*ハッピーとラッキーのあいだ。

へぇ~、ふぅ~ん、と気軽に読める、カフェ風ブログをめざして。
ときにゆるく、ときにアツく。“一杯の”お話を(^ー^☆

@札幌3‐白い恋人パーク。

2006-08-21 13:08:05 | Weblog
白い恋人でおなじみ石屋の、その名も「白い恋人パーク」に行きました☆。
白い恋人のパッケージも、石屋のロゴである黒ネコも好きだから、なんとなく来てみたかったところだったんだけど、想像以上に楽しく過ごせた!(´▽`*

一見地味だけど、中は英国風建物にローズガーデン、着いたときにタイミングよく始まった一時間おきのカラクリ時計は、音楽と共にガーデン内のいろんな所で仕掛けが動いて、しゃぼん玉まで舞って、とってもメルヘンな雰囲気だった(⌒ー⌒☆。

入場料600円で入った工場見学は、チョコレートのあれこれを知れて楽しかったし、ヨーロッパのチョコレートドリンクカップ(まぁ言っちゃえばコーヒーカップなんだけど、)の展示もかわいいのたくさんあっておもしろかったし、白い恋人を作っている工場も見学できたo(^ヮ^)o☆☆☆。
工場内に漂う、チョコレートのあま~い香りが、かなりよかった。くどくなく、優しい程度で、脳に心地よいカンジで。アロマだなぁ~(´▽`*。
部屋がこんな香りだったら…
いや、それはさすがに気持ち悪くなりそうか…(-.-)。

いたるところにロゴのネコがいてかわいかったし、お土産も買ったし、大満喫!




@札幌2-やっぱり生ラムジンギスカン!

2006-08-20 23:26:40 | 旅行日記
競馬と世界バスケを楽しむ旅@札幌、初日



札幌初日の夜は、やっぱりジンギスカン!


ってことで、ネットで調べたお店に行ったら、もう品切れとかで閉店してた…。まだ19時なのに、だょ!?
ちょうど隣にもう一軒ジンギスカンの店らしきがあったので、もう探すのめんどくさいからよくなぃ?ということで、入ってみた。

そしたらこの店、当たりだった!

9人ほど座ればいっぱいのカウンター席と、4人掛けテーブル席×2くらいの、店内が一目で見渡せちゃう程度の広さのお店。
カウンター席に座ったのだけど、とにかく店員のおじさんが気さくで、楽しい人だった。お客さん各々にフレンドリーに接してくれるもんだから、気づくと自然に、客同士でも会話が成立している。あのアットホームな雰囲気、かなりいい。
ジンギスカンは生ラム肉で、当然のように、おいしかった! どんなに肉厚でも、やわらかくって。
「東京じゃ肉厚なの食べられないから」、と言ったら特別肉厚にお肉を切ってくれたり、「玉ねぎおいしぃ」って言ったら、さりげなく玉ねぎを足してくれたし、これも食べなっつって、ラムのすじ肉も鉄板にのせてくれたりした。
まわりのお客さんたちも、おじさんとの会話を楽しみながら、お酒を飲んで、おいしぃラム肉をつついていた。 
本当に、「食事を楽しむこと」の原点を見た気がした

今日偶然たどり着いたステキなお店は、札幌ジンギスカン、羊次郎
ぜひ機会があったら、いってみてくださぁ~い。



 テレビ塔。なかなか、よいですなぁ。
今日までテレビ塔付近の広場&通りで夏祭りをやっていたようで、夜遅くまで結構人がいた。


おいしいジンギスカン食べて、テレビ塔も見て… やっと北海道を実感しました
だって、札幌上陸後いきなり競馬場に行って半日以上こもり、お昼に食べたのは馬主さん超おすすめの、牛めし(卵入り)と、札幌競馬場名物のモツ煮込み。
両方ともおすすめされたとおりにかなぁ~りおいしかったのだけど、でもそれで北海道を感じることはなかったから


世界バスケがおこなわれているからか、道端では、いろんな国の人を見かける気がします。

まずは、札幌競馬場。

2006-08-20 18:04:03 | Weblog
今朝6時前には家を出て、飛行機で約1時間半、9時半には札幌に降り立ちました。
普段だったらまだ会社についたばかりでエンジンかかる前なのに、今日はすでに北海道にいるなんて。(笑)

