*ハッピーとラッキーのあいだ。

へぇ~、ふぅ~ん、と気軽に読める、カフェ風ブログをめざして。
ときにゆるく、ときにアツく。“一杯の”お話を(^ー^☆

最近のもろもろ。

2007-01-31 23:18:22 | Weblog
日が経つのが早すぎる・・・

日曜日は今年の初乗り(馬)で、初めての子だったけれどもなかなかの乗り味で好調な出だしだったし、月曜日は会社帰りに友だちのお芝居を見に行って、帰宅後夜遅くに引越しの作業を始めて夜更かししたら火曜日に具合が悪くなって会社を早退して、今日寝込んでしまったし つい最近、風邪をひきにくい便利な体質をブログに書いたばかりなのになぁと思いつつ、今日はゆっくり休んだ。今日すごく暖かかったらしいが、ちっとも関係なかった

休んでおきながら何だけど、夕方のレッスンには行った。今日は「美」をテーマにしたレッスン。ストレッチとかマッサージとか習ったのだけど、一番びっくりしたのは、顔のマッサージ法を教えてもらいつつ、先生に試しにツールを使ったマッサージをしてもらったとき! 声を出さずにはいられないツボが顔にもあった! よくテレビで、足つぼマッサージを体験して、あまりの痛さにのけぞるお笑い芸人を見るけれど、さすがに顔のマッサージでそういうリアクションは見たことない。けどそのくらいに痛かった 顔にもあんなにのけぞれるポイントがあったなんてなぁ、自分・新発見(笑)。

あまりストイックにこつこつとやってくのは苦手なんだけど(とくに美容関係)、いい香りのアロマオイルも買ったことだし、引っ越して心機一転だし、がんばってみようかと思った。…のも、いつまで続くことやらね(笑)。



冷蔵庫の選び方。

2007-01-27 23:48:10 | Weblog
引越しにあたってデカい冷蔵庫を調達しようと、今日は母と秋葉原へ
久しぶりのアキバは、私が知ってるアキバからはかなりリニューアルされていた…中学1年の数カ月は電気街を毎日通って学校に行っていたのに、新しい道ができて近代的なビルが建っていて、雰囲気がかなり大人っぽくなっていた。


さて、冷蔵庫の話。
今回、思い切って(!?)冷蔵室や野菜室など4段にわかれているものを買ってもらったのだけど、どこのメーカーもほとんどがそのスタイル。どこを見て選んだらいいのか、その着眼点をお店の人に教えてもらって、おもしろかった

まず、同じ4段でも、その並び方には2パターンある。上から冷蔵室、冷凍室(製氷室と冷凍室のハーフ&ハーフ)、冷凍室(丸々一段)、一番下に野菜室と並んだものと、その一番下の野菜室とひとつ上の冷凍室が入れ替わった並びのもの。
とくに並び方はどうでもいいかも、と思っていたのだけど、かなり違いがあることを教わった。冷凍室の上下には隣り合う室が冷たくなり過ぎないように断熱材を入れなくてはならないから、2、3段目に冷凍室が集まっているほうが断熱材が2枚で済む。つまり余分なエネルギー使わない=省エネでECO仕様
そんな違いがあるのなら、もちろん、冷蔵、冷凍、冷凍、野菜室、の並びのものを選ぶに決まってるぢゃん。

そして、だいたいどこのメーカーも同じ価格帯。だとすると、そのときの見るべきポイントは、メーカーそれぞれのお金のかけどころ。つまり、見た目にお金をかけているか、それとも中身にお金をかけているのか。
たとえばあるメーカーの物は、冷蔵室扉部分に液晶パネルがついてて、温度や状態などがデジタル表示されていたり、また他のメーカーでは、まるでリビングの家具のような木目調のデザインだったりする。そうでなく、外見はシンプルなものは中身がしっかりしていて、野菜室など引き出す部分のレールには国内一の品質の部品を使っているという。そうすると、外見重視で中身には輸入部品を使っているものよりも安定していて、滑らかに引き出せる。これなら中身が入って重くなったとしても引き出しやすいはず

