*ハッピーとラッキーのあいだ。

へぇ~、ふぅ~ん、と気軽に読める、カフェ風ブログをめざして。
ときにゆるく、ときにアツく。“一杯の”お話を(^ー^☆

時代だなぁ。。

2008-05-22 23:39:54 | Weblog
今度の日曜日に引っ越すので、かまってもらいたくて仕方ない盛りの7カ月になるお嬢をだましだまし荷物を整理している日々なのだけど、今日片してたところからおもしろい物を発掘した

それは、あたしが小さいときの声が録音してあるカセットテープ。今日は懐かしんで聞いてる場合じゃないので聞いてないけど、たしか、あたしが絵本を朗読していて、途中でかんしゃく起こしたりするやつ(笑)。

今は、娘のこの時期を残そうと当たり前のようにビデオカメラで撮影してるけど(しかもデジタル、ハイビジョン対応!)、当時はハンディカムもなかったんだから、やっぱり時代を感じるな。せめて声をテープに録音してる両親が、なんかかわいらしく思えた。し、不思議なもんで、映像がなくて声だけでも、結構息づかいなんかがリアルで、かえって臨場感があたりするんだよねぇ。

っていうか・・・今カセットテープを聞く人ってどのくらいいるのかな? 数年前に沖縄旅行したとき、レンタカーがまだCD対応してなくてカセット聞いてた気がするけど・・・今はレンタカーでも、もうそんなことはないんだろうなぁ・・・。
それに、大学時代のサークルのビデオテープも見つかったんだけど、当時はそれでも最先端のつもりでいても、今やビデオテープだと劣化が怖いしいつ見られなくなってもおかしくない、どうにかデジタルに変換してDVDなりに保存しないとな、と思うんだから、ここ数年だけでもかなり認識が変わった気がする。



ついでに思い出したのは、小さいころ、大好きなアニメの主題歌を、やっぱりテープに録音してたこと。アニメが始まる時間にはテレビの前でスタンばって、始まるタイミングを見計らってラジカセの録音ボタンを押して、テレビから流れてくる音楽をうまく拾える位置にラジカセを構えて・・・って、かなりアナログっ!(笑) しかも、うちにあったラジカセの録音ボタンって、再生ボタンと同時押ししなくちゃいけなくて、ま四角で硬くて押しにくくって失敗したりして、失敗すると次の録音チャンスまで1週間待たなきゃいけないから、かなり必死だった記憶がある。はたまた、うまいタイミングで録音ボタン押せて、テレビの前で息をひそめていたところへ、台所から夕飯の支度してる母親のトントンまな板の音とか、圧力鍋のプシューーって音とかが聞こえてきて、「もぉお、なんでぇええ!」って泣きながら抗議したこともあったっけなぁ、バカだなぁ~(笑)。


発掘したカセットテープのなかに、小学校のころの日常のいろんなシーンを録ったらしきテープがあって、ちゃんと何を録ったか書かれているんだけど、「友達と遊んでいるところ」とか、「『はばたけ鳥』のピアノをひいてるところ」とか書いてある並びに、何か二重線で消してあるのがあって、よく見たら、「うんこのうた」って書いてあった。・・・何だ、それ。つぅか、むしろ消さずに残してほしかった、かなり気になるっ(笑)。

「こどもの日」と「母の日」。

2008-05-09 22:55:35 | Weblog
こどもの日といえば、我が家ではここ数年、船橋競馬場のかしわ記念を見に行くことが恒例となっていて、今年ももちろん行って来ました。

レースの合間にダートを成らす車に、ちっちゃいこいのぼり
レースは、最後の直線結構おもしろくって、周囲の異様な盛り上がりに我が家の姫ちゃんはビックリして大泣きだった(笑)。


さてこの日、「こどもの日って、母親に感謝をする意味もあるらしぃ」と、テレビを見ていた旦那からきいた。へぇ~、じゃあ我が家では、こどもの日はこどもに おもちゃを買ってあげるんじゃなくて、ママに感謝する方向で教えていこう、なんて思ったんだけど、よく考えたら、それって母の日とかぶるんじゃねぇ?という疑問がわいた。しかもこどもの日と母の日って、日にち近いし。5月の第二日曜日が母の日なんだから、数年に一度は、こどもの日のたった3日後が母の日、ってのもあるわけで。

それで、気になってこどもの日ってのを改めて調べてみた

1948年に祝日法が施行された際、5月5日が「こどもの日」とされ、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日、と定義づけされたのだそう。

おぉ、ホントだ、「母に感謝する」とある! 
しかしこどもの日に母に感謝することがマイナーなのは、やはり母の日というものが改めてあるからなのかな。。。

ついでに、こどもの日のルーツは、古代中国の「端午の節句」にあるのだとか。
その昔、中国では5月は物忌みの月とされ厄払いが盛んに行われていて、 「端午の節句」とは、端=はじっこで、つまり、「最初の午の日」に行う厄払いのことをいうらしい。 それが、午と五のゴロ合わせで、5月5日が厄払いの日として定着してきたのだそうな。
古代中国ではこの端午の節句の日に、蘭の湯に浸かったり菖蒲酒を飲んだりして、厄よけと健康を願っていた。  
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これが日本の武家社会へと広がり、菖蒲→「尚武=武をたっとぶ」とかけて、5月5日の端午の節句を盛んに祝うようになる。 また、武家に男の子が生まれると門前に幟をたてて、男児誕生を知らせ、お祝いする風習もでてくる。
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この風習が庶民へと広がっていくことによって、今のようなこいのぼりや兜、武者人形などを飾る行事に発展していったそうな~。


ちなみに、母の日の由来も調べてみた。
こちらのルーツは、アメリカはフィラデルフィア。ある少女が、自分を苦労して育ててくれた母親の命日に、母親が好きだった白いカーネーションを教会で霊前にたくさんたむけて母親を偲び、生前に母を敬う機会を設けようと働きかけたことに由来する。
日本に母の日が伝わってきたのは大正時代。当初は、母が亡くなっていれば白いカーネーション、健在であれば赤いカーネーションを胸元に飾って感謝の意を表していたらしいけれど、業界の提唱もあって、徐々にカーネーションを贈る習慣になったのだとか。

今まで慣習的に、母の日前後に母に何かあげたりおごったりしてたけど、そんなルーツを改めて知ると、何だかもっと大切なもののように感じられてくるなぁ

母の日、父の日。それぞれ感謝する日、というのがわかりやすく表立ってあれば、いい機会になると思う。ホントはそういう日じゃなくても、その都度、つねにありがとうと思って、表現していければ最高だけど、やっぱりそうは言ってもなかなかね。
だから、その日ばかりは正面切って、ありがとうを伝えていこうと思う。