どもっ! k-5610っす。

旧ブログ(釣って釣られて)

釣り好きオヤジが言いたい放題、独断と偏見で綴るひとり言でごぜーます。

完全ふかせ

2009-10-18 17:40:14 | 旧ブログ
今日はやっさんと日本海へ。

カニで有名な柴山港。

ここから「完全ふかせ」なる釣りを経験する、ドキドキワクワク♪

お客さんはオイラとやっさんだけ。


俗に言う「仕立て船」っちゅうやつですわ。

船長の141さんは釣り好きが嵩じて「船長」になった人。

豊岡市内で釣り具店も営んでいらっしゃる。


9時過ぎ、船の前で待ち合わせて、すぐに乗船。

ポイントまでは20分位で到着、魚探で確認すると、切り立った「根」が点在しており、中でもひときわ大きい、20m近くもある「水中の崖」が今日のポイントらしい。

船長はそこから船を移動させ、わざと80mほど離れた潮上に船を据え、アンカーをかけた。

仕掛けはフロロカーボン5号の道糸の先に7号のハリを結んだだけの超単純仕掛け。

オキアミの撒き餌をして、撒き餌に同調させるように仕掛けを流してゆく。

80m先のポイントに棚がばっちり合えば、魚が釣れるというもの。

ただし、潮上から撒き餌を続けるので、突然回遊してくる青物や、80mの間に潜む魚たちもかかってくる可能性がある、とてもスリリングな釣りなのだ。

竿に糸を通し、仕掛けを作る。

やっさんはその間にも撒き餌を投入。

「撒き餌が勝負やで!」とアドバイスがあり、それからは二人で交互に間断なく撒き餌を続けた。

期待満々で第一投、20mくらいまでは糸を出してやるが、それ以降は勝手に糸が出てゆく。

潮の流れも絶好らしく、いい感じで仕掛けが流れてゆく。

ただ、大型の越前クラゲが多いのにびっくりしたが…。

天気と潮はピカイチなのに、何故かアタリが無い。

「おっかしーなぁ?」と船長。

「ほんまやなぁ」とやっさん。

オイラにはさっぱり、何のことかわからないが、本来このような状況なら、どんどん釣れていないとおかしいらしい。


ハッキリ言って「そんなんにはもう慣れた」

「昨日はよかったんよ~」とか、「こんなん初めてや~」はもう聞き飽きた。
(笑)

船長が、船をつけ変え、今度は100m付近まで船をポイントから離した。

潮が速く、「思ったほど仕掛けが沈んでいない」という予測から判断したらしい。

この釣りは潮の速さが大きく影響する、思った所に自分の餌を届けるのがカギみたいだ。

その頃から、ぽつりぽつりとアタリが出るようになったが、オイラには何にもなし。

やっさんは4号通し、オイラは5号通し、船長は8号に5本針?の仕掛け…。

多分同じように糸が出ていても、餌が通っている棚には違いが出ているのだろう、

やっさんは114mでヒット、船長は80m付近でイサキを連発している。


不思議とオイラにはシイラが連発!

きっと餌が通っている水深が浅いのだろう…。

オイラより細いハリスのやっさんは、水中ウキを使い、巧みに水深をコントロールしている、さすがだ。