*ハッピーとラッキーのあいだ。

へぇ~、ふぅ~ん、と気軽に読める、カフェ風ブログをめざして。
ときにゆるく、ときにアツく。“一杯の”お話を(^ー^☆

中山競馬場バックヤードツアー♪

2010-08-15 12:22:17 | 乗馬・競馬

昨日、土曜日は久しぶりに中山競馬場へ
今中山は開催なし。でも今、「夏休みはVIVA!アソビバ!」と銘打って、イベントをいろいろやってるんですよ~。日曜日はキャラクターショーなんかも。我が家のお目当ては、小学生以下の子どもを対象にした縁日と、バックヤードツアー。バックヤードツアーは抽選だったのだけど、1日3回、各6名限定という少ない枠を見事ゲッツ! 馬券は当たらないのに競馬場のこういう抽選には強いうちのパパ・・


このバックヤードツアー、ワゴン車で移動、普段足を踏み入れることができない厩舎エリア、調整ルーム、パドック、本馬場入場口、コース内側に連れて行ってもらい、途中乗り降りを何回かしてそれぞれの場所が見学できるという、マニアックなツアー


さっそく車で出発~! 最初に向かったのは、ジョッキーがレース前に寝泊まりする調整ルーム。あ、ちなみに写真も撮ってよかったのだけど、公開はちょっと・・とのことなので、支障がない程度の紹介にしときます。ということで、以下、基本文字だけで失礼

調整ルームは、普通に宿舎、といったかんじ。入るなり、入り口に部屋割り表があってジョッキーの名が連なるホワイトボードが。並びを見てると、なんとなく人間関係が見えてくるよ~なカンジで(笑)。だいたいもうジョッキーによって部屋が決まっていて、私物も置いてあるのだそう。部屋ものぞかせてもらったのだけど、マンスリーマンションみたいに、ベッドと机、イス、テレビがあるようなシンプルな部屋。私物といっても、整髪料や鏡、時計、といったものくらい。でも机の上にきれいに並べてあったり、違うジョッキーの部屋では、鏡はテレビの上においてあったり、その配置に性格が出てるのもおもしろかった。和室タイプもあって、4畳半くらいの広さ。基本寝泊まりするだけだから、それで充分なのでしょう。
お風呂場ものぞかせてもらい、お風呂場の隣には汗とりと呼ばれるサウナが。ジョッキーは体重管理が重要だから、デッキチェアがあってゆっくり汗を落とせるようなつくり。
おもしろかったのは、お風呂の脱衣所や調整ルーム入り口、いたるところに『ファンと騎手との集いご案内  参加する方は16:55までにパドックにお集りください』といった張り紙があったこと。らしぃな~

調整ルームを後にして、車で移動、お次は厩舎エリアへ。馬房が12個で1棟、1~21棟まであって、その他A~C、そこには外国招待馬や関西馬が入るのだそう。想像以上の規模でびっくり。

そのあしで、出走前に馬体中を計るところおよび装鞍場を遠巻きながらに見て、今度はパドックへ。レース当日の馬が歩くコースを行ったわけだけど、広大な敷地の競馬場、アップダウンもあるし、相当な移動距離。こっちは車だからいいけど、こりゃ馬を引く厩務員さんが一番大変だ、と思った。いっそのこと、乗っちゃいたいだろうな、馬に(笑)。
パドック内は馬の気分で1周歩かせてくれた。


ジョッキーがパドックで馬にまたがる前に、待機してた部屋から出て整列する「騎手整列位置」と書かれたラインに家族3人並んで記念撮影したり(笑)、ジョッキーたちが待機してる部屋のなかも見せてもらうとベンチの足元にお堀みたいのがあって、冬なんかは手をあたためるよう、そこに炭を入れると言っていた。 壁に、『負担重量 乗る前に 確かめましょう もう一度』といった、標語のような注意書きがあるのも、とってもらしかった。

そして本馬場入場口へ

車を降りてスループをのぼっていくと・・

レースのときは白い柵がない状態なので、ダートならこのままダートコースへ、芝のレースだと、ダートコースを横切って芝コースに出て返し馬。


ゴール板。びっくりしたのが、基本はレースの判定は、目視、なのだそう! ゴール板のちょうど正面、スタンド席最上階のガラス張りがちょっと出っ張ってる部屋で、審判(というのか?)が目視で判断するのが基本なんだとか。そのため、ダートコースと芝コースのゴール板は微妙に位置がずれている。 もちろん目視不可の時は、ウワサの写真判定ですよ。基本写真判定でやってんのかと思ったらそうじゃないので、驚いた。


これは、パトロール塔。ダート、芝、それぞれにパトロール隊が監視する塔があるのだけど、実は監視する人は一人しかいないから、この塔、高さ30mほどもある塔を上り下りしなければならないのだそうな・・相当な体力がいる仕事だ

あと、このダートコースの砂! 