まぁどこに重きをおくかは価値観なのだけど、あたしは省エネで中身重視タイプを買いました。
冷蔵庫買うときは、そんなこともポイントにどうぞ。




↑本日の休憩で入ったお茶処。この写真のどこかに間違いがあります。

…茶碗の下にひいてある受け皿、本当はテーブルの番号札で、会計時に出してください、と言われてたもの。なのに気づいたら、ちゃっかりうっかり茶碗置いてた



バカはカゼひかない。

2007-01-26 23:23:15 | Weblog

今日は残業した。
「6ピタ・ガール(=6時にピッタリあがる)」のあたしが残業、なんてとてもめづらしいこと。
みんなにもめづらしがられ、これじゃあ明日は雨だな、なんて古びた考えしてたら、帰りがけにホントに雨が降ってきたのでびっくりした

傘なんて持ってなかったので仕方なく雨にぬれて帰ったんだけど、昔から体は丈夫なもので、「あー、これじゃあ風邪ひいちゃうかも」とか思っても、そういうときほど絶対に風邪をひかない。
どうせなら、もうちょっとか弱いつくりであってもよかったのにな。


バカはカゼをひかない。


でもこれって、一理あるらしい。
ここでいうバカってのは、あまり深く思い悩んだりしないで笑って過ごしているようなことらしいが、よく笑うことによって医学的にどうにかなって、免疫力がアップ!風邪をひきにくい、ということみたい。


小さなころから「あんたは何も考えてないから、風邪の菌だってよりつかないんだよ」とか、髪伸びるのが早いのだって、「頭使わないから栄養が全部髪にいってるんだ」とか、親にめちゃくちゃなことを言われて育ってきたけれども、笑ってて免疫高まるのならば、それでいいじゃないか。
これからは、「そうさ、バカは風邪ひかないのさっ」、と胸をはって言えそう。

ソフトに、般若心経。

2007-01-25 22:35:21 | JunCOlumn~感。
今日、おもしろい本を目にした。
新井満さんという方の『自由訳 般若心経』という本。 漢字がひたすら並ぶお経が、すごくわかりやすいストーリー仕立てに、詩的に訳されている。これは、すごい。おもしろい。

たとえば、

色即是空
空即是色

見たことあるような、お経で聞いたことあるようなこのフレーズ。
「色」とは“目に見えるもの、実体のあるもの”らしいが、簡単にいうと、「目に見えるもの、形あるものは流動的で、絶対的ではなく、いずれなくなるもの。、であるからして、また違うものが生まれくる」、ということらしい。(簡単に言いすぎかっ
たとえば雲はとどまることなく流動的に形を変え、消えてはまた違う雲が形成されていく。そういった宇宙の営みのひとつとして人もあるのであって、今ここに自分が存在するには、父と母があり、さらにその父と母には、父と母がいて、さらにさらに……。というように、そのどれもがつながりながらも、絶対的ではなく、流動的にかわるがわる存在していく…


といった具合に、仏教の思想のエッセンスが、わかりやすくソフトに意訳されている。 これはほんの序章にすぎないが、構成要素は漢字なのに英語よりも難い印象を受けてしまう「般若心経」が、基本的に会話方式なので、肩肘はらずに、構えることなく、くどくない程度に無理なく読めちゃう。(褒めすぎ?

あたくしはなんの思想にも属しませんが、ひとつの世界観として古くから確立されているものって、やはり説得力があるというか、核心をついているというか、絶対じゃないにしても知っとくといい考え方、というかなんつぅーか、とにかく学ぶべき視点が多いなぁ、と改めて思った。
仏教とか哲学とか、単に生きてるだけよりも宇宙の法則的な動きとか、要素とか、そういったことを少しでも知ってたほうが、なんか深みのある世の中に見えてくる気がするし。


なんてちょっと知的なことを(?)思った今日。
引越し用のダンボールが大量にやってきた
…これだって一時的なものさ、流動的に、やがてなくなって……
って、こればっかりはあたしがどうにかしなくちゃ箱詰めにもならないし、無くなりもしないじゃんっ! 
…当面は、かわいいパンダのいるダンボールとお友だちになるつもり



家、あった!!

