*ハッピーとラッキーのあいだ。

へぇ~、ふぅ~ん、と気軽に読める、カフェ風ブログをめざして。
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北海道特集3☆白い恋人パーク。

2006-08-27 22:34:36 | Weblog

ここは、北海道銘菓、白い恋人でおなじみ石屋製菓のチョコレート工場。

 
わぁ、早くも入り口に、ロゴマークのネコ発見。超かわいい。
この柵、ほっすぃ~。


園内は、中央が英国風ローズガーデン。

シンボル的な時計台は、毎時00分の時を告げると共に、からくりが動き出す。時計台中ほどがメインに動くのだけど、下の庭園からしゃぼん玉が飛び始めたり、園内見渡すといろんなところに鳥とか人があしらってあって、音楽に合わせて動いている。とってもメルヘンな雰囲気。

これ、ゴミ箱なんだけど、かわいいと思ってカメラむけてたら急に目玉が回りだした! 次には体全体もぐるぐる回りだし、何事かと思っていたら、音楽と共にからくり時計がスタートしたの。このゴミ箱も仕掛けのひとつだった!


そして、入場料600円で、チョコレート工場見学ツアーへ。ここ、とても楽しかった!

館内のいたるトコロには、ネコのあしあとが。順路をナビゲーションしてくれる。

まず、チョコレートについてのあれこれがわかる、展示スペースへ。
たとえば、チョコレートの原料であるカカオ豆の生産量が多い国は、ガーナ?と思いがちだけれど、意外と一位はコートジポワールという西アフリカの国らしく、ガーナ、インドネシア、ナイジェリア、ブラジル、カメルーン…と続く。
それに対し、チョコレート消費量の多い国ランキングは、スイス、ドイツ、ベルギー、オーストリア、イギリス、デンマーク、ノルウェー…と続き、日本は18位なのだそう。
カカオ豆が育つ環境は 南北緯度20度以内、年間平均27℃以上、高温多湿な地域という条件があるから、栽培できる国は限られてくるのもわかるけど、ここまで 原料が採れる国と、 その恩恵を楽しむ国とが相容れない、というのもおもしろいなぁと思った。


そして、日本の歴史のなかでのチョコレートは、1797年、長崎の遊女の貰い物目録に「チョクラート」という言葉が登場したのが初らしい。「オランダ人に飲ませてもらったらしい」、との表記があった。
まず、貰い物録なるものがあったことが、おもしろい。
し、異国人との交流がある遊女たちが、もしかして日本でも最先端だったかもしれないらしきことも、おもしろすぎる。


そんな知識系のほか、欧米諸国のチョコレートカップの展示がたくさんあって、目でも楽しめる。

持ち手部分がチョウチョで(ちょっと黒くてわかりにくいんだけど)、カップ本体に書かれた草花と一体化している、おしゃれカップ!


そしていよいよ、白い恋人の製造ライン。

ここでは、オーブンで焼きあがったクッキーに白いチョコレートを挟んでいる。クッキーの列一列置きにホワイトチョコをのせて、その次の列のクッキーを上にかぶせていく。
この工程のひとつ前(写真の右側をさかのぼっていくあたり)は、全長14mのオーブンで、110度→190度→180度、と三段階で8分間かけて焼いているんだって。へぇ、本当に全部ひとつの流れで作られているのだなぁ~。


とっても甘い香りのなかで製品が作られる工程を見学した後は、カフェでホットチョコレートを飲んで、お土産ショップで白い恋人をたくさん買いました。 白い恋人のパッケージが好きなので、今回は缶の箱に入ったやつ。
新商品でミルフィーユが出ていたのだけど、その商品名は、「美冬」! 北海道の美しい冬を表現したという。
ミルフィーユ
で、美冬! ん~、美しく、うますぎるネーミングに感動。
パッケージもキラキラしていてとっても洗練された雰囲気だし。
しかも、白い恋人パーク内で買うと、一つ一つに小さい造花をつけてくれます。



「白い恋人」の世界観を通り越して、石屋製菓自体が大好きになりました。