中央競馬全競馬場のダートコースの砂はすべて同じで、青森県の六ヶ所村というところのらしい(たしか)。さらに驚くのは、開催が終わるとこの砂を回収して、洗って、山積み状態にして干していいコンディションを保っているのですってよ。びっくり。後にコース内側の道路を車で走ったときに、たしかにあったゎ、工事現場のような砂の山がッ。


そう、あとは、中山で使ってた出走ゲート、どこにも見当たらなくて、「どこにあると思います?」とツアーのガイドをしてくれてた方が言うので、メンテナンスとか、掃除とか?と思ってたら、なんと今は新潟で使ってるのだそう。真夜中に高速などを使って普通にゲートを運んでるそうなので、もしかしたら目にすることが・・・普通ないな(笑)。「競走馬輸送中」の車は何回か見たことあるけど、ゲートが走ってんのはかなりレアな現場です。見かけたらぜひご一報ください


そんなカンジで、「Driving at パークウインズ中山競馬場 バックヤードツアー」、普段目にできないもの、聞けない話、1時間以上もみっちりと目の当たりにできて、とても楽しいツアーでした

夏休み中は他にもイベント多数。詳しくはこちらでぜひ。

子どもが遊ぶ場所はあるし、館内は目が覚めるほどに涼しくて気持ちがいいし、競馬中継は流れてるし、食べるところももちろんあるし・・こりゃ子どもが図書館行く感覚で、絶好の涼み場だゎね、と改めて見直したゎ

あ、もうひとつの目当てだった縁日・・・受付のテントを目の前にしながら、「どこで縁日やってんだろーね、こんなさびれてるとこなわけないし」と堂々と言ってたくらいなもんですから・・。ヨーヨー釣りと水鉄砲の射的があるくらいだった・・。しかも500円分の馬券を見せないとやらせてもらえないし・・。 よ、よかった、バックヤードツアー当たって(笑)。




同着決着のオークス!

2010-05-24 23:28:11 | 乗馬・競馬
久しぶりのお馬ネタ

昨日は若き乙女たちの頂上決戦第2戦、オークス。結果から言うと、G1史上初の同着優勝、桜花賞馬のアパパネとサンテミリオンの2頭が優勝という劇的な結末 

(JRAホームページより)

これはホントにすごい奇跡。鼻差争う競馬で、同時ゴールだよ これだけでもすごいのに、アパパネまたがる蝦名正義ジョッキーとサンテミリオン横山典弘ジョッキー、1992年にも地方G1帝王賞でも同着優勝してるというので、ビックリ。こんなことってあるんですな。 勝利ジョッキーインタビューもジョッキーが二人並ぶ異様な光景。それでもベテランジョッキー同士が笑顔で喜び合う姿は印象深く、見てて和んだ


まぁ私は・・桜花賞馬とはいえアパパネは体重減と血統的な距離適性を疑った結果、重馬場に実績ありなショウリュウムーンを軸にしてしまったので・・最後の直線早々失速する軸馬にテンション下がる一方だったけど・・。でもでも、久しぶりにいいレースを見た! そしてこれからはサンテミリオンを応援しようと心に誓ったね、昨日。それは彼女の父がゼンノロブロイだから。

ゼンノロブロイ。彼は、私が初めて馬券を買った2003年のダービーに出走した馬。勝ってダービー馬となったネオユニヴァースも好きだったけど、ロブロイは素人目に見ても、足が長くて立ち姿がかっこ良く、そういう意味で好きになった馬。ダービーでは2着と健闘。その後も応援し続けたんだけど、着実に3着内にはくるけどイマイチ勝ちきれない“優等生”タイプの馬という印象。それでも2004年秋のG1、3連勝を果たし、それまでの評価を一蹴、年度代表馬になったときはホントに嬉しかったっけなぁ~。本当になつかしぃ。