2007-01-21 18:58:50 | Weblog

わーい、いい家みっかった!←久々のロケット打ち上げ(笑)。
住みたかった町の、理想と想像を上回った物件

実は先週、かなりいい物件を紹介してもらって、でもちょっとの差で他の人に持っていかれてしまい(こんなのがこの地点で2回あった…)、もう住む気んなって夢広がっていただけに、その凹みっぷりったらなかった。
そしたら今朝、そのマンションの違う部屋が空くという朗報が それで今回はすぐさま手を打ち、無事に抑えられたというミラクル勃発。本当によかった、これでようやく3週間にわたる家探しも無事に終了。住むのがすごく楽しみな家がみっかった。


今回の一連のお家探しで、やっぱり気の流れってあんなぁ、と思った。風水とか気とか、そういう目に見えないものってあんまり詳しくないし、それを軸に考えたことも全然なかったのだけど、年明けてから、手に入れかけたものがすり抜けていったりしてどーもリズムがおかしくて、よくよく考えたら昨年からいろんなことをひっぱってて、あれもしなきゃこれもしなきゃを溜め込んでいたなぁと気づき、それで今週は着々と片していってスッキリ、その矢先に今回の朗報がやってきたので、やはり何かと溜めすぎて気の流れを悪くしていたに違いない、と結論づけた。


家探しのさなかで、おもしろい物件があった。不動産屋さんが、「いい物件あるんですけどねぇ、…ペット好きですか?」と聞いてくる。きっとペット可の物件なんだろーなー位に思って間取りを見て、お、なかなかいいじゃんと思っていたら、続けてその人がこう言った。
「そのうちペット飼いますから、って言っとけば最初は何とかなりますよぉ」
…は? そして間取りが書いてある紙をよく見たら、「ペット所有可」じゃなくて、「ペット所有のみ可」となっていた!! ペット飼ってることが義務付けられてる物件なんて初めてみた! と言って超うけてたら、どうやらその物件の1階がペットサロンやペットホテルが入っているからなのだという。
にしても、おもしろい物件であった。犬は飼いたいけれども、そこに引っ越すために買おうとは思わないし(笑)。


いやー、しかしホントいいとこあってよかったなぁ。

臨界期。

2007-01-16 21:32:10 | Weblog

臨界期というのは、神経回路が外部刺激によって集中的に鍛えられて形成される時期のこと。動物種によってその時期、期間は異なるらしいが、「視覚の臨界期」「聴覚の臨界期」など、それぞれのベースとなるものが一気に作り上げられる時期がある。

たとえば人間の「ことば」についての臨界期は、生後約6カ月位から神経回路の組み換えが始まって、12歳前後で終わるらしい。五感では聴覚が一番早くその時期がやってきて、胎児の頃から臨界期は始まるそう。いわゆる「胎教」はお腹にいながらにして、聴覚に刺激を与えている、そういうことか~。

「絶対音感」だって、臨界期が3~5歳から9歳前後までだというから、自分が「絶対音感ほしいなぁ」なんて思ったころには(そう思うことも少ないと思うけど)手遅れなわけだ。
…あれ…あたし臨界期にピアノ習ってたけど……絶対音感、どちらかというと、ないぞ…


小さい頃から習い事、というと、ちょっと金持ちのお嬢さん、ってカンジがしてしまいがちだけれど、小さいからこそいろいろ感覚を磨くべく経験させたほうがよいんだなぁ。
子どもの頃の経験なんて子どもが自分から全部選べるものでもないから、親になった暁には、いろいろ経験させて鍛えてあげなきゃな。
…って、何の心配してんだかっ。(笑) でも、ぜひ覚えておこー。



余談だけれど、最近、ampmのレシート下にキャンペーンで出ている、
「PSP メタリックブルー 当たる!」が、
メタボリックに見えて仕方ないっ。(笑)


太陽のある生活。

2007-01-15 23:19:58 | JunCOlumn~感。
「最近よく口にするフレーズ」ベスト・1発表!!