通勤で地下鉄に慣れてるもんだから、北海道の鉄道はアップダウンがあんまりなくてストレートだなぁ、なんて思いつつ向かったのは、競馬場☆(o^-’)b。
いつもお世話になってる馬主さんが札幌の方なので、札幌に来てまでも、ちゃっかり面倒みてもらいました。

札幌、想像以上に暑い…。でも、競馬場内に白樺がはえてたりするあたりが、ちょっと涼しい☆。


競馬観戦してると、たまに変なタイミングで、競馬らしからぬ歓声が…競馬場内にある5画面にひとつ位の割合で、テレビでは苫小牧の決勝戦が流れていた。メインレースの札幌記念が終わると、むしろ甲子園見てる人のほうが多かったみたぃだったし(笑)。

本日のメインイベントだった札幌記念はというと。
軸を決めかねてたところへ馬主さんが、「迷ってるの?…だって今日、アドマイヤのおじさんが来てるんだよ…」と。
え、そ、それはアドマイヤ陣営がマジってことですか?!-(/゜口゜)/
この馬主さんの助言で迷いは消え、アドマイヤムーンを軸に馬連流しで、かわいくプラスに(⌒ー⌒〃。





競馬界に、残念なお知らせ。

2006-08-19 19:47:05 | 乗馬・競馬

今朝、昨年の桜花賞馬、ラインクラフト(牝・4才)が亡くなった。
放牧先の牧場で調教中、急性心不全を発症。


お昼の競馬番組で入ってきたこの知らせには、かなり驚いて動揺さえしてしまった。
し、いまだに信じられない…。
信じるとか信じないとかの問題じゃないんだけど。


ラインクラフトは、2005年桜花賞を制したあと、牡馬に混じってのNHKマイルC(GI)も制し、今後もマイル路線での活躍が期待されていた馬。女の子。

なんだかものすごく一生懸命走ってるように見える健気な姿と、額にある特徴的な稲妻のようなマーク。
もちろんスピードもあり、ほぼ確実に好成績を収める堅実さ。
才女の早すぎる死だ。
その血統を、日本の競馬界に残せなかったことも、残念でならない。


でもやはり一番ショックなのは、ラインクラフトのデビュー来13戦、すべての手綱をとってきた福永祐一ジョッキーでしょう。
ある番組でのオフショットで、馬房から顔を出すラインクラフトにエサを与えながら、「まず、かわいいですよねぇ。素直だし。」と、本当にベタ惚れしているように語っていたのを思い出す。
それでいて、期待に応えて強かったんだから、良きパートナーを急に失うのは、やはり相当つらいことなんだと思う。
一ファンとしてのあたしも、ポッカリと穴を感じるのだから。


ラインクラフト号のご冥福をお祈りいたします。
興奮を、感動を、どうもありがとう。



こういうこともあるのだから、馬をいいコンディションにキープして、レースに無事に出して、そして無事に走り終わって帰ってくることがいかに難しいことか、有り難いことか…。

そんなことを改めてかみしめながら、明日は札幌記念、観戦してきます。



アニマルカー。

2006-08-18 23:25:10 | JunCOlumn~感。

こんなかわいいの、みつけました。


兵庫県明石市の廃棄物処理会社、木村工業が、 ゴミ収集車を動物に似せて塗装した、「アニマルカー」。 市内の子どもたちから希望の動物を募り、自動車メーカーと共同でデザインしたものらしぃ。

数年前、企画部長がゴミ収集作業中に、通りがかりの子どもにイヤそうな顔をされたことが、アニマルカー開発のきっかけとなったのだそう…。

まぁ、イヤな顔しちゃう子どもの気持ちもわからなくもないけど…。
自分がイヤと思うことを仕事としてやってくれる人がいるから、みんな快適に暮らせるんだょ、なんて小さい子どもに悟れとは言わないけれど、でもそうなんだから、せめてマイナスな印象はもってほしくない。

そこで、このアニマルカー。
今では子どもたちに大人気、明石市をはじめ隣接した市などで現在、トラ、ウシ、テントウムシ、シマウマ、ペンギン、亀、シマリスなど8台が活躍しているとのこと。
全部並んでいるところが、ぜひ見てみたい。  ちょっとした動物園ができそう。(笑)
今後は、クマノミ、タコなどを企画しているらしぃ~。…水族館も視野に?!(笑)