そんな思い入れのある馬の娘が今年、3才牝馬の頂点、オークス馬に。現役時代を知ってる馬が父親としてその影をひそめるようになったか、と自分の競馬歴にも貫禄が出たというもんで、なんとも感慨深い。アパパネの父キングカメハメハももちろん現役時代を知っているので、父同士なし得なかった対決を、次世代で見られるのもとてもおもしろい。競馬の楽しみ方が増えたカンジ。


これからは現役時代を知る馬の産駒がどんどん出てくるので、今までとはまた違った見方、楽しみ方ができそう。



中山競馬場の障害コースを歩くツアー♪。

2010-04-18 23:55:03 | 乗馬・競馬
今日はクラシックの第一戦、皐月賞。でも、それよりも何よりも、中山開催最終日の今日は、全レース終了後に毎年いろんなイベントがある日で、去年は誰でも参加できる、ターフコース(主にゴール板付近)を歩くというのを体験したのだけど、今年はパパが「ジョッキーと行く!中山グランドジャンプツアー」というのに応募してて当たったので、午後中山へ

20組だか25組だが限定のこのツアー、受付で参加費一人1500円を払い、お土産のTシャツをもらってスタンバイ。本日一緒に歩いてコースを案内してくれたのは、ベテランジョキー(?!)浜野谷騎手、江田騎手、五十嵐騎手、山本騎手、蓑島騎手の5名。・・とはいえ、失礼な 話、普段あまり障害レースは見ないので、名前も顔も初めてなジョッキーばかり・・


ツアーは、ウイナーズサークルからスタート。

↑レース直後、入着した馬たちが帰ってくるところ。

そこから地下馬道を通って、さっそく障害コースへ。ゴール板の後ろあたりにある障害から、コースをさかのぼるようにして歩いていくルート。さっそく、目の前に障害が。
 
高さは140cm、幅も2m70cmもあるのだとか! ここぞとばかりに、見放題、障り放題。やはりよく馬が通るインコースの障害は、木もはげはげ。質問もし放題だったのだけど、誰かが、馬が障害を飛ぶとき、飛ぶ、というより、つっこんでってるカンジだが、実際馬も人も痛くないの?と聞いていて、それに対する回答は、少なくとも人は痛くないのだそう。たしかに、いちいち痛かったらやってられないでしょうな・・。馬は、たまに、傷だらけだったりはするよう。

↑だって、たしかにとっても痛そう・・。


コース、走り放題(笑)。 障害レースのシミュレーションのように。

芝生はちょっと長め、人にとっては歩きにくいのだけど、やはり障害コースは去年歩いた通常のレースコースよりも使用頻度が低いからか、比較的手入れの整った状態の部分が多かった。

ターフ上、もちろん、馬の足跡がたくさんあるのだけど、中にはこんなにダイナミックな跡も。

これは、返し馬のときに障害前でブレーキをかけると、こんな跡ができるのだそう。


コースを逆回りで障害を見てまわり、いよいよ中山名物「バンケット」と呼ばれる坂へ。テレビ中継で見てると、馬が一瞬消えるほどの坂なのだけど、それもそのはず、実際に見ても結構急な坂!
 
ここでふっとよぎった疑問。この斜面だと馬は加速してしまわないの? で、疑問はすぐに聞いてみよう、ということで、近くにいたジョッキーさんに聞いてみたところ、やっぱり加速するのだそうな。で、勢いつけてそのまま上り坂を行く馬もいれば、そこで勢いつきすぎてかかっちゃう馬もいるんだって。

あと、乗馬の経験より、馬が走るときの手前と馬が飛ぶ時に前に出す足の関係が気になったんだけど、その辺は馬任せみたい。ジョッキーがタイミングさえ邪魔しなければ、馬がちゃんと合わせてとぶんだって。 馬が飛びたくないテンションの時ってあるのか、と聞いたところ、それはやっぱりあるみたいで、障害の手前でなんとなく乗り気じゃないのがわかるらしぃので、そこは気合いをつけてやればさすがは障害用に訓練されてる馬たち、上手かどうかは別としても、ちゃんと飛びはするらしぃ。
コースの中で一番イヤな障害は?という誰かの問いには、一番最後の障害との答え。なぜならやはり馬もへろへろになってきて足があがらなくなってるので、無事に飛ばせるために、一番気を使うらしぃ。


