元江戸川区民として、誇れるもの。
それが、毎年8月最初の土曜日におこなわれる、江戸川花火大会
画像ではその綺麗さが伝わりきるわけもないけれど。
江戸川の花火は、「たま屋~、鍵屋~」の鍵屋が業者さんで、14000発もの花火が1時間15分のあいだに打ち上げられる、けっこう大規模な花火大会。
毎年140万人近くの人出があるらしぃけど、江戸川の土手で見られるから、それなりにゆったり見学できちゃうのも、いいところ。
ほぼ毎年見ているけれど、花火の世界だって日々研究、開発がされているわけで、近年つくづく、色数だったり形だったり、表現力の進化ってすごいなぁ、って思う。
金、銀、赤、緑、黄色、紫っぽい色はおなじみだけれど、銀に近い水色(アクアブルー)とか、オレンジやショッキングピンクといったクッキリ夜空に輝く色とか、とにかく色数が豊富。
形も、スマイルマークとかハートはもちろん、ドラえもんの顔っぽい花火とか、今日のなんて、お風呂に浮かべるアヒルさん形を見た! …気がした。いや、あれは絶対、そうだったな、うん。
花火がどーんって開いたあとに色が変化するものや、散った先々でさらにちっちゃい花火が開くのはよく見る。けど今年の新作(!?)は、最初にパラっとちっちゃい円が開いたと思ったら、今度はちょっと低い位置にまたちっちゃい円が2、3開いて…ってのを繰り返して、はらはらと落ちていきながら先々に花火が咲いていくタイプがあって、すごぉくきれいで印象的だった~。
打ち上げたとき、キラキラ光りながら上がっていく花火もあって、軌跡ももはや魅せちゃう部分なんだなぁ、と思った。 光りながら軌跡を描く花火は、ミスチルの曲名でもあるけど、箒星みたぃだった。
最後相当な乱れ打ちで豪快に花火大会は終わり、会場の土手から拍手がわきおこって、ありがとーーー、って気持ちでいっぱいだった。
いくら数年前、江戸川区の成人式でもらった記念品が「いい街、えどがわ」みたいなタイトルの地図3部作であっても(しかも、たしかパッケージに「300円」って値段書いてあった)、こんなステキな花火大会をしてくれるのなら、仕方ないかぁ。
また来年も、いい花火、期待してます。
春は桜。夏は花火。
お酒片手に季節を感じる、日本ならではのイベント。
いいですねぇ~。