きっかけは、どんなことだっていい。子どもたちが楽しみながら、ゴミを出すことを意識してくれたら、または自分たちがゴミとして出したものの先に、きちんと回収してくれている人がいるということを理解してくれれば、とてもいいと思う。
アニマルカーの活躍で、子どもたちがイヤそうな顔じゃなく、笑顔を向けてくれたら、きっとごみ収集している人たちだって気持ちがいいだろうし。

みんなを笑顔にしてくれる、アニマルカー

ぜひ、いろんなところで見られるようになるといいな。



さて。夏休み休みも今日で終わり、また明日から夏休み再開(笑)。
日曜日から札幌に渡り、競馬観戦世界バスケ観戦など、とても「札幌に行ってきた」とは思えないような行動をとってきたいと思う。
もちろん、逐一ブログでもアップしますょ。
わぁーいっ。

ググる。

2006-08-17 21:24:22 | Weblog

最近(じゃないかもだけど、私にとっては、わりと最近)、
日常的に聞くようになった、「ググる」という動詞。
Googleを使って検索することだけれど、これって英語でも同じように一般動詞化されているようで。

「google someone(だれかについてググる)」という使い方をするらしい。

そんな使い方すんの日本語だけかと思ったら、本国でもしているとは。いや、むしろ、本国をマネて日本でもそういうようになったのか?

しかしこの流れに米Googleが反発し、一般動詞としての使用を厳重に取り締まる意向だとゆぅ・・・。
「このような言いまわしは、同社のブランドを傷つける恐れがある」と。

たしかに今は、Googleで検索することだけを「ググる」と言ってるかもしれないけれど、これが長い年月を経て、ネット検索すること自体を「ググる」と言うことになってしまったら困る、と心配しているのもわかる。
日本語ではそのレベルにまで浸透するとは思えないけれど、英語ではその危惧する気持ちも、わからなくもない。
し、その動詞が普及することによって、Googleのイメージが検索に限られるのが嫌なのでは、との専門家の見方もある。これから検索以外のサービスも充実させてくつもりだろうから、それもたしかにあるのかもぉ。

でも、社名が動詞になるなんて、すごいことなのに。
ネット検索の「代名詞」になれるんだよ、動詞だけど。


ちなみに、ヤフー辞書の「新語探検」というカテゴリーに、この「ググる」という新語入ってました。そしてその説明文の最後はこんな一文。


ヤフーの検索エンジンを使う場合は「ヤフる」というが、ヤフーにはオークションサイトや掲示板、ブログなど、さまざまなコンテンツがあることから、「検索する」ではなく「ヤフーのサービスを利用する」ことをさすようになっている。


ヤ…ヤフる?
…当たり前のように解説しているけれど、聞いたことないょ…。
それに、なんかこの文章いやらしぃなぁ、「ググる」は検索のことだけど、ヤフーは検索だけじゃないから、って言ってるみたいじゃん。まさにこれが、Googleの懸念しているところなのかもしれないのに。
まあ確かにそうだけどぉ…そうであるだけに、かえっていやらしぃなぁ~。



あたしは、「ググる」も「ヤフる」も使わないで、たぶん「ネットで検索する」とか「ヤフーオークションで」、ってフツーにフルで言うと思う。



5・3・5のリズム。

2006-08-16 22:36:10 | Weblog

今日は、盆休み明けの出勤日。
それでもまだまだ電車がすいているので、 うっかりこっちも、夏休み気分。
っていうか、むしろ、まだまだ夏休み気分

なぜなら、5日間の会社の夏休みが昨日で終わり、今日から3日間会社に行けば、今度はまた5日間、個人的夏休み
だから、5・3・5(休み多め)な、ステキなリズム

むしろこの3日間が、夏休み休み、というか。(笑)


そんな休みのインターバルな今日の相手は、相当手ごわかった。あの眠気…

なので久々に、我がライターチーム文庫にある楽しい辞書、「擬音語・擬態語使い方辞典」をぱらぱらめくってみることに。
したら、やっぱりありました、おかしな例文の数々。
やはり、失笑の宝庫でした。