1時間ちょっとかけて、コースの半周を歩いたようなカンジだったのだけど、バンケットのアップダウンも手伝って、結構な運動量だった。でも実際のコースを見て歩いて、ジョッキーの話も聞きながら、とても楽しい貴重な体験だった。し、これからは障害の見方も変わってくる予感。というか、見るようになると思う、ちゃんと。やっぱり障害のジョッキーたちも盛り上げていきたい!というようなことを言っていたし。

ジョッキーのみなさん、ありがとうございました


あ・・ちなみに皐月賞は・・・ノーコメントでっ



ダブル的中なのにーーっ!?

2009-12-22 23:10:48 | 乗馬・競馬

こないだの日曜日、久しぶりに馬券的中~

朝日杯フューチュリティステークスを外し、予定に無かった阪神カップを、その場でエイヤでオンラインで購入。レースを見守ると、最後直線、2、3着がきわどい勝負に。私が買ってる吉田豊股がる17が、最後、13にさされたような、さしきられずに残ったような・・。馬連だったので、そこが重要なところ。リプレイを見て「うあーー、さされたかっこりゃっ!?」。すると隣で、「おぉ?さしたか?!」と、同じく画面を食い入るように見つめる旦那が・・。17だったら私が、13だったら旦那が的中、という状態。ど、どっちだ!? 配当としては、私が当たった方が1万円近くつくからおいしいので、ぜひ17で!、と祈るも、なかなか結果がでず、長い長ーーい審議。「もしかして同着、あるかもよ?」という旦那に、「いやいゃ、めったにないっしょ、どーせ長い審議の結果、あっさりどっちかだよ」と冷めて待ってたんだけど。なんと、ホントに同着だったのさ 結果が出た瞬間、「え、マジ!?」と、旦那とハイタッチしてダブル的中に大喜び。
しかし配当を見てびっくり。暫定で1万円近かった配当も、4690円・・半減じゃんっ。旦那も思ったより低かったため、一緒に喜んでたはずが、「・・13さえこなければ」とか「吉田くんがいなければ・・」(笑)。
しかしよく考えれば、同着ということは馬連は2通りの的中がでるわけで、そうなると単純に馬連の利益分から配当金を分配するんだろうから、当然配当は分け合う形で減るのは当然なんだ・・。納得。JRAが赤字にならない仕組みここにあり。


さて、来週はいよいよ有馬記念。あー、もう今年も終わりだょっ。(←一年の終わりは有馬だから)

中山競馬場のターフをお散歩♪。

2009-04-20 21:29:54 | 乗馬・競馬
昨日は久しぶりに中山競馬場へ~。G1皐月賞があったから、というよりも、お目当てはむしろ最終レース終了後のイベント。中山開催最終週なのでファンと騎手の集いなんかがあったのだけど、それよりも何よりも、なんと馬場を開放するというので、それ狙いで


メインレース、皐月賞の直前に着いたので、結構な人混み! 考えてみたらクラシックレースを見に行ったのは初めて。でも、ディープインパクトのラストランだった有馬記念の混みっぷりを経験してるから、それにくらべたら全然かわいいレベルだった

レース自体は、え、これ皐月賞? 番号全然違うけど? ってカンジ・・。あたしが競馬を始めた年のダービー馬で一番最初に好きになった馬、ネオユニヴァースの子どもがこうしてクラシックの舞台に立つなんてぇ、と感慨深く(←誰だょっ!)、久しぶりに全部ロジユニヴァースを頭にしたロマン買いをしたのにさ。ってか、勝ったアンライバルドもネオ産駒! そっちか~ぃっ!!


さてさて、レースの結果に凹みかけるも、いやいゃ今日はむしろ馬場を歩けるから来たんじゃん、と言い聞かせて待つことしばし。いよいよ開放のとき。

本番場、入場~っ!


まず向かったのは、・・・ゴール板! 

