はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

ならまちをぶらり(申年も終わりますね)

2016-12-25 23:50:30 | 知らない街をぶらり
今年もあと6日となりました。今年は申年でしたね。お猿さんご苦労様でした。ということで、ならまちの庚申さんのお話です。
ならまちの家の軒先には、赤いぬいぐるみが吊り下げられています。これは、「庚申(こうしん)さん」のお使いの申をかたどったお守りだそうで、「みがわりさる」と呼ばれるものです。


庚申信仰の中心が庚申堂です。


屋根の上には、「見ざる」、「言わざる」、「聞かざる」の三猿が座っていました。


この猿は、目を閉じているので「見ざる」でしょうか。


奈良町資料館には、懐かしい昔の看板が展示されていました。その前にもお猿さんがいました。


「聞かざる」さんと思いますが、


上ッ道(伊勢街道)沿いの漢方薬の店、菊岡漢方薬店にも「みがわりさる」がぶら下がっていました。


来年は酉年ですが、コケコッコーと、けっこうな年になればいいですね。