*ハッピーとラッキーのあいだ。

へぇ~、ふぅ~ん、と気軽に読める、カフェ風ブログをめざして。
ときにゆるく、ときにアツく。“一杯の”お話を(^ー^☆

畑の楽校!~その4~

2010-09-27 08:38:06 | 畑の楽校

畑の楽校シリーズも4回め。・・・って、あれ、3回め、あったか??
・・実は先月の3回め、当日になり娘が体調を崩して欠席したのでした・・。というわけで、久しぶりの畑ネタは、4回めの楽校です。


最初の作業は、ブロッコリーの植え付け
 
左が植え替えた苗。右側の写真のように、虫除けをかぶせた状態で35日間すると、立派な苗が完成。

それを、70センチずつあけてひかれたライン上に、40センチ間隔で植えていきました。40センチ間隔は、40センチごとに印がつけられた緑の棒をもらって、棒を土においた状態でその印にそって。柔らかい畑の土を軽く掘り、そこに根っこについた土ごと大事に入れ、土をかけ、最後は根っこと畑の土が密着するように根元をギュッと圧迫。娘も上手に植えて、意欲的に次々と植えてた

ずら~りとブロッコリーの苗が並んで、ブロッコリー植え付け完了

畑の方がブロッコリーの苗に虫をみつけて、見せてくれた。画像中のちょこんと黄色いのが虫。ブロッコリーの芯の部分に入り込んで、栄養を全部食い尽くしてしまうのだとか。外から見えないのに実は内部で栄養をすいつくしてるなんて、なんて質の悪い奴なんだっ
ブロッコリーの苗って環境に合わせて成長するようで、風が強い地方ではあまり背が伸びないんだって。その習性を利用して、畑ではもうこれ以上背丈伸びてほしくないな、と思ったら、ほうきで苗の上から風を送るのだそう。そうすると、苗は生長が止まるのだとっ。すげぇー、考えてる、苗っ!(笑)


次の作業は本日のメインイベント、落花生の収穫

畑の第一回めで、「おおまさり」という、よく見る落花生よりひと回り大きいというウワサの品種を苗で植え付けたのだけど、今日はそれを収穫
どこまでが一株かわからぬほどに生い茂ってる落花生畑。

中心部を探り、まわりから葉っぱと根っこをまん中に集めて集めて、引っこ抜く。

めりめりっと、落花生がいっぱい出現しました

みんなで収穫した落花生で山盛りのトラック荷台。畑では通常の落花生、「郷の香(さとのか)」も事前に収穫してあって、みんなで、両種類の落花生を、選別しながらツルからもいでコンテナーに集める作業をしました。
 
左が、郷の香、そして右がその1.3倍はあるという、おおまさり。
んー、てか、写真の大きさがまず違うからビミョーですね、サイズの比較が・・。手のひらに対する比率からして、その大きさを想像してみてくださいね
畑の方々も、ツルから落花生を外すのは手作業でやるのだそう。というのも、脱穀機を使ってもツルが全部とれないし、選別もしなくてはいけないので、選別しながら手作業で外すらしいのです。
落花生は、花からツルが伸び、地面に入って実がなる。落花生の外見の網目はいわゆる血管で、そこを通って栄養が通うので、逆にいうと網目がなくツルツルのものは実が充実してない証拠。そういうものは、選別ではじく。というか、そもそもツルから外さない。そして小さいものも。そうやっていいものだけをツルから外すのだけど、最初に郷の香をやって、おおまさりを見ると、郷の香とはスケールが違うから(笑)、さっきは充分な大きさほどだったものも、おおまさりの品種としては小さいし網目がないから処分、ってのがちょっともったいないようなカンジがした
中には、土の中で成長しすぎて、豆が割れて、また新たに芽が出てしまっているものも。そういうものは、放っておくとまた芽を出して再生していくのだそう。なので、豆の成長を待って収穫を遅らせすぎると逆効果。ベストな収穫時期の判断は結構難しいのだそう。そして今年のように猛暑だったときは特に! 予想外に豆が育っていて、例年よりも収穫時期を早める事態もあったとか。やはり畑にくると、「暑いなあ」とか「雨が少なかったなぁ」と日々感じていたことが如実に現れていると感じる。いまさらながら。あらためて。


さぁそして収穫した落花生は、洗浄機で洗浄。
郷の香は、ランチタイムに茹でたて生落花生としてふるまわれ、おおまさりは、本日のお土産。ゆで落花生は、お芋のようにほくほくでとっても美味です

↑おおまさりを生の状態で割ったもの。皮が結構厚め。味は・・・実はお土産で持ち帰った豆、茹でるの失敗しました。この日は夜ウラヤスフェスティバルに出向いた多忙さで、でもその日中に茹でた方が、と言われていたので寝る前に茹でたのだが、1時間ほど茹でるという代物、茹でてる間に娘を寝かしつけることになり、火はなんとか止めたのだけど、寝かしつけながらそのまま私も寝てしまったので、翌朝起きると当然のごとく茹で過ぎの状態になっちゃって、豆がぐにゃりと柔らかすぎに。正直味がよくわかりませんでした。でも、ゆで落花生向けで、柔らかくて濃厚な甘さ、なのだそうです


さぁ、午後のお楽しみタイムは、ハーブティー&ゆで落花生(郷の香)のティーパーティと、竹とんぼ作り
ハーブティーに関しては、畑の近くでハーブを栽培しているハーブの先生が来て、数種類のお茶をいただいた。それで、友達でアロマテラピーの資格をとってやってる子がいるので、アロマテラピーと、ハーブを食すことと、効能の違いなんかを質問してみた。アロマはオイルを使うので、香り→脳にダイレクトに働きかけるからリラックスなど効き目は早い、けれど、オイルは植物がもつ成分のほんの一部、煎じて飲んだり、料理に使うなどして全体を使う方がその物がもつ全部を体に取り入れるので、おすすめ、とのこと。また、オイルは時期に関わらず常に利用できること、海外にしかないものも手に入る、などのメリットがあることなども丁寧に教えていただきました

そして竹とんぼ作り。いつも畑作業以外の時間は竹林で過ごすのだけど、その竹林の竹を春先に切って、乾かして、いろんな竹細工に加工しているのだそうだけど、今日はそれをさらに竹とんぼ用に薄くスライスしておいてもらったものを使用してのちょっとした工作。

私と娘は、あらかじめ竹の羽の部分のくびれを削ってあるものを使ったのだけど、パパは、羽のくびれを削るところからスタート。左にある押さえる器具の溝に薄い板を入れて固定して、片方ずつ羽を削ってた。けどこれが、左右のバランスを合わせるのになかなか苦戦してた
 
私たちはあらかじめうまく削られた羽を使ったので、アルミをまいて保護しながら火であぶり、角度をつけたら竹串にさして、できあがりん。しかしこの角度づけが難しくて、角度があまいと上には飛ばずに飛距離が伸びるし、逆に角度をつけると上に飛んでくタイプの竹とんぼができる、と。作ったあとにみんな竹林で飛ばして遊んだけど、本当に飛び方もさまざま、見てても楽しかった。ただ、人の竹とんぼを踏みつぶしそうで歩くのがコワかったゎ


 
本日の楽校終了後、前回お休みした分、前回の収穫物、オクラを収穫させてもらった。もうオクラも下の方から何回か収穫済みなので、高い位置でのオクラ探し。立派なオクラがなってました


ということで、今回ももちろん大充実の畑の楽校でした


ちなみに今までの畑の楽校
畑の楽校~その1~
畑の楽校~その2~





最新の画像もっと見る