こんな近くで見られるなんて! ・・結構な人混みだけど・・


本馬場に足を踏み入れた瞬間にびっくりしたのが、芝の足がけっこう長くて歩きにくかったこと! こんなにふさふさなんだー

たいがいの芝が前倒し状態。ここを競走馬が走ってるんだもんなぁ・・芝がレースの迫力を物語ってる。


たまに蹄鉄の跡がくっきり。すごぃ、まさに500キロもの馬が駈けぬけた証だなぁ。レースの形見に、なんかちょっと感動。


 一方内側の芝はボコボコ。土に近い部分が多いし、たまにダフったみたいな穴が。こっちの方が人は歩きやすいけれども、馬にとっちゃあ走りにくいんだねぇ。


これが最後の直線。

なだらかな坂になってるのがわかる。府中ほどの坂ではないとはいえ、最後の最後にこののぼりは・・馬も大変だ~っ


娘を放牧してみたけど、ボーボーの草では歩きにくいのか全然歩かず、座り込んで芝をいじいじ。


今回の馬場開放は一応チャリティーで、最後の直線、ゴール板付近の一部が開放されてた。貴重な体験ができてとても楽しかった! まわりの人たちも、ターフに寝転んでみたり逆立ちしてみたり(笑)、思い思いにドラマの舞台を踏みしめて楽しんでた。




おまけ。
皐月賞のレースが終わって、馬場開放のイベントを待ってる間、コースの中央にある子ども広場で遊んでいたのだけど、おもしろいものを見た。

滑り台の渋滞(笑)。
小さい子が階段のぼってんなぁ大丈夫かな?と思って見てたら、その子は階段はのぼりきったものの、いざ滑ろうと座ったところでコワくなったのか立ち往生。下から母親が説得するも座った状態から全然動けなくなっちゃって、結果、この渋滞。おもしろいから見てたら、5分以上この状態が続いて、最後は母親が滑り台を逆走して息子を捕獲、一緒に滑って下りてきましたとさ。
めでたしめでたし



馬具:ブローバンド。

2007-10-01 01:30:02 | 乗馬・競馬
いよいよ、秋の競馬シーズン到来! 来週の京都新聞杯なんて、秋本番に向けてのひと叩きで大物ぞろい。メンツ見るだけで興奮を覚えてしまう。


さて。競走馬がレースでの集中力を高めるために着用する馬具には、ブリンカー、チークピーシーズ(頬の部分に装着して左右を見えにくくする)、シャドーロール(馬の鼻梁につけて、下方の視界を遮る)など、いくつか種類があるけれど、ちょっと前にレースで走っている馬を見て「」と思ったものがあった。

それが、これ↓↓。


全力で疾走するお馬のひたいに白いボアが揺れているのを初めて目にしたときは、鼻につけてたシャドーロールが緩くてズレて、思わずおでこにいっちゃってんのかと思った。
でも、そんなことがあるワケがなくて(笑)、これも列記とした馬具の一種であったと知ったのは、つい最近のこと。なんだか、熱を出してる馬みたいでかわいい(笑)。

これはブローバンドといって、上方の視界を遮るために使用するのだそう。
しかし上方の視界って、一体レース中に、上方の何が気になるのだろう…。鳥? 飛行機? 自分のたてがみ、とか??




昨日今日と涼しいこともあったけれど、地面に落ちてる葉っぱが、茶色だけじゃなくて黄色なのを見たりすると、あ~秋だなぁと感じました




ひさびさ生競馬観戦!

2007-09-17 23:58:18 | 乗馬・競馬

セントライト記念を観戦しに、中山競馬場に行った。 最近好きな馬がどんどん引退しちゃうし、あまり思い入れなく買っても馬券は全然当たらないし、適当に買って外れ続けるほどつまらないことはないので、ここんとこあまり馬券を買ってさえなかったんだよなぁ。
でも毎年、弥生賞とセントライト記念は中山競馬場に見に行くことにいつの間にかなっているので、今日も、それじゃあ、というカンジで行ってみた。

競馬場に着いてすぐに買った馬券が、パドックだけで決めたわりにかなり惜しく、レース観戦で相当に盛り上がる! やっぱ競馬場はええのぅ~!! それでテンションうなぎのぼり!