今日はそんな、さわやかなコーナーでしめます(笑)。


◆◆今日の擬態語◆◆

●にんまり
意味:満足感や得意さを味わう感じで笑みを浮かべるようす
例文:あの女、鏡に映っている自分の顔ににんまりと見とれているんだから恐れ入るよ。

 …もっとマシな例文あるでしょ、ぜったい…


●でこでこ
意味:見苦しいほどあくどく、または、大量に備えつけてあるようす
例文:たかがクラス会だというのに、厚化粧でアクセサリ ーをでこでこつけてご出席。

 だ、誰が??  なんでこの辞書の例文にはこういう偏見的なセリフ、というか、特別な状況設定のもとに繰り広げられるセリフが多いのだろーか…(笑)。

楽しませていただいてますけどね。

いやぁ、でも、どんな顔してこんな例文を書いているのか、編集の人を見てみたいもんだ。(笑)


1/139万戸。

2006-08-14 23:06:09 | Weblog

今朝、うちも関東地方大停電の一戸に。

7時39分。 今日はゆっくり寝てやろう、と思っていたのに、つけていた扇風機が突如しゅるる…と止まる。あれ、タイマーにしちゃってたんだっけか?、と思って扇風機のスイッチを押すも、起動せず。…壊れた??? 
でも、よく見るとビデオの時計表示部分が真っ暗。 なんだかよくわからないけど…まいっか、また寝よ。 と思ったけれど、暑すぎて、眠れない…

ブレーカーを確認しても無事だし、テレビはつかないので何が起こってるのかさっぱりわからなかった。パソコンつけんのめんどいしな…。仕方ないから、食器洗ったりしてた。(笑)
その間、いつもなら各家で冷房の室外機が動いている音がしているもんだけど、奇妙~な静けさだったなぁ。


うちの地域の停電はそんなにひどくなく、7時59分には電気復旧
復旧した瞬間、なぜかインターホンがなる…。
こわいょっ、鳴って復旧お知らせしなくていいからっ。かなりびびったじゃんっ

電気復旧後すぐにテレビをつけたけど、それで初めて、やはり停電であるらしぃことがわかった。
実生活レベルでまず被害があって、その実情がどんどんわかっていくリアルタイムな過程は、ちょっとおもしろかった。
見ていた番組が、「視聴者からの情報」と前置きしたうえで「どうやら原因は、船に積まれたクレーンのアームが送電線に接触したことらしい」と発表していたけれど、視聴者からの情報でしょ? どぉなん?と半信半疑だった。そしたらその数分後に、「東京電力広報の発表によると…」ということで、まったく同じことを言っていた。
東京電力では、原因ってすぐにはわからないもんなのかなぁ…視聴者からの声を拾ったほうが早かった、ってのが、ちょっと変な気がした。


しかし、停電が夜でなくてよかった。ホントによかった。
だって、街灯も消えちゃうんでしょ? したら、なんの明かりが残るんだろぉ…もしや、真っ暗ぢゃん? 頼りは月明かりと手元の携帯だけ? 昼間でさえ、何が起こってるのかわからない状態が不安だったのに、それが夜だったら…。
…などと考えたら、かなり怖い。



バスケのキリンカップ。

2006-08-13 22:55:15 | Weblog
今日、バスケ日本代表の試合を見てきた。

今月19日から開催されるバスケのワールドカップ、世界選手権を前にした、日本VSセネガルのエキジビジョンマッチ(簡単に言うと練習試合)。



初めて、「コートサイド」の指定席で観戦した。選手や監督が座るベンチ向かいの、コート際に置かれた席。そこの2列目だったのだけど、コートサイドは段差がないため、2列目だと1列目の人影に視界がさえぎられて、意外と見にくかった
しかも、各イスに貼られた座席の札が「コートサード」になっていたし…。サードって、なに?


セネガル代表チームの選手は、背が高すぎるし、腕が長すぎるし、ジャンプ高すぎ。 15人中9人が200cm以上、一番高くて、214cm。アップのときに軽くジャンプしてるのだって、すんごい滞空時間。スーパーマリオがジャンプしたときの効果音が聞こえてきそうだった(笑)。

試合中も、普通にフリーでシュート打ったって余裕でブロックされちゃうし、ひとりがブロック失敗しても、また次の長い手が、どこからともなく伸びてくる。バレーボールのブロックばりに。もうボールが手から離れた後にブロックではじかれちゃうんだから、意思とは無関係にやられてしまう。 かといって、ドリブルで切り込んでいったとしても、最後腕を伸ばしてボールをゴールまで持っていったって、またまた長い腕が伸びてきて押さえ込まれてしまったり…。
これじゃあ、成す術がないぢゃーん…。 


試合は、60-62で日本が敗れたのだけど、最後のシュートまで期待が持てた、なかなかの熱戦、かなりおもしろかった。

今大会の日本代表は、3年前の新監督就任で、メンバーの若返りと大型化、そしてフィジカル面の強化を進めてきたという。
一時10点以上も差が開いたのに、最後盛り返したその精神力と体力で、予選もがんばってほしぃ~。



表彰式で、やっぱり勝ったチームにはアミノサプリ1年分かな、と思っていたところ、「アミノサプリ9」を3年分ということだった。ふ、太っ腹っ!


