やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

上の弟、救急搬送される

2022年03月17日 | 日記

13日の夜、上の弟が救急搬送され、入院することになりました。

 

夜9時過ぎに、弟から、

「もう限界や。」

という電話がかかってきました。

 

言葉がゆっくりで、ろれつが回っていないようにも思えました。

 

半月ぐらい前から体調が悪くて、コロナかもしれないと思い、自営のオムライス屋を自主休業していたそうです。

でも、病院にも行かず、実家にも帰らず、お店で寝泊まりしながら回復を待っていたようです。

 

「なんでもっと早く連絡してけえへんの!?」

「救急車、呼びや!」

そう思いましたが、急いで119番に電話し、救急車を要請しました。

 

弟のお店の最寄りの消防署から、

「救急車が全部出払っていて、すぐに向かえないので、お姉さんがお店に駆けつけることは出来ますか?」

と、連絡がありました。

 

駆けつけるつもりではいるが、ここからでは時間がかかることを伝えると、

「搬送先もすぐに決まらない可能性があるので、とにかくお店に来てください。」

と、言われました。

 

私がお店に到着する直前にすれ違った救急車があったので、恐らくそれが弟を乗せた救急車だったのでしょう。

 

お店のシャッターをたたいても、電話をかけても応答がなかったので、再び119番に電話し、弟の搬送先を教えていただきました。

 

弟はコロナではなく、糖尿病だということでした。

 

血糖値が873mg/dlあり(基準値は70~110ぐらい)、脱水症状と意識障害を起こしかけていると言われました。

 

即入院となり、点滴で血糖値を下げる治療が始まりました。

 

日付が変わって2時頃、弟の意識もはっきりしているようなので、私はいったん帰宅しました。

でも、弟のこと、お店のことを考えてしまい、結局眠ることは出来ませんでした。

 

14日は義母のリウマチの診察日だったので、午前中は病院の送り迎えがありました。

息子の不安が強くて長時間の留守番が出来ないので、送迎はいつも病院の玄関までです。

 

主人に昼から半休をとってもらい、私は再び弟の病院に向かいました。

 

コロナ禍で、弟に会うことは出来ませんでしたが、意識もはっきりしているし、トイレまで自分で歩いているということでした。

 

5時頃、担当医から説明を聞けるということで、その間、弟のお店に行くことにしました。

 

弟は、実家まで1時間以上かけて帰るのはしんどいから、お店に寝泊まりしていると言っていましたが、休憩室があるわけでもなく、どうやら客席の長椅子で布団をかぶって寝ていたようです。

 

のどが渇いて飲み物を欲していたのでしょうか、飲みかけのコップや紙パックが散乱していました。

 

一日3回餌をあげているという熱帯魚の水槽があり、魚の匂いなのか、飲みかけの飲み物の腐臭なのか、少し異臭を感じました。

 

この日は、目に見える範囲の片付けをし、後日、冷蔵庫の中を掃除することにしました。

すでに半月も休んでいたとなると、食材なども傷んでいる可能性があります。

 

お店の案内ボードには、臨時休業のお知らせと19日からお店を再開する予定、との旨が書かれていました。

 

病院には5時に到着しましたが、先生と話が出来たのは5時40分頃。

担当医は若い男性のお医者さんでしたが、忙しすぎてイライラしているのかな?という印象を受けました。

 

いきなり、

「特に何も話すことはないのですが・・・。」

と、言われたので驚きました。

糖尿病の知識のない私は、話してもらわなければ心配でたまりません。

 

血糖値が高いので、今は点滴で血糖値を下げていて、三日もすれば点滴が外れること。

その後、様子を見ながら治療法を探すということでした。

 

入院期間は、最低でも2週間ということなので、その間に、調子が良くなれば一度店に寄ることは出来ないか聞いてみましたが、

「絶対無理です!

特に今は、コロナがありますからね!」

と、怒られました。

 

「お店のことが何も分からなくて困っていて、こちらから電話してもショートメッセージを送っても何の応答もないのですが、まだ喋れるような状態ではないのでしょうか?」

と、聞くと、

「まだしんどくて動ける気持ちじゃないのでしょうが、受け答えはしっかり出来ていますので、お姉さんに連絡するように伝えておきます。」

と、言われました。

 

しばらくして、弟から電話がかかってきました。

 

まだ口が渇いていて、うまく喋れないみたいです。

メールをするように言いましたが、スマホでのメールのやり方が分からないそうです。

私の送ったメッセージも見ていないようでした。

 

会えないということがこんなに不便なのかと思い知らされました。

病院内のコンビニで筆記用具を買い、それを弟に渡してやるべきことを書くように看護師さんに伝えてもらいました,。

 

けれど、不便ではあるものの、弟の意識がしっかりしていて、従業員への連絡、仕入れの停止、予約のキャンセル等、本人に直接尋ねることが出来たので良かったです。

 

弟は、中学2年生のときに家出をしてから以後、健康診断などを受けたことはないと思います。

きっと、今まで、調子が悪くなっても自然に治癒するのを待つだけだったのでしょう。

 

そのうちに治ると、我慢して、我慢して・・・。

 

でも、私に連絡してきてくれて良かった!

 

もっと早くに連絡してよ!

と、思いつつも、最後の最後にちゃんと電話をかけてきてくれて、本当に良かったと思いました。

 



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