今日の中山競馬場、メインは菊花賞トライアルのセントライト記念。注目の一番人気、ロックドゥカンプは+12キロの馬体重で一瞬考えるも、パドックでは全然太くなく、むしろ貫禄にさえ見えたので、成長分と考えて軸の一頭に。そして2番人気のゴールデンダリアは、もともと体型が好きなタイプだったし、今日は目つきがかなりやってくれそうな感じだったので、これも軸の一頭に抜擢。まぁベタに1、2番人気を2頭軸にして、パドックで気になった馬などを3連複で適当に流す作戦。


↑16番のサンワードブル、かなりかっこいい馬だった! 人影を避けてかろうじて撮ったので画像じゃわかりにくいけど、オレハマッテルゼ風な金髪馬。超タイプっ


レースはというと、軸の一頭、ゴールデンダリアがレース中盤では最後方近くにいたのでNo~!と思ったけれど、気づけば全体的につまった展開。最後の直線でロックドゥカンプは何の不安もなく着実に伸びてくるし、後方にいたはずのゴールデンダリアもいつの間にやら中団から、急にいい脚で出てくる。と、とにかくその2頭さえくれば、後はもしかしたらっ そして注目の3着は…11番?(馬券を確認する) うあっ、11番って書いてある!! やった、久しぶりの的中っ 

3着に入った馬はスクリーンヒーローという馬。この馬は、別段パドックでよく見えたわけでもなく、新聞の戦歴を見て何かひっかかった部分があったわけでもなく、単に、映画『HERO』が公開になったばっかだし、という何の脈絡も無いカンジでネタ的に押さえてたら、これがまぁー人気薄だったもんだから、1、2番人気の3連複でも万馬券 そんな人気がない、ってことすら知らんかったので、配当をみてびっくりだった。そうそう、こういうおもしろ買いしたときなんだよな、予想外の万馬券をとれるのって(笑)。


馬券はいつもどおり、かわいく100円単位でしか買ってないので、配当どおりの14,700円を換金。あ、でもコインが出てくる部分に最初から10円が落ちてたので、14,710円財布にやってきた(笑)。

久しぶりの万馬券だぁ~。阪神のメイン、ローズSは軽く当て損だったけれども一応当たったことだし、秋競馬、なかなか好調のスタート。

しかし今日の勝ち馬、ロックドゥカンプ、強かったなぁ! 南半球で9月生まれ、同期に半年遅れることのデビューから本日で4連勝、期待の新星は本物、といったカンジ。2着のゴールデンダリア共々余裕残しの勝ち方に見えた。これなら菊花賞も期待して見られるかも

これはやっぱり…。「秋は競馬を楽しみなさい」という馬の神様からのメッセージなのだろう




初・大井競馬場!

2006-12-29 23:59:38 | 乗馬・競馬

仕事納め明けの今日は! 交流GⅠの東京大賞典を見に、大井競馬場へ! 
初大井!

大井は、とくに夏場は「トゥインクルレースを売りに近年がんばっているなぁとは思っていたけれど、実際に行くと実感として、楽しいイメージづくりを本当によくやっているなぁ、と感心した!

まず、新しくつくられたスタンドが白を基調としたガラス張りのビルでとても美しく、競馬場というよりも、どこかのアミューズメント施設、といったカンジ。パッと目につく飲食店だって、モスバーガーとか、ちりめん亭とか、銀だことか、町で見かけてもうれしいような店ばかり。かと思えば、屋台が並ぶ道もあって、なんだかとても楽しくいい雰囲気であった!


着いたのは14時ころ、ちょうど8Rのパドックから見られたのだけど、やっぱり、随所に目新しいところがあって感動する。なんか、パドックが高い位置にあった。これまで行った競馬場のパドックはたいがい、段を降りていった一番低い地面と平行にパドックがあるんだけど、大井のパドックは、一番下まで降りていくとパドックの方が台のように高い位置にあって、馬をちょっと見上げるカンジだった。後ろの人にも見やすい構造なのかも。
と思ってスタンドに移動したら、馬場もちょっと高い位置にあってびっくり。新鮮。

今日は寒かったけれどよく晴れていて、澄んだ空に月がうっすら見えていて、東京湾が近いからカモメが飛んでいて、さらに羽田空港も近いから飛行機も飛んでいて、それでターフには馬がいて、なんかいろんなものが視界に入ってきていい雰囲気だなぁ~と、ほほえましく思えた。