しかし、どんなスポーツ界にもイケメンっているもんで、今日のバスケ会場には意外と若い女の子同士の姿が多くてびっくりした。たぶん一番人気であろう五十嵐くんというポイントガードは、ジャニーズ系のルックスでスター的存在らしぃ。なんでも、写真家・アラーキーが撮影のオファーを出しているとか、出したとか…。たしかにキレイな顔立ちをした、ちょっと女性的な雰囲気漂う子だった。隣の席のおばちゃんたちも、一生懸命携帯カメラで写真を撮っていたし。

やはり、真剣勝負をしている人は、かっこいい。まぁ動機はどうであれ、少しでもバスケ観戦を楽しむ人が増えるのなら、それでいいと思う。




来週はいよいよ、世界選手権の予選を観戦しに、札幌へ! 
札幌でおこなわれる予選リーグには、今日の対戦チームだったセネガルのほか、アメリカ、中国、イタリア、プエルトリコ、スロベニアが集結。世界各国のチームが、どんなスタイルのプレイを繰り広げるのか、とっても楽しみ。

…でもその前に、日曜日の札幌記念が、とっても楽しみ。



日本画の魅力発見。

2006-08-12 23:56:50 | 美術・絵

今日は母と、都内の美術展と美術館をハシゴした。

まずは、ホテルオークラで開催中、 「花鳥風月[日本とヨーロッパ]」というタイトルのついた美術展へ。
内容は、その名の通り「花鳥風月」という日本の自然美的なテーマを通して、日本画、洋画を見ていくというもの。
うん、おもしろい切り口だ。


あたしは、絵画は印象派とよばれる画家たちのものが好きで、 とくに油がこってりのった油彩がすき。 そのこってりの筆跡に偉大な画家たちの存在を確かに感じるし、この質感、ハイライトの白の使い具合、やっべぇ~、ってテンションが上がる(笑)。
それに比べると日本画はあっさりとしているのでちょっと苦手だったのだけど、 でも今日は、初めて日本画をスゴい、と思えた。
日本画、新発見

油絵は絵の具をぽってりのせて、花の肉厚なカンジや動きなんかを表現する。
一方、あまりこてこて顔料をのせない日本画は、よく見ると、
水で絵の具をにじませて木のふしなどの模様を表現しているし、絵の具を薄めることで、透け感や遠近感などを表している。

すごく心を奪われてた作品が、墨色と白といった、ほんとにモノトーンに近いわずかな色しか使っていないのに、満月の浮かぶ夜に桜の木から散っている花びらが、時の流れを感じさせたし、「シーン」を感じた掛け軸。 シンプルなのに、すごく表現力のある作品であった。


しかしこうして和洋並べてみると、やっぱり「花鳥風月」というニュアンスは、日本ならではの感覚だと感じる。(その言葉の発祥の地なんだから当たり前か…
対象そのものの美しさ、ってよりかは、風景のなかにストーリーを感じる。
繊細だなぁ。ワビサビだなぁ~。


そして、本日2件めは、日本画専門の美術館である、山種美術館。
ここで感じたのは、波形をうつ屏風には、山や滝の風景画が似合う、ということ。 山や滝は平面に描かれているよりも、屏風の折り返しをうまく利用したほうが、 とってもリアルにダイナミックに、自然の動きがあって見えた。
すごいなぁ、日本画って。


やっぱり、相変わらずさっぱりよりこってりの洋画のほうが好きだけど(梅酒も、さらりとした梅酒より、ブランデー仕込みのまったりしたほうが好きだし)、今日は、日本画の新しい見方ができた記念日。





さて。母が、ソファでくつろいでいます。 座ると沈む、ふわふわソファ。
壁面には立派な絵画もあって…。

ここ実は、ホテルオークラ内のトイレです。
婦人化粧室の扉をあけたら、この光景。びびりました。