと面白い写真が撮れたでしょうね。
(訪問日 12月19日)