↑本日の東京大賞典、波乱の立役者となったクーリンガー。あまりにキレイな白で、おっとりした目をしていたので、先導馬じゃないよね、なんて冗談で言っていたのに。でも体調よさげにルンルンに歩いていたので、馬単の相手では買っていたのに…3連複ボックスには500円をケチって入れなかったら、きてしまった…。あれをケチってさえいなければ……あたしのばかっ


↑東京大賞典、一周目。けっこう人が入っていたからハラハラしたけれど、今日は有馬記念とちがって、ちゃんとターフビジョンでレースの流れが見られた!(笑)
結果は、終わってみればJRA登録馬による上位独占。地方の星、アジュディミツオーは5着に終わる…。だって休み明けで馬体重+22って…


レース終了後も、せっかくなので競馬場内を探検。立ち飲みバーみたいなところで競馬観戦できるところや、スタンドの上のほうには、なんとビュッフェレストンランがあるみたいだった。
そうこうしてるうちに日が暮れて、気づいたらとてもキレイな雰囲気に!
 
走る馬の姿の電飾に、花火が上がっているような動きがある電飾も。ほかにも点在するイルミネーションが気分を盛り上げていた。
パドックを歩く馬たちを、新スタンドの上階からガラス越しに眺めるのもよかった。わりと等間隔に馬たちが歩いていて、これでもうちょっと馬の頭数が増えたら、メリーゴーランドになるなぁ~なんて思いながら


今年の締めに! と挑んだ大井競馬場観戦ツアーだったけれど、締めなきゃいけなかったのは財布のひもだった そっちかぁ~(笑) ……って、笑えないか…


競馬が、もっともっと、ギャンブルだけじゃない価値を帯びていって欲しいと思う! 来年は、もっと大井にも足を運んでみようと思う!



ジングルベル。

2006-12-25 23:39:23 | 乗馬・競馬

昨日のクリスマスイブは、有馬記念とディープインパクトの引退式を観るため中山競馬場へ行ったのだけど、クリスマスだし、馬のメンコにトナカイの角がついてたり、馬にサンタ帽かぶせたり赤鼻つけてみたり、ゼッケンが真っ赤で白のファーで縁取りをしたものにするとか、でなきゃ鈴をつけてシャンシャンシャーンって登場したり、もしくは厩務員さんがサンタクロースの格好してたりしないもんかなぁ、そんくらいの茶目っ気はあって欲しいもんだねー、クリスマスなんだし、なんて冗談で言っていたら、1Rのパドックにホントにサンタ帽かぶった厩務員さんが馬を引いて現れたのでビックリした! 
なんてお茶目! とほほえましく思っていたら、その馬、なんとその名もジングルベルだった!!

ちょっと馬に隠れちゃっているけど、サンタ帽をかぶった厩務員さんと、ジングルベル。よく見ると、馬のメンコも赤くて、白いボンボンがついてた! かわいいっ! 「この日のための馬だなぁ」なんて言って、結構みんなウケていた。 この馬はさぞかし無駄に人気が出てんだろうな、と思いきや、それでも全然人気なかったので、まぁ実力が実力なんだろぉと思ってはいたが、それでもやっぱり単勝馬券を買っておいた(笑)。
そしたら、やっぱり全然ダメだった!

23日土曜日にはクリスマスカップというレースがあって、テレビで見てたら、白い先導馬に跨った人たちがサンタのコスチュームを着ていたので、なんだかおちゃめだなぁ、と感動したものであった。



しかし今年のクリスマスはすっかり有馬記念にもってかれて、もう全然クリスマスなんて関係なかったなぁ~。しかも、その引き換えにしたレースは全然見えなかったし。ホントに、ターフビジョンのかけらさえ見えなかったんだから…
今朝のテレビでレース実況を見て、今さらながらちょっとジーン、としてしまった。
まぁ、たまにはそんなクリスマスも。



MERRY★有馬記念!