いい家、ないかなぁ。。。

来月中には今の家を出る手続きはしてしまったものの、まだ引越し先がみつからない…。 これまでも何回か引越ししてきたけれど、こんなにピンとくるものがない、なんてことあったっけなぁ…やっぱり今年のおみくじで「転居: もう一度考えよ」といわれただけあるなぁ、はっはっはっはははっはははっは……
いゃ、笑えねぇ…

先週末もいくつか不動産屋をまわって、実際に物件の下見に行ったりもしたのだけれど、なんか、どれも「ここに住む」ってカンジが全然しなかった。予感があるようなものは、図面見ただけで「ここに住みたい!」って思えるのに。


物件めぐりをしていて、ひとつのポイントとして 日当たりってのが急浮上した。これまではあんまり気にしてなかったんだけど、今の部屋は思えばあまりに日当たりがよく、カーテン越しに太陽の輪郭が見える。引越してきた当初なんて、「まぶしいよっ」ってちょっとイラっとしてたほど(笑)。
それも今となっては、「おおお、やるぞおおお」ってカンジの朝の光は、一日の始まりとしてメンタル面でいい支えになっていたような気がするし、好きになってたんだなぁ、この日差し、なんてちょっとしんみり思ったり。


今日は、後輩の依頼で被験者のバイトをしていたのだけど、朝からずっと屋外にいて、新宿のど真ん中、ビルの屋上で太陽の光を浴びて、温かい日中を過ごしながら「太陽ってやっぱり最高だなぁ、」なんてぼんやり思った。まわりにはガラス張りの超高層ビルが立ち並んで、そこに映りこむ青空やビルがすごく美しかったし。。。穏やかな一日だったなぁ。。。


そんなワケで、電車の窓から町を眺めては、「おー、あのマンションの日当たりすげぇ!」などと、変なところに感動している今日この頃。(笑)
昨日なんて、不動産屋さんに「大丈夫ですよぉー、まだ物件にめぐり合ってないだけですからー」と、根拠なく能天気に励まされた…
ですよねぇ、まだめぐり合ってないだけ、だよね。。。

もう一度おみくじを引きなおして、今年の運勢上塗りしようかなぁ、とも本気で思い始めていたりして(笑)


まぁ、どうにかなるでしょう。
……か?


笑えたお菓子。

2007-01-11 23:08:27 | Weblog


今日、知り合いの方から手土産に、「築地ちとせ」という和菓子屋さんのお菓子をいただいた
そのお店の和菓子は見た目も上品で、と思って包み紙を開けたら出てきたのが、画像のパッケージ。。。え…こんなセンスのもの??

しかししかし。ちょっとハズしたかのように思えたそのセンスも、やはり単にハズれたわけではなかった。

まず、パッケージの商品名、「ちぃぃぃずでらっくす」の隣に小さく囲みがあって、そこには「つまみ食いさせていただきます。」の文字が。で、箱を開けてびっくり



一番右下には、個別包装されたまんじゅうじゃなく、「ひとついただきました。ちいのすけ」と書かれた紙が入っていた!

パッケージに描かれた人物、ちいのすけがひとつつまみ食いしたせいで、3×4の仕切りがあるパッケージなのに、堂々11個入りという商品。(笑)  

で、まんじゅう1個の代わりに入っていた紙にはバーコードリーダがついていて、ちいのすけがつまみ食いしたお詫びがあるという。そんなこと言われたら、のぞかないわけにはいかない。
さっそく携帯でバーコードを読み込んでみたところ、こんなメッセージが出現した。

 「すまねぇ、すまねぇ。あんまりうまかったんで、うっかりつまみぐいしちまったぃ。おわびに毎月5名の方に粗品を送るから、勘弁な。」 そして、メアドが。


なるほどぉ~、キャンペーンにつなげる導線にしては、よくできている! なんか、ちょっとした宝探しみたいなワクワク感がもてたし。

チーズまんじゅう自体もおいしかったし、やるじゃんっ!



ECOな町。

2007-01-09 23:18:24 | ECOnscious

2007年に入って、なんだかリズムがおかしぃなぁ…。
もう来月末には今住んでいるところを出なきゃなのに、一向にいい物件がみっからない。ひとつ気に入ったのは、劇的なタイミングでもっていかれてしまったし、このままいくと、家なき子…
たしかに正月にひいたおみくじの「転居」欄には、もう一度考え直せ、みたいなこと書いてあったしなぁ…
今年に入って1週間、「3年日記」の日付をずっと2006って書き続けていたし、今日の仕事始めも、いよーーーに眠くて仕方なかったし。←って、コレ関係ないか。

