20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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「今の日本の税負担は五公五民」(江戸時代の年貢率)

2023年03月24日 | Weblog
            

先日の朝刊に、出ていました。
「年金の入る通帳はマイナンバーと紐づける」

あわてて、お付き合いのある銀行のコンサルの人に、電話してみたら、
「まだ、そういう連絡はきていません」と。

そしたら、その日のニュースで、マイナンバー保険証の代わりに「資格証明書」というのを出すとのこと。
ですから、「年金の入る通帳」云々は、先走りだったのかもしれません。

数日後、そのコンサルの方が、不安に思ったのか、お電話をくださいました。
「やっぱり、普通預金の通帳、どことも紐付けないものを、もう一つ、作っておいた方がいいですね」と。
普通預金の通帳は、一人で2つは作れるそうです。
それで、先日、銀行に予約を入れて、伺ってきました。

今の日本は、江戸時代の「五公五民」と一致するそうです。
つまり、現代の国民が背負う税の負担と、江戸時代の人々が背負っていた税の負担はほとんど同じだということです。
正確には、現代の税負担率は、47・6%だそうです。

「五公五民」とは、江戸時代の年貢率を表現したことばです。
収穫米の5割を年貢として上納し、残り5割を農民の作徳米とすることをいうそうです。

実は、それは北欧並みの、国民負担率だそうです。
北欧と言ったら、国民福祉が充実したイメージがあります。
では、なぜ日本は北欧並みの、福祉の充実した安心して老後を過ごせる国になっていないのでしょう。
私たちの負担した税が、どこかに行って目詰まりしていて、還元されていないからです。

北欧のように、老後や、子どもたちの福祉が、保障されての、五公五民でしたら、納得もできますが・・・。
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