2006-12-24 23:58:22 | 乗馬・競馬
メリあり(=メリー有馬記念)

行ってきました、2006年の締めくくりとして、ディープインパクトのラストランを見届けに、中山競馬場までっ!
昨日19時の時点ですでに880人が入り口に列を成していたらしく、さらに今日は、通常9時の開門を繰りあげ7時20分に開場したとかで、あたし達が中山に到着した9時頃ではすでに、もう駅からして人が多くかった

競馬場に着いて真っ先に向かったのは、パドック やはり馬好きとしては、パドックで名馬たちを間近に見るのが、競馬場での一番の楽しみ。人は多いものの、いい場所が確保できたので、一安心。

今日は1Rからずっとパドックにいたのだけど、序盤結構馬券が当たって楽しめたので、わりとすぐにメインレース、有馬記念のパドックが始まった感じだった。 午前中の早い時間からみるみる人口密度は高くなっていって、9R有馬記念前には、すでに身動きがとれないほどの人がっ
そして、みんなが見守るなか、ついに有馬記念出走馬たちが登場ーー!





さすが、みんな名だたる、名馬たち! もう、このレベルではパドックを見たって、あんまり参考にならない。みんなよく見えるし。 ダイワメジャーは、どっしり落ち着いていて、なんだか卓越した領域を感じたし、トーセンシャナオーは、相変わらず外国人サーファーみたいなかっこよさであった。

そして、みんなの視線が注がれた本日の主役、ディープインパクト。

デビュー来どんどん減っていく体重ではあったけれど、全然ほかの馬に見劣って見えたりはしない。


そうしてパドックで馬たちをじっくり見られたからよかったけれど、こっから先が大変。やはりレースは直に見たいからパドックからスタンドへ移動したのだけど、人が多すぎて、スタンド1階はとにかく、朝のラッシュ時の満員電車以上にギュウギュウ詰めの、おしくらまんじゅう状態であった…。自分の意思とは無関係に、押されて体が持って行かれるから危ないったらないっ。まぁある意味、寒さを感じず温かかったけど(笑)。

で、そんな状態だったもんだから、あたしの身長ぢゃあその人ごみのなか何ひとつ見えるわけもなく、ターフビジョンのかけらさえも見えず、今年の有馬記念、終始何が起こっているのか不明だった。現地ならではの気分の高揚はあっても、ファンファーレに合わせて手拍子とることもできず(もみくちゃで動けないから)、ただ、レース最後でディープがきているらしきことしか、想像できなかった。
ものすごい緊張とか、感動とかを想像していたのだけど、実際はあまり感じられなかった。だって、見えてないんですもの。絶対、おうちでテレビ見てたほうが、リアルタイムでの緊張感はあっただろうなぁ…。 でも、とにかくもう、ディープインパクトが無事有終の美を飾っただけで、MERRY 有馬記念 だった。




全レースが終了し、16時半ころ、ディープインパクトの引退セレモニーが始まる。もう日も落ちて、薄暮、といった状態のなか、 空にはうっすら月も出ていて、スタンドの明かりがとてもきれいだったなか、 ターフビジョンではディープインパクトの軌跡を追う映像が流れる。これまでのレースでの圧勝ぶり。改めて、すごい強いんだなぁ、と誰もが思う。最後には、ほんの数十分前におこなわれた今日の有馬記念のレースもちゃんと映像に加えられていて、ドキュメンタリーとして完成度の高いものとなっていた。そして、「ありがとう」の文字と共に、最近の感動シーン定番のBGM、小田和正の「言葉にできない」が流れ、ひとつのストーリーは完成した…。
このとき初めて、あーそうか、本当にもうディープインパクトはターフを去ってしまうんだなぁ、今ここに、目の前を通ったのを最後に、もうその姿を見ることはないんだなぁ、と実感できて、急にすごくしんみりしてしまった。ついに、「伝説に幕が下りた」んだなぁ、と…。

今日の6Rで、ディープインパクトの弟、ニュービギニングという馬が、圧勝した。ディープ同様鞍上は武豊。最後方に控えてのレース展開だったから、えー、それはディープの弟だけどディープじゃないんだよぉ、と思うも、ラストの直線ではディープかと思うくらいのものすごい脚を披露して、圧勝! 
なんだか、ドラマみたい、と思った。兄が皆に感動を与え、計り知れない「衝撃」を残してターフを去り、しかしそこにまた、新たな伝説の兆しを見た。まさに、衝撃の後の“ニュービギニング”、であった。


ぜひ、お兄さんに並ぶ名馬に育って欲しい!


ディープインパクト、本当に、ありがとう。