はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

八方尾根を歩きました(2)<信州夏紀行>

2024-08-04 18:15:15 | 山歩き
八方尾根を歩いています。

下の樺(シモノカンバ)を過ぎたあたりから振り返りました。


その先は、素晴らしいお花畑が広がります。


ピンクのシモツケソウが良いアクセントでした。


扇雪渓まで登ってきました。今年は雪渓も小さく感じました。


そして会いたかった高山植物にも会えました。


ゴゼンタチバナです。


しばらく行くと、今度はチングルマが咲いていました。


小さいけれどチングルマの群生地でした。


ウラジロナナカマドも白い花が咲いていました。赤く紅葉する姿も見たいものです。


こちらはコイワカガミです。


チングルマとイワカガミが咲き乱れていました。


午前10時55分、丸山ケルンに到着しました。
ここから稜線までは約50分です。頂上にも行けないことはありません。


しかし、ここから上は雲に包まれたままです。稜線に出たところで剱岳方面も見えないでしょう。


そして、何よりもこの日はリゾートホテルを予約していたので、あまり遅くに着きたくはありません。
ということで、今回はここまでにして下山することにしました。


そうと決まれば、ゆっくりと下山しながら撮れなかった高山植物を撮ることができます。


シシウドです。


黄色い花が群生していました、


クルマユリです。所々に咲いていました。


ヤマブキショウマの群生です。


八方尾根は高山植物が手軽に楽しめる山です。


ヨツバシオガマです。


タカネウツボグサの紫が鮮やかでした。


オトギリソウです。たくさん咲いていました。


イブキジャコウソウです。


遠見尾根をバックにアザミを撮りました。


同じくワレモコウも撮りました。


白馬三山も見れませんでしたが、残念ながら鹿島槍や五竜岳の姿も拝むことはできませんでした。


頂上から下りてこられる方も多かったですが、雨具を着ている方もたくさんいました。
ひょっとしたら雲の中は雨が降っていたのでしょうか?
29日に登った方に会いましたが、30日は雨のため山小屋で停滞したとおっしゃっていました。

<つづきます>

※訪問日 2024.7.31


最新の画像もっと見る

コメントを投稿