どもっ! k-5610っす。

旧ブログ(釣って釣られて)

釣り好きオヤジが言いたい放題、独断と偏見で綴るひとり言でごぜーます。

しおしおのパ~

2009-10-21 02:39:17 | 旧ブログ
日がとっぷりと暮れて来て、船の照明が点灯。

おお~~、風情が出るね~と大橋や遠くの夜景にしばらく見とれていたが、

林前の潮は今にも止まりそうな感じなので、少し早いが江崎の灯台前にポイント変え。

結局、林前ではさっきのアオリが船中唯一の釣果となり、ここからに期待が高まる。

…が、潮が全くない!

いつもならとっくに潮が来ている頃なのに、今日に限ってどういうこと?

しょうがないので西にポイントをずらしてみる…。

ここもだめ。まだまだ潮が足りない。

ついに、平林から大川の前あたりまでくだってきた。

何とか潮がありそうなので頑張ってみるも、結果は同じ。

な~~~~~んの反応も無い。

やっさんは「おうち帰りたい~」と泣きだすし、アオリ初心者軍団は潮がないのでリーダーのトラブルが連発し、釣りになっていない。

ブリッジに上がり、船長に状況を伝えると、ほんならと、江崎前に戻ってみる事に…。


ほんの20分前に居たのに、海の形相は一転、えらい事になっている。

本流の潮がぶつかり、海が波立ち、潮が走っている…。

船も安定せず、揺れる揺れる…。

本来なら一番期待できるポイントだが、潮が速すぎて釣りにならない、皆には言わなかったがオイラの中では「今日はあかんわ~」と言うのが本音だった。

それでも、釣りをやめてしまうような「根性無し」ではないのがオイラとやっさん。

「何か釣らねば」と底を引きずったり、上を狙ったり…。


潮をよけて少し岸際を流したとき、18mの所で小さい根があった。

根の裏側にエギが落ちるように、根がかり覚悟で長い目にフォールする…、

次にしゃくった瞬間、「ギュンッ!」といい感じで乗ってきた。


20cm位のまあまあサイズ、とっても美味しそうなアオリイカ。

久々のアオリイカなので嬉しさはひとしおだ。

何とか面目も保てたかな?


さあ、ここから!と意気込んではみたものの、「大潮」の影響か、潮はますます速くなり、とても釣りできる状況ではなくなってきた。

前半の潮探しの影響もあって、残された時間はそんなに多くない…、

「いい加減の潮」を求めて、明石新港前辺りで様子を見ながら船を流すことになった。

ここも決していい状況ではないものの、潮加減はまあまあで、船中、ぽつぽつとは上がっている様子。


前田さんも、やっとこさで獲物をしとめた。