まぁ、そんなことも、あるでしょーよ。


そんなわけで、物件を見つつ、隣の町とか、そのまた隣の町なんかを歩いた連休だったけれど、昨年からECOにアツいあたしとしては、ゴミの分別なんかも気にしたりしていた(笑)。えー、ここは「プラスチック製容器包装」を普通に燃やすゴミで捨てるのかぁ、資源として見ている今からしたら、もう燃やすゴミとしては捨てられないょ、とか。そして、今いる市が、いかにがんばっているかを実感する。

この間驚いたのは、駅前の西友に行ったとき、あそこはもともとMY bagを持っていってレジ袋を使わなければスタンプが押してもらえて20個たまれば100円返金、ということをやっているのだけど、それに加え、市からの「Eco Card」にもスタンプが押されて手渡され、こちらはなんと10ポイントためると市指定ごみ袋に換えてくれるという、Ecoのための、Ecoによる仕組み これには、超感心したものであった。


そこを条件に物件を探すわけでもないのだけれど、やはり町としてそういうことに取り組んでいるところのほうが、住むのに魅力的、と思う。  

…いいお家、みつかりますように…(←マジっ!)



福山雅治の写真展。

2007-01-05 23:33:28 | Weblog


母からの誘いで、1月14日まで六本木ヒルズのギャラリーで開催されている福山雅治の写真展、「福山雅治 PHOTO STAGE -追憶の箱庭-」へ行って来た

今回の写真展は、福山雅治が中心となり、CDジャケットの撮影などを通して出逢った5人の写真家とのコラボレーションで成り立っているもので、
1.福山雅治が被写体となった写真が展示されているステージ、
2.世界的に認められた写真家であり、福山雅治が敬愛する、故・植田正治(うえだしょうじ)氏の作品が並ぶステージ、
そして、
3.福山雅治自身が撮った作品が展示されているステージ、
といった構成。


高校時代から「福山雅治好き」、とは言っても、欠かさずライブへ行くとか、CDは絶対買う、というようなファンではなくて、顔が好きという、にわかファンタイプな私。今回も母が「チケットもらえそうだから、行く?」と声をかけてくれなかったら、行くことはなかったであろう。。。母よ、どうもありがとう。


いろんな写真家によって撮られた、さまざまな表情の福山雅治が並ぶスペースでは、BGMに「桜坂」「YOU」「恋人」といった特選バラードのインスト版がしっとりと流れていて、かなりいい雰囲気。
それに、やっぱりカッコよすぎ。あたしの後方で、カップルで来ていた男の子が「…カッコよすぎて笑えてくる」といっていたのが、ちょっと笑えた。


植田正治氏の作品は、初めてまともにじっくりと見たけれど、「演出写真」といわれる独自の作風が、かなりインパクトのあるものだった。砂丘など非日常的なものを背景とする撮影を好んだ写真家で、たとえば砂丘という、無に等しい空間に被写体を配置して作り上げた写真のなかには、やはり独特の「間」があった。明らかに静止しているのに、「動」を感じるダイナミズムがあるような…。
自然の美しさそのまんまを切り取った写真もあれば、植田氏の作品のように、世界観を作りこんだ写真もある。絵画の世界と似ていると思った。写実主義と印象派、のような?! やっぱり、アートなんだなぁ。。。

最近、エッセイに写真を使うこともあって、写真自体にも興味があったのだけど、今回の写真展、本当に行ってよかった。 考えてみたら、絵はよく見に行くけれど、写真と直に向き合う「写真展」は初めてかもしれない。最近はカメラもいいものがバシバシ出ているし、写真はワリとみんなにとって身近なものなのだけど、でも、全っ然違う。写真家が何かを感じて切り取った瞬間には、やはり何か語りかけてくるものがあるし、写真を通じて、その写真家が感じた世界が見られるわけで。
好きな絵を見ているときのように、終始、「おぉおおおおお!」といったテンションの盛り上がりがあるカンジだった。


きっかけは「福山雅治」だったけれども、写真の奥深さを知った、いい機会だった。かといって、自分で撮りたい、ということでもないのだけど、写真のステイタスがあたしの中でグンと大きくなった気がする。

どうもありがとう。←何に対してかよくわからないけれど、今、そんな気分