最近(じゃないかもだけど、私にとっては、わりと最近)、
日常的に聞くようになった、「ググる」という動詞。
Googleを使って検索することだけれど、これって英語でも同じように一般動詞化されているようで。
「google someone(だれかについてググる)」という使い方をするらしい。
そんな使い方すんの日本語だけかと思ったら、本国でもしているとは。いや、むしろ、本国をマネて日本でもそういうようになったのか?
しかしこの流れに米Googleが反発し、一般動詞としての使用を厳重に取り締まる意向だとゆぅ・・・。
「このような言いまわしは、同社のブランドを傷つける恐れがある」と。
たしかに今は、Googleで検索することだけを「ググる」と言ってるかもしれないけれど、これが長い年月を経て、ネット検索すること自体を「ググる」と言うことになってしまったら困る、と心配しているのもわかる。
日本語ではそのレベルにまで浸透するとは思えないけれど、英語ではその危惧する気持ちも、わからなくもない。
し、その動詞が普及することによって、Googleのイメージが検索に限られるのが嫌なのでは、との専門家の見方もある。これから検索以外のサービスも充実させてくつもりだろうから、それもたしかにあるのかもぉ。
でも、社名が動詞になるなんて、すごいことなのに。
ネット検索の「代名詞」になれるんだよ、動詞だけど。
ちなみに、ヤフー辞書の「新語探検」というカテゴリーに、この「ググる」という新語入ってました。そしてその説明文の最後はこんな一文。
ヤフーの検索エンジンを使う場合は「ヤフる」というが、ヤフーにはオークションサイトや掲示板、ブログなど、さまざまなコンテンツがあることから、「検索する」ではなく「ヤフーのサービスを利用する」ことをさすようになっている。
ヤ…ヤフる?
…当たり前のように解説しているけれど、聞いたことないょ…。
それに、なんかこの文章いやらしぃなぁ、「ググる」は検索のことだけど、ヤフーは検索だけじゃないから、って言ってるみたいじゃん。まさにこれが、Googleの懸念しているところなのかもしれないのに。
まあ確かにそうだけどぉ…そうであるだけに、かえっていやらしぃなぁ~。
あたしは、「ググる」も「ヤフる」も使わないで、たぶん「ネットで検索する」とか「ヤフーオークションで」、ってフツーにフルで言うと思う。