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実家のお庭。カラフルに花が咲いていて、かわいらしかった
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。最近寒いけど、こんなのを見ると、春なんだなぁ実は、と思う。
チューリップなんだけど、2週間くらい前に実家に寄ったときも結構咲いていたので、ずいぶんともつんだね、と母にいったら、色によって強弱があったり咲く時期にずれがあるから、わりと長い期間どれかしら咲いている、といってた。
それで、誰もが幼少期に口ずさんだであろう「チューリップ」の歌で、「咲いた 咲いた
赤 白 黄色」というフレーズがあるが、その色の順番で、咲くらしい
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(母談)
へぇ~、適当に歌ってるわけじゃないんだっ。(笑)
さて、今日は祖母の誕生日だったので、母とばあちゃんと3人で食事してきた。その帰りに、商店街をぷらりぷらりと歩いていて、私がちょっと店に入って買い物をしてたら、なんだか母とばあちゃんが店先でベビーカーに乗った子どもを囲んでなにやら話をしている。近づいてみると、ベビーカーを押していたのは、その子どもの母親ではなく、70歳くらいの(!?)おばあちゃん。何でも、母親は今家で寝ていて、おばあちゃんが面倒を見ているんだという。
そのベビーカーにおとなしく座ってた女の子は、子どものかわいらしさというよりは、顔つきがちょっと大人っぽくきれいで、はにかんだような笑顔がとってもかわいいもんだから、小さい子がちょっと苦手な私でも、なんだか和んでしまった
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。
まぁそこまでならば、普通にほほえましかったりするのだろうが、実のところはそうではなかった。おばあちゃんは普段たまってる鬱憤をはらすようにしゃべりだして、あたし達はなかなかその場を離れられなくなってしまった。おばあさんの話をかいつまむと、こんな感じ。
その子どもの母親(おばあちゃんの娘)はまだ20だか21だかで、妊娠3カ月のときに、すでに父親とは別れた。それで子どもを産んだはいいが、若い母親はホストクラブにはまっていて夜な夜な出かけ、ホストには金を使うくせに子どもにはいっさいお金を使いたがらない。子どもが不憫だから面倒を見てあげるけれども、自分も体調がおもわしくないので、本当は息子のところに逃げたいくらいだ、だけどそうしたらこの子はどうなる?そう考えると離れられない…
途中でおばあさんは涙ながらに話すもんだから、かなわなかった
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。よくテレビで、こんな家庭もあるのか…なんてすごくレアなケースのように思うような話を、いくら通りすがりの人とはいえ、じかに聞くとはなぁ…。
そんな話を聞いても何もしてあげられないのだけど、でもあのおばあさんの話を聞いてあげたことは、少しはおばあさんのためになったかな。いくら自分の娘のこととはいえ、純真な孫の笑顔にその罪はないし、だからなおさら、きっとひとりで抱え込んでいるのだろう、いろいろと。
21歳の若さじゃなぁ…なんて納得できる話じゃあないし…。
ほんの10分くらい接した、まったく知らない人の話とはいえ、なんだか複雑な気持ちになってしまった。
2歳児にしては小さいよね、とうちの母親も言っていた。あの女の子の成長と笑顔を祈るばかり。